『奥の座敷の戒め』
【あらすじ】
都内に生まれ、厳格な家庭で何不自由なく育てられた高校生・詩穂。
一見自立した大人の顔を取り繕っていた彼女だったが、自室で密かに耽っていた「誰にも言えない秘密の悪癖」を母・霧江に見抜かれてしまう。
「学校が終わったら真っ直ぐ帰ってきなさい。奥の座敷で、たっぷりと身体で教え直してあげます」
逃げ場のない薄暮の座敷。夕餉の匂い漂う中での正座待機。
幼子のように母の膝上へ伏せられ、振り下ろされる平手に、二十歳のプライドは音を立てて崩れ去っていく。
さらに取り出されたのは、代々伝わる和裁用の飴色の竹尺で——。
厳格な折檻の中で暴かれる本音と涙の懺悔、そして痛みの果てに紡ぎ直される母娘の絆を描いた、現代ファミリー・規律ドラマ。
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