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427今度こそ雪ジャンプ成功?
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先ずは踏ん張る練習。洋服を1枚脱いだ僕、最初の時よりも動きやすいはず。ジャンプする前の大事な踏ん張りだからね。先ずはこの練習からだよ。
でもその前に、ちょっと準備運動。軽く足をピロピロ、手もピロピロ。その後は足と手、両方合わせてピロピロ。そんな僕の準備運動を見て、ママ達がよく両方動かせるって、そう言っている声が聞こえました。
よし! 準備運動終わり!! 何か遠くまで飛べそうな気がするよ。すぐに、思いっきりしゃがんで踏ん張る僕。
あれ~、最初の時と変わらないような? 洋服を着すぎてた時みたいに、足の部分の洋服が、僕の足を締め付けてきたんだ。僕、洋服脱いだよね?
そんな事を思っていたら、僕はそのまま後ろに転びそうになっちゃいました。すぐに側にいてくれたグッシーが助けてくれて、倒れはしなかったけど。
「ちー、あちょお!」
『別にそれは良いのだが、どうにもジョーディの動きは危なっかしいな。帰ってきてからも考えていたが。ジョーディ、洋服を着すぎではないか? だから動きが悪いのだろう?』
うん、そうなの。でもこれでも1枚洋服を脱いだんだよ。まん丸姿がちょっと縮んだまん丸になったんだよ。
「初めての雪だもの、ジョーディが風邪を引いたらいけないわ」
『だがな、これはちと着せすぎでは? 風邪なら我が治してやれるだろう』
「なるべく魔法を使わないようにしないと、それが普通だと思って成長したらダメだもの。確かにグッシーは病気を治してくれるわ。でもそれはあなただからよ。普通はそう直せないのだからね」
『だがなぁ、それでもこれは着させ過ぎだと思うぞ』
ママとグッシーがお話しをしている間に、グッシーに立たせてもらった僕は、もう1回踏ん張る練習です。ドラック達がスレスレまで転ばないように、後ろで支えてくれるって。ありがとう!!
しゃがんでしゃがんで、踏ん張って! 僕のお尻をドラック達が体全体で支えてくれます。うん、ドラック達のおかげで、動きにくい足が、しっかりと地面を踏んでいるよ。これなら力を入れてジャンプできるはず。
「にぇ、じゃぷぅ、びょにょねぇ」
今のは、ねぇ、ジャンプの時はびょんっ!て言うからね、って言ったんだよ。ドラック達が分かったって。それから僕がびょんっ!て言ったらすぐに後ろに飛んで逃げるから、大丈夫だから思いっきり飛んでね、って言ってくれました。またまたみんなありがとう!!
よし! 今度こそ飛ぶぞ!! それで綺麗な跡をつけるんだから。もしダメでも諦めないで練習するよ。それで雪ジャンプができなくなるまでに、絶対に綺麗な跡を付けるんだ。
「みにゃ、びょ!!」
『後ろにジャンプ!』
『みんな離れるなの!!』
僕が叫ぶと言っていた通り、すぐに僕から離れたドラック達。そして僕は思いっきり前にジャンプしました。
びょんっ!! びしゃあぁぁぁ!!
目を瞑って体全体が雪に埋もれる僕。どう? 今度こそちゃんとジャンプできた? というか誰か僕のこと助けて! ジャンプしたのは良いけど、やっぱり立てないの!
さっきはすぐに助けてもらった僕。でも今度はすぐに助けてもらえなくて。僕は跡が崩れないように顔を少しだけ上げて、助けてって言いました。それですぐにドラッホの声が。僕が助けてって言ってるって言ってくれて。
ばしゃ! 僕は洋服を引っ張られて、雪の中から助け出されました。僕は急いで顔の雪をはらいます。どう!? ちゃんと僕の跡付いた!? 最後は顔をブルブルした僕、綺麗に付いたはずの僕の雪の跡を探して。
目の前には最初の時と同じ形の、僕の雪の跡が付いていました。ああ~! 残念!! ちゃんと飛べたと思ったんだけど、それは思っただけで、やっぱり飛べていなかったみたい。
僕の横に移動してきたドラック達も、残念!!って一緒の残念がってくれたよ。あっ、でもね、最初よりもちょっとだけ飛べていたみたいです。ミルクが僕の足跡を見て、ミルクの足先分だけ飛べてるって教えてくれたよ。
ミルクの足先分…、そんなにジャンプできたんだね。僕はやったぁ!をしました。でもその時僕の後ろから、『くっ』って笑い声が。僕はぶらぶら揺れたまま、後ろを振り返ります。
そう僕を雪から助けてくれたのはグッシー。僕を咥えてぶらぶらするのは、グッシーやバディー、それとドラックパパにドラッホパパ。でも今の感じは絶対にグッシーて、僕ちゃんと分かるんだよ。そして笑った声もグッシーね。
僕が振り返ると、すぐに僕を下に降ろしたグッシーは、僕の雪の跡をマジマジと見て、その後僕をマジマジと見て、大きな声で笑い始めました。
『ガハハハハハッ!! 何だ今のは! 雪飛び込みをしたのだろう? 我にはただ倒れたように見えたが。しかも真面目な顔をしながら思いきりな。あの顔を思い出すと。ハハハハハッ!!』
と、次に笑い始めたのはパパだったよ。疲れてベンチに座っていたパパ。いつの間にか僕達の近くに来ていて、それで笑い始めたんだ。
「はははっ! ジョーディ、今のは本当にジャンプしたのか? まぁミルクの話しじゃ、ミルクの足先分は、最初よりも飛んだらしいが。だがどう見ても倒れたようにしか。くくくっ」
そしてパパが笑ったら、ドラックパパ達も笑い始めたんだ。みんな最初のママみたいに、僕の雪飛び込み、真面目な顔をして飛ばないで倒れたのが面白いって、なかなか笑いが止まりません。
僕は真剣に雪飛び込みをしてるんだよ。そんなに笑わなくても良いじゃん。僕はブスッとほっぺ膨らませます。そして僕の横で怒ってくれるドラック達。
『笑ったらダメなんだよ!』
『ジョーディ、一生懸命練習してるんだよ!』
『さっきよりも飛べたなの!!』
『そうなんだな! オレの足先分だけ飛べたんだな!』
『す、すまない。だがあの顔、ハハハハッ!』
「ああいう飛び込み方もあるんだな」
それから少しの間、パパ達はずっと笑っていました。
でもその前に、ちょっと準備運動。軽く足をピロピロ、手もピロピロ。その後は足と手、両方合わせてピロピロ。そんな僕の準備運動を見て、ママ達がよく両方動かせるって、そう言っている声が聞こえました。
よし! 準備運動終わり!! 何か遠くまで飛べそうな気がするよ。すぐに、思いっきりしゃがんで踏ん張る僕。
あれ~、最初の時と変わらないような? 洋服を着すぎてた時みたいに、足の部分の洋服が、僕の足を締め付けてきたんだ。僕、洋服脱いだよね?
そんな事を思っていたら、僕はそのまま後ろに転びそうになっちゃいました。すぐに側にいてくれたグッシーが助けてくれて、倒れはしなかったけど。
「ちー、あちょお!」
『別にそれは良いのだが、どうにもジョーディの動きは危なっかしいな。帰ってきてからも考えていたが。ジョーディ、洋服を着すぎではないか? だから動きが悪いのだろう?』
うん、そうなの。でもこれでも1枚洋服を脱いだんだよ。まん丸姿がちょっと縮んだまん丸になったんだよ。
「初めての雪だもの、ジョーディが風邪を引いたらいけないわ」
『だがな、これはちと着せすぎでは? 風邪なら我が治してやれるだろう』
「なるべく魔法を使わないようにしないと、それが普通だと思って成長したらダメだもの。確かにグッシーは病気を治してくれるわ。でもそれはあなただからよ。普通はそう直せないのだからね」
『だがなぁ、それでもこれは着させ過ぎだと思うぞ』
ママとグッシーがお話しをしている間に、グッシーに立たせてもらった僕は、もう1回踏ん張る練習です。ドラック達がスレスレまで転ばないように、後ろで支えてくれるって。ありがとう!!
しゃがんでしゃがんで、踏ん張って! 僕のお尻をドラック達が体全体で支えてくれます。うん、ドラック達のおかげで、動きにくい足が、しっかりと地面を踏んでいるよ。これなら力を入れてジャンプできるはず。
「にぇ、じゃぷぅ、びょにょねぇ」
今のは、ねぇ、ジャンプの時はびょんっ!て言うからね、って言ったんだよ。ドラック達が分かったって。それから僕がびょんっ!て言ったらすぐに後ろに飛んで逃げるから、大丈夫だから思いっきり飛んでね、って言ってくれました。またまたみんなありがとう!!
よし! 今度こそ飛ぶぞ!! それで綺麗な跡をつけるんだから。もしダメでも諦めないで練習するよ。それで雪ジャンプができなくなるまでに、絶対に綺麗な跡を付けるんだ。
「みにゃ、びょ!!」
『後ろにジャンプ!』
『みんな離れるなの!!』
僕が叫ぶと言っていた通り、すぐに僕から離れたドラック達。そして僕は思いっきり前にジャンプしました。
びょんっ!! びしゃあぁぁぁ!!
目を瞑って体全体が雪に埋もれる僕。どう? 今度こそちゃんとジャンプできた? というか誰か僕のこと助けて! ジャンプしたのは良いけど、やっぱり立てないの!
さっきはすぐに助けてもらった僕。でも今度はすぐに助けてもらえなくて。僕は跡が崩れないように顔を少しだけ上げて、助けてって言いました。それですぐにドラッホの声が。僕が助けてって言ってるって言ってくれて。
ばしゃ! 僕は洋服を引っ張られて、雪の中から助け出されました。僕は急いで顔の雪をはらいます。どう!? ちゃんと僕の跡付いた!? 最後は顔をブルブルした僕、綺麗に付いたはずの僕の雪の跡を探して。
目の前には最初の時と同じ形の、僕の雪の跡が付いていました。ああ~! 残念!! ちゃんと飛べたと思ったんだけど、それは思っただけで、やっぱり飛べていなかったみたい。
僕の横に移動してきたドラック達も、残念!!って一緒の残念がってくれたよ。あっ、でもね、最初よりもちょっとだけ飛べていたみたいです。ミルクが僕の足跡を見て、ミルクの足先分だけ飛べてるって教えてくれたよ。
ミルクの足先分…、そんなにジャンプできたんだね。僕はやったぁ!をしました。でもその時僕の後ろから、『くっ』って笑い声が。僕はぶらぶら揺れたまま、後ろを振り返ります。
そう僕を雪から助けてくれたのはグッシー。僕を咥えてぶらぶらするのは、グッシーやバディー、それとドラックパパにドラッホパパ。でも今の感じは絶対にグッシーて、僕ちゃんと分かるんだよ。そして笑った声もグッシーね。
僕が振り返ると、すぐに僕を下に降ろしたグッシーは、僕の雪の跡をマジマジと見て、その後僕をマジマジと見て、大きな声で笑い始めました。
『ガハハハハハッ!! 何だ今のは! 雪飛び込みをしたのだろう? 我にはただ倒れたように見えたが。しかも真面目な顔をしながら思いきりな。あの顔を思い出すと。ハハハハハッ!!』
と、次に笑い始めたのはパパだったよ。疲れてベンチに座っていたパパ。いつの間にか僕達の近くに来ていて、それで笑い始めたんだ。
「はははっ! ジョーディ、今のは本当にジャンプしたのか? まぁミルクの話しじゃ、ミルクの足先分は、最初よりも飛んだらしいが。だがどう見ても倒れたようにしか。くくくっ」
そしてパパが笑ったら、ドラックパパ達も笑い始めたんだ。みんな最初のママみたいに、僕の雪飛び込み、真面目な顔をして飛ばないで倒れたのが面白いって、なかなか笑いが止まりません。
僕は真剣に雪飛び込みをしてるんだよ。そんなに笑わなくても良いじゃん。僕はブスッとほっぺ膨らませます。そして僕の横で怒ってくれるドラック達。
『笑ったらダメなんだよ!』
『ジョーディ、一生懸命練習してるんだよ!』
『さっきよりも飛べたなの!!』
『そうなんだな! オレの足先分だけ飛べたんだな!』
『す、すまない。だがあの顔、ハハハハッ!』
「ああいう飛び込み方もあるんだな」
それから少しの間、パパ達はずっと笑っていました。
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