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01 プリンがない!
しおりを挟むガタッ
三「あれ、ない」
三女が冷蔵庫を開けて首を傾げている。
末「ナツ姉どうかしたの?」
三「プリンがないの」
長「食べてないよね?」
長女が次女のほうを見て確認した。
次「心外よ姉さん。ヒカリを先に疑うべきです」
末(ギクッ)
「あたいも食べてない!」
三「どっちなの?」
次「きっとナツが食べたのに覚えていないだけよ。先月もあったわ」
長「本当に食べてないの?」
三「今回はちゃんと確認してたもん。食べてない」
と三女は自室から手帳を持ってきた。あるページを開くと3人の姉妹たちに誇らしげに見せつける。そこには収支を管理する表があった。確かに三女のせいではないと全員が同意した。
末「ユイ姉、プリン好きだよね?」
長「私!?」
三「ユイ姉はないでしょ。ツイ姉嘘上手いからなー」
いぶしかしげに見られて少し腹が立った次女は矛先を長女に向ける。いくら原因が自分の過去の所業にあろうとも関係はない。
次「たまには信用なさい。………それにしても姉さん、リアクションが大きかったですね」
長「びっくりしただけよ!私を疑っているの?」
次「別に?」
(怪しいですね………)
末(裏切る訳じゃないけどごめんね)
「昨日、ユイ姉プリン食べてた」
長「ヒカリも食べたでしょ!………あ」
末子の裏切りに目を剥いた長女は思わずもう1人の存在も暴露してしまった。勿論それを次女と三女が見逃すわけもなく………。
次「姉さん、諦めてお縄につきなさい」
※お縄につく=逮捕される
三「謝罪しろぉお!」
長・末「大変申し訳ございませんでしたぁ!」
三「二人でプリンを今すぐ買ってコォい!異論は認めないっ!」
長・末「はいぃい!!」
初めまして、作者のルリコです。初投稿作品となります
短編も日常も苦手な作者ですが精一杯書きました。なぜそれでも投稿したかというと、友人に見せたときの反応が普段よりよかったからですね………。下手ではないと思うので投稿しましたが((
少しでもいいなと思ったらなんでもいいので反応をください!
最後まで読んでいただきありがとうございました
応援ありがとうございます!
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