図書館のかみさま

 図書館に勤めるひとりの女性は季節に応じたアイメイクをしていた。
 私は、本が好きで本に携わる仕事を楽しんでいる彼女に複雑な思いを抱く。進路や対人関係のストレスを抱えた挙げ句、私は菓子を万引きしてしまう。誰にも見とがめられないまま図書館に逃げ込み、罪悪感に苛まれる私を見つけてくれたのは、図書館に四季を届けるあの女性だった。
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