【短編】ラバーズ・ファーム―転移した18禁ゲームの世界で後輩とフラグが立ちました。ブラック企業を脱走した俺たちのスローライフ―

「死ぬほど働いたご褒美が、18禁の牧場生活(スローライフ)なんて冗談だろ?」

ブラック企業で心をすり減らし、泥のように働いていたイチイ(30歳)と後輩のヒバ(20歳)。ある日、限界を迎えた2人が目を覚ますと、そこは色鮮やかな牧場経営ゲーム『ラバーズ・ファーム』の世界だった。

クワを振れば汗が飛び、種をまけば芽が出る。そんなシンプルな営みに、イチイの心は少しずつ癒やされていく。


だが、そこはただの牧場ゲームではなかった。この世界の本質は、住人たちと「夜の交流」を楽しむための大人向けR18ゲーム。


「住人と仲良くしないでください。フラグが立つ」

人嫌いで人間不信のヒバは、イチイが町の人に愛想を振りまくたびに不機嫌を募らせる。


赤いスカーフをなびかせるお人好しな先輩と、重たい前髪の奥で執着を燃やす後輩。
広大な農場(フィールド)で、「収穫」されるのは、作物か、愛情か、それとも——。


【執着気味の重い後輩】×【フレンドリーでお人好しなちょろい先輩】

2人の異世界牧場スローライフ。


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