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第7章 生者と死者を巡る受難と解放の物語

63: 本当の男の裏の顔  (2)

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 時々、俺の叔母だった人の事を思い出す。
 とても綺麗な人で、頭も良く、そんな彼女が自分の親戚だという事だけで嬉しく誇らしい気持ちになったものだ。
 だがそれも長くは続かなかった。
 彼女が親類縁者、もちろん、彼女の夫からも縁を切られたからだ。
 少しは、その理由も聞かされていた。

 彼女は俗に言う「買い物依存症」だったようだ。
 高い洋服やアクセサリーを意味もなく買ってくる。
 元々、頭の良い女性だから、夫はその事に彼女なりの何か特別な理由があるのだと思っていたようだ。
 だが実際には違った。
 彼女は「買う」事を止められなかったのだ。
 夫婦は話し合いをして、二人でこの事を克服しようと決めたようだ。

 暫くは、彼女の買い物癖も収まったかのように見えた。
 だが事は簡単には済まなかった。
 彼女は買い物をする代わりに、夫に隠れて万引きや、詐欺まがいの事をして、物品を手に入れるようになっていた。
 ソレが少し欲しくなったら、絶対にそれを手に入れたくなったし、欲しいモノがない時は、欲しいと感じようと自分で気持ちを高めたとさえ言う。
 それが夫に知れて、とうとう彼女は離縁された。

 人は彼女の事を色々と分析した。
 きっと寂しかったから、その心の穴を埋めようとして「買い物依存症」になったんだろうとか、色々だ。
 だが、何が寂しかったのか?その心の穴は誰が開けたのか?本人なのか、夫なのか、周囲の人間なのか?何も判らなかった。
 多分、本人にだって判らなかったんだろうと俺は思っている。


 深夜、公園に行き、便所の壁に手をついてケツを差し出すと、ジーっとズボンの前チャックが開いた音がして、ペニスが挿入される。
 観てるやつらが、数人いることもある。
 もう4人目とかで、廻されてる時には土の上に転がされ犯されている。
 その場の全員のザーメンを、中出しで浴びる。
 俺が、そんな「便所」だって事を、「彼氏」は知っている。
 だけどここまで悲惨な状態にさせられてるとは思わないだろうな。
「種ください。中にください。俺はゴミです。ザーメン捨ててください。今年は200発中出しされてる、はーーーー。へへへへ。お父さん。俺に中出ししてくださいよー。」
 中にどくんどくん!
 順番待ちも「おおお、中出しや」のため息混じり。
 もう中毒だ。

 深夜でも何通かメールが届く。
「掘らせろ」
「部屋暗くして待っとけ」
 それを見て、そのままサウナへ移動する。
 やる為の大部屋やらを見て回るとデブがいて、そいつをしゃがんで観察すると、手が出てきてこっちへ来いと指で指図してくる。
 デブは100キロはあるだろう。
 そのまま股間に顔をうずめ、しゃぶった後、跨って腰振ったりしてると、ケツの中で終わらない痙攣が続き、びゅくーびゅーくーっと大量のデブからの中出しを受ける。
 そういうのを、飲むこともしょっちゅうだ。
 デブのザーメンを飲む。
 、、、もてない野郎の処理をする。

 入り口の大部屋は、俺にとって懐かしい部屋だ。
 俺が初めて潜入した時、親父連中に上半身力ずくで押さえられチンポが何本もケツで爆発した。
 あの時、他に若い野郎はいなかった。
 40代後半以上のチンポが、俺のマンコではてた。
 、、、解放されたあとには、大量のティッシュ。
 戻ってきた親父のチンポをフェラさせられ飲んで終わった。
 右乳首にひとり、左乳首にひとり、俺のチンポは誰かがしゃぶり、ケツには俺が、どびゅどびゅっ、イイーと感じると抜かれ、又、新しいチンポが挿入された。
 ギャラリーの若い短髪兄貴達は、「すっげー、おっさんに、中出しされたで、この子」と腕組んで見世物してた。
 咥えたチンポから、ときおりザーメンが噴き出す。
 後頭部をもたれ、引っ張られ、股間に密着、その状態でのどに出される。
 悲鳴すら出せず、やたら年齢をきかれ、俺は「二十四歳です」と答えてた。
「若い子は締まるわ、もうあかん。」
 そういうとケツに勢いよく飛び出す熱いものを13発~15発感じた。


 初めて大きなヤマ解決に繋がった潜入の時は、山のコテージみたいな場所で一泊して40代~50代の相手をした。
 「マンコ」は、俺と同じような20代の男子が二人いた。
 なんとそこで俺たちは、薬を打たれた。
 こっちこいって、別室でだ。
 打たれた瞬間、その子はおじさんのズボンを脱がせはじめ、しゃぶり始めた。
 「今日は?」と親父がきくと、「発展場でザーメン2発飲んで発展場でお知りに4発もらいました。」とその子が答える。
「まだ、中出しされたのは、出してないな?」
「お尻のにまだあります。俺の人生ささげます。入れて欲しい、、チンポくれ~」

 そんな会話だった。
 その子の口から抜いた男のチンポは唾液で濡れてた。
 それで今度は、そいつが俺を見て、「お前も、すぐ性処理道具にしてやるからな」って。
 今の俺は、相手の体型年齢顔なんか関係なく、なんでもザーメン取り込むゴミになっているんだがな、おじさん、、、。
 部屋には20人ほどの自分の親みたいな年齢の男性がたくさんいて、テレビには先ほどその子が回されてるビデオが流れていた。
 注射をされ、「なんでもします、なんでもしますからチンポ入れてー」って叫んでいる。
 浅黒くやけたその子のケツに、白いザーメンが飛んで、指で集められケツの中に押し込まれる白い汁。
 病気は、俺たちケツマンが責任もって体内に貰う事になっていた。

 その晩は、俺があのビデオの子のようになっていた。
 今度は俺が四つん這いでヒーヒー感じていた姿が、テレビに映し出されていたのだ。
 頭皮の薄い腹の出た部長みたいな男性と交わっては、ケツに中出しされてた。
 俺の住所電話番号は、部屋の隅のノートに書きとめられて晒された。
 もちろん俺の仮のヤサだが、かと言って潜入に本物の家はない。
 それがどんな意味をするのか?
 それは後々俺が、ザーメンを同じペニスから何度も味わう性処理道具へと進む為の道しるべみたいなものだった。

 ビデオの中の俺の言葉が、ヤバイことを言ってるのが判る。
 掘られながら「不特定がいい!」「チンポ大好き」「中に出してほしいよ」「二十歳のガキでもチンポ入れに来てほしい!」訳がわからない。
 画面をよく見ると、バイブやら白い液体の入った小瓶などがある。
 白い小瓶は、おそらくザーメンだろう。
 そんな感じで、サウナで部屋あけっぱか、山小屋で親父さんのチンポ貰うか、そういう週末がずっと続いた。
 車で送ってくれるゲイの友達のチンポも、助手席から股間の上に手をおいて無言でしゃぶって、口内発射を受けるみたいな状態だった。
 そうやってゴクゴク飲んでは、相手を驚かせてた。

 潜入先で知り合った友達がドライブに頻繁に誘ってくる。
 公園を見つけると「休んでいこうよ」って言う。
 男子便所で口でしてやる。
 飲む。
 初体験から1年もしない間に、ケツマンにザーメンが中出しの数300発軽く超えていた。
 友達は3~4人食ったが、全員俺のリピーターになった。
 全員ケツマンで犯してくれた。
 飲み屋にいけば、やった親父がいる。
 発展サウナへいけば、やった親父がいる。
 引っ張られ、飲まされるか、ケツ掘られる。
 なぜか俺はどんな時でも「中にだしてください」と口から出る。
 、、、ああ、それは、「いきそうになったら中に欲しいっておねだりするんだよ」ってガンギマリの俺に、ずっとずっと、刷り込まれてきた言葉だった。

 今、経験人数、種付け数千発。
 飲精が100発弱くらいか。
 なあ、こんな俺使って出したくなっただろう?って感じで、サウナで夜が明けて、ケツを鏡で見ると、いびつに歪んでる。
 締まらないんだよ、へへへ。
 ビラビラになってて、それを帰って「彼氏」に見せると、彼は大喜びする。
 はは。

 俺は便器。
 ザーメン便器。
 信じてくれ。
 誰のザーメンでも飲んで、中出しで受ける。
 100キロの兄貴よ、便所探しているなら、俺にコンタクトを。
 どんな罵声でも受ける。
 発展場でゴムついたお前のチンポのゴムは、俺の方からとってやる。
 俺は生で掘られるんだ。

「お前、病気だいじょうぶかよ!はあ?病気や種付け、さっき何人も迷路でされてたやろ。」
「確かに俺、迷路で全員中出し受けました。兄貴のも受けたい。常連のザーメンはこのサウナで強制中出しされてます。今年は500発欲しい。今は400発。11月には80発はもらわないと。」
 結局、その兄貴は獣みたいに俺のケツマンに中出しした。
 今度はシャワー室に押し込んでくれよ。
 そこは俺がケツマンを大勢にもらった場所なんだよ。
 横で汚い親父が俺達がやるのを見てた。
 俺は親父のチンポに手を伸ばし、「はあ、俺はフェラチオ、得意っす。しゃぶったらケツに射精してくれます?」と言ってやる。
 親父は俺にチンポを押し込んだ。
 そしてまんぐり返され、挿入ピストンされる。

「いいだろ?生は?」と俺が言う。
「ああ、バリウケか?」
「ザーメンは、誰でも種付けさせるよ。」
 親父らに回された過去をもつ俺。
「おじさん、又、俺を見つけたらチンポ、ここに入れてね。」
 どぴゅーどぴゅー!
 俺のマンコに得体のしれない未検査の種が注がれる。
「あったけ~。」
 親父が立ち去る間際に「乳首舐めてくれたら、いつでもこうやってケツマンコ貸します。俺のセックスフレンドには50代たくさんいますんで。皆の飲んで、皆に掘られてますよ。」俺はそう声をかけていた。

 腕の番号を見られた。
 若い20歳くらいの子が見てる。
 俺はその時もう、ベテランの便所で、29歳になっていた。
 口を開けるとチンポを入れてきた。
 ぐぶぐぶぐぶ
「飲んで!」
 その子は俺の口に出し、強制的にそれを俺に飲ませてきた。
「君のいつでも飲むぜ、約束する。だって俺、ザーメン、館内の全員ぶん、たぶん飲んでる。へへへ」
 実際、ここ数日、かかさず誰かの処理玩具になっている。
 土曜はサウナタイムの帰宅組が迷路でケツを晒してる俺のケツマンに中出し、そして興奮剤をかがせてくる。
 地獄のような生場面だった。

「おおお」
「ああもうダメ」
「我慢できない!」
「気持ちよすぎるよ、兄きのマンコ」
「タネマンすげーすげよ、兄貴」
 もう順番待ちのやつらに6人廻され、すぐに全員済になる。
 順番まちにも、中出し披露までする。
「中で、いってます。みんな俺のマンコで出してます。」って感じで、6人くらいに掘られることは普通だ。


 時には、「俺10人に中出しされて、性処理してきたぜ」って自慢してるマンコガバガバの俺が、別の便器のマンコ野郎に入れる時もあって、そんな時のそいつの穴は、もう体液の洪水になっている。
「ああ、兄貴、もっと便所になろうぜ。俺のケツに兄貴のやべー汁つけてくんねーか?」
 俺は、もう一人の便器野郎に言う。
 便器同士の会話がやばい。
 こんな関係になると、もう他の情報も取り放題だ。

「種馬は幸せっすね。処理玩具がいて。」
「俺も言われる。」
「お前のケツ、一度やりたかった。いつもこの迷路で、すげー便所になってるやろ?」
「なってます。セックスフレンドと来て、ここで待機してます。セックスフレンドとは、ここに来る前、便所でしゃぶったり飲んだりが普通です。」
「やっぱ、お前さいこー。病気は心配ないんか?」
「病気は問題ないっす。セックスフレンドにポジいますし、迷路でもスポーツメンズのアニキに掘られ、4Fでおねえにまで犯されて、○○の店でチンポ舐めました。これ本当です。」
 だがいつまでも、便所同士で喋っていても仕方がない。
 俺は次の仕掛けに移る。

「兄貴のザーメン、俺のマンコに出してくれ。ここにいる全員のチンポ入れさせてあげるから、約束するから。」
 そういってガチムチ兄貴に視線を送った。
 俺達を観てる兄貴は勃起し、俺は便所野郎に掘られ便所野郎に向かって便所な俺が、「兄貴のザーメン、ずっと処理させて。病気あってもいいから」とお願いする。
 同時に中出しされ「俺のザーメンやべえぞ、乱交の玩具。スポメンの4Fで、親父のザーメンもらってる。生まれたときからゴムなんて使ったことねえ。」
「俺と同じだ。じいさんのチンポ、旧世界の映画館で飲むんすよ。集まって来たおやじ全員連れて、ザ・ロイヤルの個室で、俺、ドア開けっ放し。『おいで、この子に中出しできるで』みたいな感じ。掘ってるおじさんに、俺は『俺またザーメン便器してます。ザーメン飲みが仕事です』と言ってやった。」
 で、どぴゅーどぴゅー、個室で中出し、俺は「ああすげえ、俺のケツマンコにザーメンが発射されましたよー。」って狂った声をあげてる。

 俺のベッドの味を知らない男たちが何人も取り囲んでいる。
「俺はケツマン感じまくりです。あなた方の中で俺を犯したい男性!俺っ、拒否しません!チンポぶち込ませます。おじさんのチンポ入れてーー。」
 それで俺は、形の崩れた肛門を又、持ち上げて見せるんだ。


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