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391サボるシュー
『はぁ~、まいった。まさかこんな事になるとは。お前の母は恐ろしいな。あんな魔力の圧はあの戦い以来だった。いや、悪の化身よりも別の意味で面倒だったかもしれんな』
そんな事を話したシュー。と、すぐにまたドアをノックする音が。今度ノックしてきたのはトレバーだったよ。ニッカがドアを開けると、トレバーがみんなのお茶を運んできてくれたんだけど、シューの分も用意しててくれてて。
シューは今ここに居るけど、今までお片付けしていたはずでしょう? どうしてここにシューがいる事が分かったの?って、みんなに伝えてもらいました。
そうしたらね、トレバーはニコッとしたまま、どうしてでしょうねって。それで終わっちゃったんだ。ねぇ、どうして分かったの? みんなもねぇねぇって。
だけど教えてもらえませんでした。あっ、でもね、僕達も大きくなったら、分かるようになるかもしれないって。
「ジョーディ様、大きくなり訓練すれば、分かるようになるかもしれない、と言うことです」
そうニッカが。訓練すれば分かるようになるの? もしかしてグッシー達みたいに人の気配が分かるようになるとか? でもパパ達はとっても強くて、剣も魔法も上手で、他の街の人達よりもとっても凄いけど、グッシー達みたいに気配は分からないよね?
「そうですね、私達の訓練をすると、分かるようになるかもしれませんよ」
トレバーがそれだけ言って、お部屋から出ていきました。私達の訓練? ん? よく分からないままお話が終わっちゃったよ。シューはそれはお前達だけだろうとか、この家の人間は皆そうなのか?とか、なんかブツブツ言っていました。
と、そんなお話しをしていたら、今度は窓をコンコンする音が。この音は!! 窓の方を見ると、そこにはやっぱりグッシーとビッキーが居たよ。寝てたはずなのにどうしたの? もう起きちゃって良いの? それにほら、今も大きなあくびをしたし。
すぐにニッカが窓を開けてくれてくれます。
『やれやれ、せっかく寝ていたのに。おい、片付けはどうしたんだ』
『休憩だ、昨日からの疲れがな。少しくらい休憩しても良いだろう』
『おい、言われた事はちゃんとやった方が良い。朝方までルリエットに叱られていたお前なら分かるだろう。サボっていたらまた、あのルリエットがお前の所に来るぞ?』
『少し休憩したらすぐに戻る。それよりも私はお前達に大事な話しをしにきたんだ』
『それだ。大体何で気配を消したまま来たんだ、だから面倒な事になったんだぞ』
どうも僕達にお話しがあったらしいシュー。数日前にシューの住んでいる、あの『闇の化身事件』のあった森から出発。森や林、途中の岩の森とか川を越えて、4日でここまで来たんだって。早いねぇ。僕達があそこからお家まで戻ってくるのに、何日かかったっけ?
それで街まで来るまでに、面倒な事に巻き込まれたくなかったシューは、魔獣さん達に会わないように。それからシューに挑んでくるような魔獣さんが来ないように、ずっと気配を消して進んで街の近くの森に到着。そこで人の姿に変身して街に入りました。
そう、本当だったらここで気配が消すのをやめて、ドラッホパパに分かるようにすれば良かったんだけど戻すのを忘れて、それでそのままお家まで来ちゃったんだ。しかもたまたまグッシー達はいなくて、居たのはドラッホパパだけ。
もし気配を消したままでもグッシーがいたら、グッシーはドラッホパパよりも色々な気配に気づくからね、それでシューが来たって分かったかもしれないんだけど。
そう、それで昨日あんな事に。玄関はボロボロ、ママは今までで1番怖くなっちゃって、その後もお家の中はドタバタに。話しを聞き終わったグッシー達は、大きな大きなため息です。
『お前は馬鹿か。お前のせいで大変な事になったんだぞ。まぁ、お前がルリエットにやられるのは自業自得だが、そのせいでジョーディ達も大変だったのだ』
『本当にすまない事をしたな。私もまさかこんな事になるとは思わなかったんだ。この家の人間は皆特殊能力を持っているのか? さっきの奴といい』
『は? 何の事だ?』
『いやなぁ、私に向かってきた者達もかなり強かったが、他にも動きがおかしな者達を大勢見たのでな。昨日はお前でも近づけなかったルリエットに簡単に近づき、平気な顔で指示を受けていた男も居たしな。今も私がここへ来た事を何故か分かった者が居ただろう。他にも色々とおかしな者達が』
『…ここの人間を、普通と思わぬ方が良いぞ』
何の事? ん? グッシー達が嫌な顔をしました。
それから一気にお茶を飲んだシュー。と、ここでさっき部屋を出て行ったばかりのトレバーが戻ってきて、グッシー達に朝のご飯を持ってきてくれました。今日のグッシー達の朝ごはんは、イノシシ魔獣さんの肉の塊にお野菜が詰め込んであって、それを蒸したやつ。美味しいんだよ。
僕も昨日の夜にちょっとだけ食べました、僕のは蒸した後に、トロトロに煮込んであったけどね。
『…やはりおかしいだろう』
『これがここの普通だ』
『そうか…』
ご飯を食べ始めたグッシー達。ご飯を食べながらだけど、シューはすぐにお片付けに戻らないといけないからね、さっさと話しを始めろってグッシーが。
『いや、お前達に頼みがあってきたんだ。お前というか、正確に言えばジョーディに頼みがあって来たのだが』
『ジョーディに?』
『ああ。お前も話だけは聞いたと思うが実は…』
そんな事を話したシュー。と、すぐにまたドアをノックする音が。今度ノックしてきたのはトレバーだったよ。ニッカがドアを開けると、トレバーがみんなのお茶を運んできてくれたんだけど、シューの分も用意しててくれてて。
シューは今ここに居るけど、今までお片付けしていたはずでしょう? どうしてここにシューがいる事が分かったの?って、みんなに伝えてもらいました。
そうしたらね、トレバーはニコッとしたまま、どうしてでしょうねって。それで終わっちゃったんだ。ねぇ、どうして分かったの? みんなもねぇねぇって。
だけど教えてもらえませんでした。あっ、でもね、僕達も大きくなったら、分かるようになるかもしれないって。
「ジョーディ様、大きくなり訓練すれば、分かるようになるかもしれない、と言うことです」
そうニッカが。訓練すれば分かるようになるの? もしかしてグッシー達みたいに人の気配が分かるようになるとか? でもパパ達はとっても強くて、剣も魔法も上手で、他の街の人達よりもとっても凄いけど、グッシー達みたいに気配は分からないよね?
「そうですね、私達の訓練をすると、分かるようになるかもしれませんよ」
トレバーがそれだけ言って、お部屋から出ていきました。私達の訓練? ん? よく分からないままお話が終わっちゃったよ。シューはそれはお前達だけだろうとか、この家の人間は皆そうなのか?とか、なんかブツブツ言っていました。
と、そんなお話しをしていたら、今度は窓をコンコンする音が。この音は!! 窓の方を見ると、そこにはやっぱりグッシーとビッキーが居たよ。寝てたはずなのにどうしたの? もう起きちゃって良いの? それにほら、今も大きなあくびをしたし。
すぐにニッカが窓を開けてくれてくれます。
『やれやれ、せっかく寝ていたのに。おい、片付けはどうしたんだ』
『休憩だ、昨日からの疲れがな。少しくらい休憩しても良いだろう』
『おい、言われた事はちゃんとやった方が良い。朝方までルリエットに叱られていたお前なら分かるだろう。サボっていたらまた、あのルリエットがお前の所に来るぞ?』
『少し休憩したらすぐに戻る。それよりも私はお前達に大事な話しをしにきたんだ』
『それだ。大体何で気配を消したまま来たんだ、だから面倒な事になったんだぞ』
どうも僕達にお話しがあったらしいシュー。数日前にシューの住んでいる、あの『闇の化身事件』のあった森から出発。森や林、途中の岩の森とか川を越えて、4日でここまで来たんだって。早いねぇ。僕達があそこからお家まで戻ってくるのに、何日かかったっけ?
それで街まで来るまでに、面倒な事に巻き込まれたくなかったシューは、魔獣さん達に会わないように。それからシューに挑んでくるような魔獣さんが来ないように、ずっと気配を消して進んで街の近くの森に到着。そこで人の姿に変身して街に入りました。
そう、本当だったらここで気配が消すのをやめて、ドラッホパパに分かるようにすれば良かったんだけど戻すのを忘れて、それでそのままお家まで来ちゃったんだ。しかもたまたまグッシー達はいなくて、居たのはドラッホパパだけ。
もし気配を消したままでもグッシーがいたら、グッシーはドラッホパパよりも色々な気配に気づくからね、それでシューが来たって分かったかもしれないんだけど。
そう、それで昨日あんな事に。玄関はボロボロ、ママは今までで1番怖くなっちゃって、その後もお家の中はドタバタに。話しを聞き終わったグッシー達は、大きな大きなため息です。
『お前は馬鹿か。お前のせいで大変な事になったんだぞ。まぁ、お前がルリエットにやられるのは自業自得だが、そのせいでジョーディ達も大変だったのだ』
『本当にすまない事をしたな。私もまさかこんな事になるとは思わなかったんだ。この家の人間は皆特殊能力を持っているのか? さっきの奴といい』
『は? 何の事だ?』
『いやなぁ、私に向かってきた者達もかなり強かったが、他にも動きがおかしな者達を大勢見たのでな。昨日はお前でも近づけなかったルリエットに簡単に近づき、平気な顔で指示を受けていた男も居たしな。今も私がここへ来た事を何故か分かった者が居ただろう。他にも色々とおかしな者達が』
『…ここの人間を、普通と思わぬ方が良いぞ』
何の事? ん? グッシー達が嫌な顔をしました。
それから一気にお茶を飲んだシュー。と、ここでさっき部屋を出て行ったばかりのトレバーが戻ってきて、グッシー達に朝のご飯を持ってきてくれました。今日のグッシー達の朝ごはんは、イノシシ魔獣さんの肉の塊にお野菜が詰め込んであって、それを蒸したやつ。美味しいんだよ。
僕も昨日の夜にちょっとだけ食べました、僕のは蒸した後に、トロトロに煮込んであったけどね。
『…やはりおかしいだろう』
『これがここの普通だ』
『そうか…』
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『いや、お前達に頼みがあってきたんだ。お前というか、正確に言えばジョーディに頼みがあって来たのだが』
『ジョーディに?』
『ああ。お前も話だけは聞いたと思うが実は…』
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