【完結】27王女様の護衛は、私の彼だった。

華蓮

文字の大きさ
6 / 15

6隣国へ護衛

しおりを挟む
王女殿下は、隣国へ視察を国王様から命じられた。

視察であったが、お近づきになるのが目的であった。

貿易を有利にするために、カイレ王太子を落とせということだった。

それに同行することになった。


隣国に着くと、王女様は、挨拶をし、その間に、王女様の泊まる場所に先に案内してもらい、確認をする。


カイレ第一王子が、出迎えた。

「ようこそ。
私、カイレと申します。」

「よろしくね。エリーナ第一王女です。」

「こちら私の通訳のアリエンスです。」

「アリエンスと申します。よろしくお願い致します。」

「よろしく。」
そっぽ向かれた。王女は、自分より綺麗な人には、冷たい。

アリエンスは、王女とは、会ったことがあるけど、その時は、着飾っていなかった。平凡な街娘、、そんな感じだったから、今のアリエンスを見ても気がつかない。
王太子の横にいても恥ずかしくないようにドレスアップしている。

カイレ様は、国外的には、婚約者がいないことになっている。
色仕掛けをしてくる国を見定めようとしていた。
でも、カイレ王太子には、愛する人がいた。
そう。アルシードの妹キャサリンだった。
カイレ様の方が一途に恋しているそう。
キャサリンも好きらしいけど、素直じゃないらしい。。

そこも気に入っているそう。。


「では、案内をします。」
アリエンスは、王宮を案内し、食事会が始まった。

アリエンスも、もちろん参加した。

アリエンスは、マナーもしっかりしていて、通訳もわかりやすいし、補佐にもピッタリだった。

その反面、エリーナ王女は、マナーも良くない。
甘やかされて育ったことがよくわかる。

視察目的であったとしても、我が国の方が豊かである。
権力も強いのに、この王女はわかっていない。


「明日は、街の視察になります」


「買い物はできる?宝石が見たいわ」


「宝石ですね。わかりました。手配します。」

「今流行りの観劇もみたいわ。」

「手配します。」


「ありがとう。明日が楽しみだわ。」

今日は、これで終わったが、
視察の予定を変更しないといけなくなり、皆さんが集まった。

街の宝石、ドレス、小物、を扱う店に明日行くことを伝え、
観劇も夜に手配をした。

「エリーナ王女は、自由なんだね。まさか、視察で、宝石か、、、アリエンス。王女と元婚約者の話、アルシードから、聞いたけど、詳しく教えてくれないか?」

「えーと。私の元婚約者が、王女の護衛についてから、私たちは、会わなくなったのです。
私の誕生日も、、一年ほど、、、

彼は王女の護衛にずっとついていました。

それで、私が我慢できなくて、婚約破棄をしてもらったのです。
最近成立しました。」

「最近?」

「留学して、半年の間に連絡があれば、婚約解消しようと思いまして、、、でも連絡がなくて、破棄になりました。」

「一年半も婚約者と連絡しなかったの?」

「王女の護衛につく前は、仲が良かったのですよ。でも、護衛についてからは、デートもキャンセルが多く、しまいには、連絡もなくなりました。」

「あの王女のせいか?」

「そーゆうわけではありませんよ。私たちの絆がなくなっただけですわ。あんなに好きだったのに、今は何も思いません。」

「アルシードとは、どうなんだ?」

「アルシードとは、仲良くしていますよ。」

「そうじゃなくて、アルシードの気持ちは知ってるんだろ?アルシードは、昔からアリエンスのことを好きだったのだよ。あいつは純粋だし、アリエンスのことを1番に考えてくれるよ。」

「はい。優しいです。私も惹かれています。アルシードを幸せにしたいと思い、婚約を受けました。」

「そうか。本心を聞けてよかったよ。アルシードの前だとな。言いにくいだろうから。
私ももうすぐ、アルシードの妹、キャサリンと婚約する。
私もキャサリンのことずっと好きでな。
キャサリンが、やっと受けてくれてな。」

「おめでとうございます。」

「ありがとう。それで一つ頼みがある。アルシードと、結婚するということだよな?」

「はい。」

「なら、この国にいる?」

「そうなると思います。」

「なら、私たちの側近になってくれないか?アルシードと共に、」

「それは、アルシードは知っていますか?今回だけと聞いています。」

「まだ言っていない。アリエンスのマナー、通訳、全て優秀だ。
しかも、私の間合いもわかってくれた。心地が良い。それに、キャサリンも君のこと気に入ってるだろ?
側近になってほしい」


「アルシードにも言ってもらえませんか?私一人で決めるつもりはありません。
アルシードが、嫌ならするつもりはありません。
わたしは今アルシードが1番なのです。」


「わかったよ。とりあえず1週間よろしくな。今日は、帰るんだろ?キャサリンに花とお菓子を渡してくれるか?」

「もちろんです。」














しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【本編完結】笑顔で離縁してください 〜貴方に恋をしてました〜

桜夜
恋愛
「旦那様、私と離縁してください!」 私は今までに見せたことがないような笑顔で旦那様に離縁を申し出た……。 私はアルメニア王国の第三王女でした。私には二人のお姉様がいます。一番目のエリーお姉様は頭脳明晰でお優しく、何をするにも完璧なお姉様でした。二番目のウルルお姉様はとても美しく皆の憧れの的で、ご結婚をされた今では社交界の女性達をまとめております。では三番目の私は……。 王族では国が豊かになると噂される瞳の色を持った平凡な女でした… そんな私の旦那様は騎士団長をしており女性からも人気のある公爵家の三男の方でした……。 平凡な私が彼の方の隣にいてもいいのでしょうか? なので離縁させていただけませんか? 旦那様も離縁した方が嬉しいですよね?だって……。 *小説家になろう、カクヨムにも投稿しています

旦那様は離縁をお望みでしょうか

村上かおり
恋愛
 ルーベンス子爵家の三女、バーバラはアルトワイス伯爵家の次男であるリカルドと22歳の時に結婚した。  けれど最初の顔合わせの時から、リカルドは不機嫌丸出しで、王都に来てもバーバラを家に一人残して帰ってくる事もなかった。  バーバラは行き遅れと言われていた自分との政略結婚が気に入らないだろうと思いつつも、いずれはリカルドともいい関係を築けるのではないかと待ち続けていたが。

好きな人と友人が付き合い始め、しかも嫌われたのですが

月(ユエ)/久瀬まりか
恋愛
ナターシャは以前から恋の相談をしていた友人が、自分の想い人ディーンと秘かに付き合うようになっていてショックを受ける。しかし諦めて二人の恋を応援しようと決める。だがディーンから「二度と僕達に話しかけないでくれ」とまで言われ、嫌われていたことにまたまたショック。どうしてこんなに嫌われてしまったのか?卒業パーティーのパートナーも決まっていないし、どうしたらいいの?

お飾りの私と怖そうな隣国の王子様

mahiro
恋愛
お飾りの婚約者だった。 だって、私とあの人が出会う前からあの人には好きな人がいた。 その人は隣国の王女様で、昔から二人はお互いを思い合っているように見えた。 「エディス、今すぐ婚約を破棄してくれ」 そう言ってきた王子様は真剣そのもので、拒否は許さないと目がそう訴えていた。 いつかこの日が来るとは思っていた。 思い合っている二人が両思いになる日が来ればいつの日か、と。 思いが叶った彼に祝いの言葉と、破棄を受け入れるような発言をしたけれど、もう私には用はないと彼は一切私を見ることなどなく、部屋を出て行ってしまった。

婚約者を取り替えて欲しいと妹に言われました

月(ユエ)/久瀬まりか
恋愛
ポーレット伯爵家の一人娘レティシア。レティシアの母が亡くなってすぐに父は後妻と娘ヘザーを屋敷に迎え入れた。 将来伯爵家を継ぐことになっているレティシアに、縁談が持ち上がる。相手は伯爵家の次男ジョナス。美しい青年ジョナスは顔合わせの日にヘザーを見て顔を赤くする。 レティシアとジョナスの縁談は一旦まとまったが、男爵との縁談を嫌がったヘザーのため義母が婚約者の交換を提案する……。

最近彼氏の様子がおかしい!私を溺愛し大切にしてくれる幼馴染の彼氏が急に冷たくなった衝撃の理由。

佐藤 美奈
恋愛
ソフィア・フランチェスカ男爵令嬢はロナウド・オスバッカス子爵令息に結婚を申し込まれた。 幼馴染で恋人の二人は学園を卒業したら夫婦になる永遠の愛を誓う。超名門校のフォージャー学園に入学し恋愛と楽しい学園生活を送っていたが、学年が上がると愛する彼女の様子がおかしい事に気がつきました。 一緒に下校している時ロナウドにはソフィアが不安そうな顔をしているように見えて、心配そうな視線を向けて話しかけた。 ソフィアは彼を心配させないように無理に笑顔を作って、何でもないと答えますが本当は学園の経営者である理事長の娘アイリーン・クロフォード公爵令嬢に精神的に追い詰められていた。

あなたが幸せになるために

月山 歩
恋愛
幼い頃から共に育った二人は、互いに想い合いながらも、王子と平民という越えられない身分の壁に阻まれ、結ばれることは叶わない。 やがて王子の婚姻が目前に迫ると、オーレリアは決意する。 自分の存在が、最愛の人を不貞へと追い込む姿だけは、どうしても見たくなかったから。 彼女は最後に、二人きりで静かな食事の時間を過ごし、王子の前から姿を消した。

美形揃いの王族の中で珍しく不細工なわたしを、王子がその顔で本当に王族なのかと皮肉ってきたと思っていましたが、実は違ったようです。

ふまさ
恋愛
「──お前はその顔で、本当に王族なのか?」  そう問いかけてきたのは、この国の第一王子──サイラスだった。  真剣な顔で問いかけられたセシリーは、固まった。からかいや嫌味などではない、心からの疑問。いくら慣れたこととはいえ、流石のセシリーも、カチンときた。 「…………ぷっ」  姉のカミラが口元を押さえながら、吹き出す。それにつられて、広間にいる者たちは一斉に笑い出した。  当然、サイラスがセシリーを皮肉っていると思ったからだ。  だが、真実は違っていて──。

処理中です...