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第6章 第6特殊犯捜査・第6係の本気

52: 蘭府虎臥への帰還命令

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 枕元で電話が鳴った。
 親父は体を伸ばして、受話器を取った。
 ハアハアと息を切らしながら「・・何や・・」と苦しそうに答えると、次に短い指示をし投げ付ける様に受話器を置いた。
 気持ち的には、未だ1時間かそこらだと思っていたが、実際には親父の部屋にしけこんで、もう既に2時間近く経っていた。

 時間を忘れる程、お互いの体に貪り付いていた親父と俺。
 二人の体は、汗ばみヌラヌラといやらしく光を反射していた。
 親父は両手に唾液を垂らしながら起き上がり、俺の乳首に吸い付いた。
 親父は唾液を馴染ませた手で俺のペニスをしごいた。
 両手で絞るように、こねくりまわす様に、親父にペニスをしごかれた俺は、「おお・・おお・・」と絞った喘ぎ声を上げ腰を上下させた。

 左手で俺の陰茎を握った親父が、右手を口元に運びダラーと糸を引かせながら唾液を垂らした。
 その唾液でべチョべチョになった右手の掌を、俺の亀頭の先にあてがった親父は、掌を俺の亀頭に押し付け、ヌチャヌチャと音を立て円を書くように俺の亀頭を撫で付けた。
 グーっと押さえつけられた俺の亀頭は、形を崩し鈴口が開いていた。
 その開いた鈴口に、親父の手のマメが触れる度に俺は、ペニスの先に電極を突っ込まれ全身に電流を流されてるような感覚に襲われた。

 体を小刻みに痙攣させながら「あっ・あっ・あっ・あっ・・・」と途切れ途切れに喘いだ俺。
 親父はハアハアと息を漏らしながら、俺の乳首に歯を立て、更に激しく俺の亀頭を責める。
 俺は親父の頭を思い切り抱きしめ、両足に力を入れ親父の腰をギュッと挟み込みブルブルと股を振るわせた。
 「あかん・・あかんて・・親父。クァ・・・っ・・あかん・・イキそう・や・・」と食い縛った奥歯の隙間から声を絞り出した。

 親父は「まだあかんぞ・・イクなよ」と言いながら俺を押し倒した。
 俺を押し倒した親父は、俺のふくらはぎを抱えると、体重をかけながら俺のケツを押し上げた。
 親父は俺のケツの穴にペニスをあてがい、目を堅く閉じ「おおお・・」と息を漏らし、ゆっくりと俺のケツにペニスを挿入してきた。
 そして暫く俺のケツの中の感触を味わうかの様に、ジッとしたままペニスだけを俺の中でビクンビクンと反り返らせた。
 次に親父は、腰だけを前に突き出すように俺のケツを突きだした。

 ニュチャ・・・・ニュチャ・・・と音を立てながら腰を前にクックッと突き上げた親父。
 スーーーーっと食い縛った歯の隙間から息を吸った親父は、「ホンマたまらんわ、お前のケツ・・吸い付いてきょる・・ペニスに・・ああ・・気持ちエエ・・ホンマ・・ホンマに・・エエケツの穴しとる・・」と囁いた。
 親父は俺の太股を俺の腹に押し付け、更に俺のケツを引き上げる。
 俺の太股に手を添えた親父は俺の足を広げ、親父と俺の結合部を見つめながら腰を振り続けた。
 親父は俺との結合部を見つめながら、「おおお・・すげェ・・繋がっとる、お前と・・お前のケツが俺のペニス咥え込んどるぞ・・」とハアハアと息を切らしながら擦れ声を上げた。

 俺との結合部に両親指を掛けた親父は、俺のケツの穴を広げながら腰を突き上げ続けた。
 更に息を荒げた親父は、「何や・お前のケツ・・汁垂らしとるやないか・・おお・・垂れとる垂れとる・・」と言い腰を突き上げる速さを徐々に増した。
「ケツちゃうわ・・お前の・・女のオメコと同じや・・お前のケツは」と続けた親父は、一度頭を大きく後ろに仰け反らせ「おおおお・・・」と大きく雄叫びを上げた。

 ゆっくりと視線を俺との結合部に戻した親父は、「・・やらしいケツの穴やの・・肉もビロンビロンなっとるやんけ・・汁垂らしながら・・吸い付いとる・・」と言いながら肩に掛けた俺の足首を握り締め腰を大きく前後に振った。
 パン・・パン・・パン・・と俺のケツに親父の太股があたる音が大きく部屋中に響いた。

 「ああ・・エエぞ・・エエぞ・・虎・・クッゥゥ・・ゥ・・ハァァァ・・ウーン」と腰を振りながら体を仰け反らす親父。
 親父が腰を振る度に、親父のコメカミ辺りの汗が、頬を伝い首筋・胸・腹へと流れ落ちた。
 「どや、虎!?・・エエか?エエんか?」と叫ぶ親父。
 「エエぞ、親父・・もっと・・もっと掘ってくれや・・親父・・」とペニスをしごきながら答える俺。
 「こうか?・・こうか?・・・虎!?」と更に激しく腰を振る親父。
 体の上に親父の汗を飛び散らせ「ああああ・・・」と思わず叫んだ俺。

 親父が「これはどないや!?・・どや!?・・エエか!?」と聞きながら腰を回してペニスで俺のケツをかき回す。
 パンパンになった親父のペニスがグチョグチョと音を立てながら、俺の前立腺をリズミカルに刺激した。
 俺は歯を食い縛り「あかん・・イキそう・・イキそうや親父・・」と唸り声を上げた。
 親父は「よっしゃ。・・俺ももうすぐや・・おおォォォー・・・待てよ・・待てよ・・エエぞ・・虎・・もうすぐやさかい・・一緒に・・一緒にイクんやぞ・・おら・・おら・・ウーーッ・・おおォ・・ウー・・ン・・イク イクぞ虎!」と顔を歪め苦しそうな声を漏らし、腰を更に激しく振った。

 親父は「イケ!・・今や!・・虎!・・イケ!・・虎!・・今や!・・今やーッ!!」と叫び声を上げると、腰を突き出し、俺のケツの奥深く奥深くへとペニスを突き刺した。
 体を仰け反らし体を小刻みに痙攣させ「うおおおおー・・」と雄叫びを上げた親父は、腰を振りながら体をビクンビクンと激しく痙攣させた。
 親父は「アッ・・アッ・・アッ・・」と切なげな声を上げ俺の中でペニスを脈打たせる。
 ドク、ドク、ドクっと親父の精液が俺の中に放出されるのを腹の中で感じながら俺も果てた。

 ハアハアと肩で息をし、ゆっくりネチャネチャと腰を振った親父。
 時折「はうっ!」と体をビクつかせていた親父。
 目と目が合った親父と俺。
 親父は俺の頭を撫で、何とも言えない優しげな微笑を浮かべて、俺に覆い被さって来た。
 親父と俺はハアハアハアと肩で息をしながら汗でグチョグチョになった体を抱きしめあう。
 何とも言えない満足感と、心地よい疲労感に包まれた親父と俺は、いつの間にか浅い眠りに落ちて行った。

 低速で走り、大音量で騒音をまき散らす廃品回収車のアナウンスで目が覚めた。
 「ご家庭内でご不用になりましたテレビ、パソコン、洗濯機、冷蔵庫、バイク、ペット..はありませんか?壊れていても構いません...無料にて、無料にて回収させて頂きます。分からないことがありましたら巡回係員までお気軽にご相談ください」
 ペット?符丁だ!俺の頭は一気に目覚めた。
 同時に、もう一人の俺も目覚めた。
 同僚達がこんな形で接触をして来たのだ、状況は一気に変化しているのに違いなかった。



 久しぶりに署に戻った俺を待っていたのは思わぬ命令だった。
 いつもの俺なら、任務を途中放棄するなど受け入れられる筈もなく徹底的にそれを拒否していただろう。
 だが今回は違った。
 次の任務への興味があったのは勿論だが、今の任務を続けて行けば、いずれあの親父を無惨に裏切らなければならない事が目に見えていたからだ。


 次の任務を指示し終わった後、直属の上司である警部が、『お前はたとえ、この出向を終え大阪に戻って来ることがあっても、此処には来んだろうから、これは選別代わりだ』と言って、次のような事を話し始めた。

「俺は、真澄と若い頃、一緒に仕事をした事がある。面白い男だぞ。俺は、お前さんを手放したくないが、真澄の元に行くのなら、それも良いかと思ってる。・・奴とは一度、二人でやけ酒を呑んで、奴の本音みたいなのを聞いた事があるんだ。ある事件で横槍が入ってな、普段は滅多にそう言うことを喋らん男だったが、余程それが悔しかったとみえる。、、奴によると、結局の所、俺達、警官が目指すべき理想的な社会の姿などこの世界の何処にもないそうだ。法などポンコツな道路標識にしか過ぎないとも言った。奴の経歴を見ると、結構説得力のある話だよ。ただ、奴が辿り着いた結論は、立場の弱い人間たち、あるいは多数の人間たちを脅かす奴らを、俺達が徹底的に取り除いて行けば、もしかしてそこに理想に近い社会の姿の原型が見えて来るんじゃないかって、そう思ったそうだよ。消去法だよ。自分は未だにそう言う幻想に取り憑かれているんだって言ってたな。」
「、、そこに残るのは、醜怪な世界かも知れませんがね。」
「、、そうそう!よく解るな!奴も最後は、今のお前のその言葉で締め括っていた。、、まあ、アレから随分たった。今、真澄がその辺りの事をどう考えているか、良くは判らないがね。」

 真澄雄悟、面白そうな男だと俺は思った。


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