一よさく華 -嵐の予兆-
十日ごとに遊郭に現れる青年がいる。
柚月一華(ゆづき いちげ)。
元人斬り。
今は、かつて敵であった宰相、雪原麟太郎(ゆきはら りんたろう)の小姓だ。
人々の好奇の目も気に留めず、柚月は「白玉屋」の花魁、白峯(しらみね)の元を訪れる。
遊ぶためではない。
主の雪原から申し渡された任務のためだ。
隣国「蘆(あし)」の謀反の気配。
それを探る報告書を受け取るのが、柚月の今回の任務だ。
そんな中、柚月にじわりじわりと迫ってくる、人斬りだったことへの罪の意識。
「自分を大事にしないのは、自分のことを大事にしてくれている人を、大事にしていない」
謎の言葉が、柚月の中に引っかかって離れない。
「自分を大事にって、どういうことですか?」
柚月の真直ぐな問いに、雪原は答える。
「考えなさい。その答えは、自分で見つけなさい」
そう言って、父のように優しく柚月の頭を撫でた。
一つよに咲く華となれ。
企画より参りました。
投稿されているぶん、21話全て読ませていただいております!
面白いです。架空歴史ファンタジーと言えばいいのでしょうか、作者さまの世界観に引き込むのがとても巧いと思いました。
用語や固有名詞を先に説明してもらえたおかげでわかりやすく話に入っていくことができます。
会話はワンシーンでしたが、柚月と椿の関係性が好きでした。あのくらい、ちょっともどかしいくらいが良いです……。
遊郭の面々と過去の自分を照らし合わせてるような描写が良いと思いました。笑顔が悲しいのは彼も同じのような気がします。
大人びた柚月ですが、彼にとって予想外の事態が起きると口調に焦りが出たり、くだけたりで等身大が出ているなぁと微笑ましくもなりました。
派手なシーンを入れず、このようなドラマを繊細に描けるのはとても素晴らしいと思います。
素敵な作品をありがとうございました!
応援しております。
こんにちは、A_riaです。
作品を読ませていただきました。
世界観、時代背景共に受け取りやすく、大変楽しく読ませていただきました。
また、登場人物のひとりひとりに個性があり、先の展開が楽しみな作品だなと感じました。
質素な感想となってしまいましたがこれからも頑張ってください!
こんにちは、aozoraです。
この作品読ませていただきました。
まず最初に思ったのは、世界観がとてもいいなと感じました。歴史を元にしたファンタジーということで、なかなか類を見ない作品で、とても興味が惹かれました。しかしその一方で、難しい言葉を使いすぎかなとも思いました。言葉の意味が分からない方もいらっしゃると思うので難しい言葉にフリガナをふったり、もう少し少なくしてもいいかもしれません。私も少し読みずらいなと感じました。ですが内容的には面白いと思うのでこれからも頑張ってください!
一章序盤から飛ばして読んじゃってて大変恐縮なんですが、不穏なスタートの感じはそのままに、文章の読みやすさも圧倒的に上達されていると思いました。間にめちゃくちゃ重厚なストーリーが挟まっているのがビビッと分かります。読みます!!!
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