続・愛しては、ならない

 ――きっと、あの日ひと目貴方を見た瞬間から私は惹かれていた。
 貴方の涼やかな瞳の中に宿る哀しさを、知りたい、癒してあげたい、と思った――それはきっと恋だった。私にとって生まれて初めての……
 

 年齢もお互いの境遇も何もかも飛び越えて、一緒に生きていけたならどんなに良いだろう。
 愛し合うことが許されないというなら、どうして運命はふたりを巡り合わせて
しまったのだろう――





※※


「愛しては、ならない」続編です

前作同様、主人公の過去の回想に幼い子供に対する虐待の表現があります。不快に思われるかたは閲覧をお控えください。
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