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お茶会
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お茶会という名の側妃と正妃が過ごす時間があった。
カデンがシリアルをいじめる日でもあった。
「シリアル様。ご機嫌よう。今日も地味なドレスですわね。
シンスは、貴方に贈り物をしないのね。私は、いつも、シンスに贈ってもらってるわ。キラキラとして綺麗でしょ?
私は王太子に溺愛されているのよ、」
カデンは、真っ赤のドレスに宝石をキラキラさせていた。
目がチカチカする。王太子殿下は、こうゆう女性が好みなら、私は公務だけすることになるわね。。。
私はこの時間は何かしら?時間の無駄にしかないわ。
今日のお菓子は、マカロン。
マカロンは甘いから、庶民的な紅茶にした。
マカロンには合う。
「何この紅茶?庶民的な味だわ。シリアル様は、正妃なのに、こんな紅茶を選ぶの?本物を知らないのね。」
一応庶民的な味わかったのね。
何飲んでも一緒かと思ったのに、、、
「ではこちらの紅茶をお出しして、、」
「わかったのね。初めからそうしたらいいわ。」
と満足そうだったけど、
全く同じ紅茶だった。なんだ味もわからないのね。。
「シリアル様は、公務をするために来たのでしょう。私の分は全てしてくれるのでしょう。シンスの分もしてくださいな。私たちの愛の時間をたくさんとりたいから。」
と言っていた。
それにしてもマナーも教養もないのに、よく王太子妃になろうと思ったのね。
シンス様のおやつにも同じものを出した。
後ほど、
「ありがとう。マカロンは甘いからから、この紅茶は、少し渋めで、よく合う。安くて美味しい紅茶があることを知って良かった。」とメッセージをくれてた。
思ったよりちゃんとしてるのね。
その後、王太子殿下ともお茶の時間を取ることになったんだけど、
挨拶程度の会話をするといつもカデン様がやってきた。
カデン様は、王太子殿下に、
「私もシリアル様と一緒にお茶の時間したいのです。でも私は、一人ではシリアル様とお話しが出来ません。一緒にかまいませんか?シンス。」
「カデンは、シリアルと仲良くなりたいのか?」
「はい。私のお仕事を手伝ってくれますもの。」
「そうだね。カデンのために公務をしてくれるからね。シリアルに、公務以外のことを教えてあげて、頼むよ。」
「はい」
その後、カデン様は、私との親交なんて考えていない。
ただ、王太子殿下との仲を見せつけたかっただけ。
私とは、話をせずに、王太子殿下としか話をしていない。見向きもしない。
そう私は、二人の中を見せつけられているだけ。
「王太子殿下。もうそろそろよろしいでしょうか?職務に戻りたいのですが、、、」
「そうですわね。シリアル様のお邪魔になってはいけませんね。シンス。行きましょう。」
と二人は、腕を組み、この場を去っていかれた。
「時間がもったいないわ。」ため息をつく。
それにしてもカデン様のかわりようには、びっくりね。
王太子殿下は、騙されているのね。
あの二人は、思い合っているみたいだから、私には関係ないけど、、、
政略結婚でも、お子は産ませてもらえるわよね。
私のが爵位は高いし、正妃だしね。
子種だけ貰って、子供と生きていけるなら私は、職務を頑張れる。
愛する夫でなくてもいい。せめて子供だけは、、、
カデンがシリアルをいじめる日でもあった。
「シリアル様。ご機嫌よう。今日も地味なドレスですわね。
シンスは、貴方に贈り物をしないのね。私は、いつも、シンスに贈ってもらってるわ。キラキラとして綺麗でしょ?
私は王太子に溺愛されているのよ、」
カデンは、真っ赤のドレスに宝石をキラキラさせていた。
目がチカチカする。王太子殿下は、こうゆう女性が好みなら、私は公務だけすることになるわね。。。
私はこの時間は何かしら?時間の無駄にしかないわ。
今日のお菓子は、マカロン。
マカロンは甘いから、庶民的な紅茶にした。
マカロンには合う。
「何この紅茶?庶民的な味だわ。シリアル様は、正妃なのに、こんな紅茶を選ぶの?本物を知らないのね。」
一応庶民的な味わかったのね。
何飲んでも一緒かと思ったのに、、、
「ではこちらの紅茶をお出しして、、」
「わかったのね。初めからそうしたらいいわ。」
と満足そうだったけど、
全く同じ紅茶だった。なんだ味もわからないのね。。
「シリアル様は、公務をするために来たのでしょう。私の分は全てしてくれるのでしょう。シンスの分もしてくださいな。私たちの愛の時間をたくさんとりたいから。」
と言っていた。
それにしてもマナーも教養もないのに、よく王太子妃になろうと思ったのね。
シンス様のおやつにも同じものを出した。
後ほど、
「ありがとう。マカロンは甘いからから、この紅茶は、少し渋めで、よく合う。安くて美味しい紅茶があることを知って良かった。」とメッセージをくれてた。
思ったよりちゃんとしてるのね。
その後、王太子殿下ともお茶の時間を取ることになったんだけど、
挨拶程度の会話をするといつもカデン様がやってきた。
カデン様は、王太子殿下に、
「私もシリアル様と一緒にお茶の時間したいのです。でも私は、一人ではシリアル様とお話しが出来ません。一緒にかまいませんか?シンス。」
「カデンは、シリアルと仲良くなりたいのか?」
「はい。私のお仕事を手伝ってくれますもの。」
「そうだね。カデンのために公務をしてくれるからね。シリアルに、公務以外のことを教えてあげて、頼むよ。」
「はい」
その後、カデン様は、私との親交なんて考えていない。
ただ、王太子殿下との仲を見せつけたかっただけ。
私とは、話をせずに、王太子殿下としか話をしていない。見向きもしない。
そう私は、二人の中を見せつけられているだけ。
「王太子殿下。もうそろそろよろしいでしょうか?職務に戻りたいのですが、、、」
「そうですわね。シリアル様のお邪魔になってはいけませんね。シンス。行きましょう。」
と二人は、腕を組み、この場を去っていかれた。
「時間がもったいないわ。」ため息をつく。
それにしてもカデン様のかわりようには、びっくりね。
王太子殿下は、騙されているのね。
あの二人は、思い合っているみたいだから、私には関係ないけど、、、
政略結婚でも、お子は産ませてもらえるわよね。
私のが爵位は高いし、正妃だしね。
子種だけ貰って、子供と生きていけるなら私は、職務を頑張れる。
愛する夫でなくてもいい。せめて子供だけは、、、
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