もふもふが溢れる異世界で幸せ加護持ち生活!

ありぽん

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392時間がない? グッシー達とシューの大切な話しを

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 シューがお話しを始めようとした時でした。グッシーがちょっと待てって言って、僕達に向こうで遊んでろって言ったの。どうして? だってシューは僕に話しがあるって言ったんだよ? 僕が向こうに行っちゃったらダメでしょう?

「めよ! しゅの!」

 今のはダメだよ、話しを聞くのって言ったんだよ。

『そうだよ、ジョーディに話しがあるんでしょう?』

『ならジョーディお話し聞かないのはダメだよ』

『それでジョーディがお話し聞くなら、ボク達もお話し聞かないとダメなの!』

『みんな一緒にお話し聞くんだな!』

『お話し、みんなで聞く!!』

 ブーブーみんなで文句を言います。でもグッシーはダメだって。お兄ちゃんがどうして?って聞いたら、僕達が一緒にお話しを聞くと、なかなかお話しが進まないからだって。すぐに煩くなるのもダメって言いました。
 僕達が居てもお話しはできるでしょう? それにいつも僕達はお話ししてる時、ちゃんと静かにしてるよね。みんなでねぇってします。

『はぁ、いつも話している最中に、色々話しに入ってくるだろう。それに質問もたくさんしてきて。しかも盛り上がってくると、お前達はとまらなくなる。だから先に我が話しを聞く』

 きっともうすぐ、シューがお片付けをサボっているのに気づいて、ママかベルがシューを連れ戻しにくるるはずだから、ゆっくりお話しはできない。
 それを考えれば、僕達が一緒に話しを聞くと、大事な話しが全部話せないうちの終わる可能性が高いから、だからダメなんだって言いました。

 だから僕達いつも静かだよって、ん? ママが連れ戻しに来る? ママ寝たばっかりなんだよね? 今ぐっすり寝ているはず。それなのにシューを連れ戻しに来るの?

『ほら、後で我がゆっくり話しをしてやるから、今は向こうへ行っていろ』

 ドラッホパパ達がみんなを咥えてお部屋の向こう、グッシー達から1番離れた場所に、さっさと連れて行っちゃって。僕とお兄ちゃんはニッカが抱えて、同じ場所に連れて行きました。もう! 邪魔しないって言ってるのに!
 みんなでブーブー言いながら、グッシー達の方を見ます。僕達が離れているうちに話しを始めたみたいで、グッシー達は真剣な顔で話しをしていました。

 離れたせいでボソボソとは聞こえるけど、何を話しているかぜんぜん分かりません。でも僕達は何とか話しを聞こうと、段々と首が伸びてきて、それから体も斜めになっちゃって。お兄ちゃんも同じです。

 シューのお願いって何だろうね。グッシーにじゃなくて僕にお願いなんでしょう? 僕ができる事はそんなにないんだけど。魔法が使えるわけじゃないし、剣が使えるわけでもなし、普通の生活でもできな事の方が多いし。そんな僕にお願い? 

 あっ、でもできるものもあるよね。光魔法のフラッシュとか契約魔法とか。契約魔法だったら、この前シューの森にいた時に、僕達を見た魔獣さんの誰かが、僕と契約したいって思ってくれて、それをシューが伝えにきたとか。

 フラッシュをやって欲しいなら? 確かシューの住んでいるあの森にも、アンデッドが出ちゃったんだよね? もしかしてそのせいで森の中が暗くなっちゃって、そのままの状態が今も続いているとか。アンデットが居ると、周りが暗くなるもんね。

 まだアンデッドが居る? もしそうだったら、すぐに行った方が良いんじゃない? シューはお家に来るのに4日で着いたけど、僕が行くとなると何日かかるか分からないもん。グッシーに連れて行ってもらっても良いけど、それだと他のみんなが行けない。
 えと、パパとママ、お兄ちゃんでしょう。それからドラック達はドラッホパパ達が連れて行ってくっれて、後はレスターとベルとニッカと。

 それに遠くに行く時には荷物もいっぱい。特にママの荷物がいっぱい。いつもパパにもう少し荷物を減らしたらどうかって言われてるの。でもママは絶対に減らさないって。お家に帰ってくる時は、そのいっぱいの荷物が2倍になります。
 グッシー達にも手伝ってもらって、持って帰ってくるんだけど。それでも大変なんだよ。

『何のお話しだろうね?』

『ぜんぜん聞こえないや』

『難しいお話しかもなの』

『グッシー、変な顔してるんだな』

『変な顔、ビックリしてて、嫌そうな顔してるね』

 そう、今グッシーは、とっても嫌そうな顔をしています。さっきまで真剣なお顔で話ししていたのに、今は敵が来た時にする嫌そうな顔じゃなくて、面倒くさい事をしなくちゃいけない時にする嫌な顔。

 と、その時でした。どこからかピシッと、パシッ!って音が聞こえて、グッシー達がドアの方を振り向きました。それからすぐにノックが聞こえて、ニッカが返事をするとささっとレスターが入って来ました。そしてすぐ僕達の前に立って、ニッカにも僕達の前に立つように言ったよ。

「よろしいですか、少し静かにしていてくださいね。すぐに終わりますから」

 なにが? そう思いながらドアの方を向きます。

『ほらみろ、もうバレた』

『こんなに早くか!?』

『お前は昨日の事があって、まだそんな事を言っているのか』

『い、いやそうなんだが。いくら何でも早過ぎるだろう。確かに寝たと、確認してすぐにここへ来たのだぞ。…そう言えばいつから気配がしていない?』

『そう言う事だ。まぁ、大人しく戻るんだな。とりあえずお前の話しは分かった。後でまたゆっくり話しをしよう』

『…おかしいだろう』

 パキッ! パシッ! ずっと音は鳴りっぱなしで、その音はだんだんと大きな音に。そしてドアを誰かがノックしました。
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