瞬間、青く燃ゆ
ストーカーに刺殺され、最愛の彼女である相場夏南(あいばかなん)を失った春野律(はるのりつ)は、彼女の死を境に、他人の感情が顔の周りに色となって見える病、色視症(しきししょう)を患ってしまう。
時が経ち、夏南の一周忌を二ヶ月後に控えた4月がやって来た。高校三年生に進級した春野の元に、一年生である市川麻友(いちかわまゆ)が訪ねてきた。色視症により、他人の顔が見えないことを悩んでいた春野は、市川の顔が見えることに衝撃を受ける。
どうして? どうして彼女だけ見えるんだ?
狼狽する春野に畳み掛けるように、市川がストーカーの被害に遭っていることを告げる。
春野は、夏南を守れなかったという罪の意識と、市川の顔が見える理由を知りたいという思いから、彼女と関わることを決意する。
やがて、ストーカーの顔色が黒へと至った時、全ての真実が顔を覗かせる。
※表紙画像と第二十四話の挿絵、最終話に『SKIMA』を通して知(@itsushirosato )様に作って頂いたイラストを掲載しています。
※第5回ライト文芸大賞 青春賞を受賞し、書籍化進行中です。
※5月中旬頃刊行予定です。発売日と同時に連載分が引き下げとなり、レンタル販売が開始されますので、ご注意下さい。
時が経ち、夏南の一周忌を二ヶ月後に控えた4月がやって来た。高校三年生に進級した春野の元に、一年生である市川麻友(いちかわまゆ)が訪ねてきた。色視症により、他人の顔が見えないことを悩んでいた春野は、市川の顔が見えることに衝撃を受ける。
どうして? どうして彼女だけ見えるんだ?
狼狽する春野に畳み掛けるように、市川がストーカーの被害に遭っていることを告げる。
春野は、夏南を守れなかったという罪の意識と、市川の顔が見える理由を知りたいという思いから、彼女と関わることを決意する。
やがて、ストーカーの顔色が黒へと至った時、全ての真実が顔を覗かせる。
※表紙画像と第二十四話の挿絵、最終話に『SKIMA』を通して知(@itsushirosato )様に作って頂いたイラストを掲載しています。
※第5回ライト文芸大賞 青春賞を受賞し、書籍化進行中です。
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最終話読了です!!
遅くなり申しわけないです。笑
アルファポリスさんはレビュー機能が見当たらないので、こちらの方で失礼します。
この物語の主人公春野律は、恋人夏南と死別したトラウマで人の顔が見えなくなり、その代わりに人の感情が色として見えるようになります。
そのような特別な境遇から、もともとの明るい性格は見る影もなくなっていた彼ですが、ヒロインであり、ストーカーに狙われているという夏南と似た境遇の市川麻友と関わるなかで……。
青春小説としては目新しいあらすじではないかもしれませんが、ここにしっかりと作者様の個性が詰め込まれています。
まず、主要な登場人物ですが、それぞれ闇を抱えていたりしつつも、聖人君子が多いなと一見すると感じるかもしれません。
ですが、読んでいくと作者様が心から人の善性を信じてる、信じたいと思っているのだとということがストレートに伝わってきます。
だからこそ、彼らは心のなかに何を抱えていても、人として善であろうと生きることができるのだと感じます。
また、これは読んでる私自身も日頃から心がけていることなのですが、作者様は普段から人のいろんな考えに興味を持って、自分の哲学をしっかりと作られてるのだと思います。
作品の節々に心を温かくするメッセージが込められています。
こういうものを物語に込めることは、自分の生き方をしっかりと確立しようと考えて生きていなければできません。
この作品のテーマとして私が感じ取ったものは【自立と再出発】です。
青春時代を生きる男女が、悩み苦しみながらもときには支え合って、ときにはあえて一人で、前を向いて歩いていこうとする姿はきっと読んだ人の心を動かすはずです。
今が何歳でも、どんな過去があろうとも、今日から人は少しずつでも自分の足で前へと進んでいって、ときには人のことも頼って、再出発することができるはずだから。
第五章読了ありがとうございます。
文化祭が終わる時の切なさを感じ取って頂けたなら嬉しいです!
自立した二人だからこその本当の親友……良い解釈だと思います。採用です!
怜佳が大地とどうなっていくのか、作者もわかりませんが、良い関係を築いていけそうな予感がしますね。あと一話で今作品も終わりです。最後まで見届けて頂けると助かります。よろしくお願いします。
ここまでありがとうございます。
妥当な落とし所かな、と個人的には思っています。相手を思うからこそ、付き合う選択肢はしない。律はそういう奴ですから。
本当ですか!? ありがとうございます。
麻友の告白するシーンは、初めて書いた小説のリメイクだからかもしれません。
お読み頂き、ありがとうございます!
その通りでございます!
私も屋上が開放されているところ行きたいです。
お読み頂き、ありがとうございます。
もう少しで終わってしまいますね。どうか最後まで彼女たちの成長を見守ってあげてください。
写真を通じて前に進もうとしている姿を感じて頂けたなら幸いです。
感想ありがとうございます。
笑顔を撮りたいと言っていた話を、再びここで入れさせて頂きました!
文化祭からやっと学生らしい話になりました!
本人たちは恥ずかしくて二度とやりたくなさそうですが!w
執事の専門学校なんて凄いですね!
ありがとうございます。
恩返しがしたいと麻友が思うようになり、改めて夏南の死を哀しむ。そんな話が書きたかったので、ここは力を入れて書いていました!
幸せの伝染。いい言葉ですね!
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ここらへんは想像で書いたので、実際の被害者家族の距離感はまったくわからないのですが、こんな感じになるのではないかなと思って書きました! ストーカー事件の余波は、何気に大きいのです。
ちょっとストーカーな始まりではありますね。それだけ夏南は魅力的な女性であることの証明である、と言えるかもしれません。
思い出との関わり方、向き合い方がここからのキーポイントになっていきます。よろしくお願いします。
感想ありがとうございます!
怜佳はけっこう人気なキャラなのですが、こういった強い面が好きな人が多いのかもしれません。
37話ありがとうございます。
大地と怜佳がカップルとして成立するのかは、作者もよくわかってません。ありえなくはないのでしょうが、あまり自分は想像できませんでした(笑)
お読み頂き、ありがとうございます。
思いの強さがどれだけ強くても、できることが増えるわけじゃないよなーと思いながら、この話を書いていました。納得してもらえて嬉しいです。
35話読了です!
友達としての好きや謝罪しかできない麻友ちゃんもどんなに愛を貰っても、それは欲しい愛ではない西園寺さんもつらい……。
ありがとうございます!
「必ず、諦めるから」
このセリフを怜佳に言わせたくて書いた物語でした。二人のすれ違いの切なさが、書いていてとても楽しかったです。
34話読了です!!
序盤の心の表現とかすごく素敵です。
自分が精一杯幸せに生きてるからこそ、誰かのことも幸せにできるですね。
大切な人に必要な時に色を与えることができるように、自分がまずはしっかりしないとです。
お読み頂き、ありがとうございます。ここらへんも私の考える創作への向き合い方を書かせて頂きました。素敵とおっしゃってくれて嬉しいです。自分を大切にすることが、他人を大切にすることに繋がると考えています。
33話読了です!!
自責思考が強すぎるのもなんともですね…。
自分は大丈夫と思っていてもいつか壊れてしまいます
怜佳のピアノに対するスタンスが変わってしまうまでを、一話を使って表現させて頂きました。自分のせいだと思い込んでしまい、好きな気持ちを見失ってしまいました。
ありがとうございます。
色が見えないなりの麻友を通して、私が考える創作論を述べさせて頂きました!
31話読了です!
西園寺さんの気持ち、わかるからこそ悲しい…。
これからも親友でいて欲しいって一番辛いですよね。
彼女にも何か救いがあって欲しいです。
31話ありがとうございます!
ここは、私のお気に入りのシーンなので、読んで頂けて嬉しいです。怜佳にとってはこの上なく辛い出来事ですが、二人がこれから先も一緒にいるとしたら、避けては通れない話だと思っています。
30話読了です!!
1種の依存関係に近かった二人が本当の親友になれるか…。
これからですね。
お読み頂き、ありがとうございます!
麻友はこれまで怜佳に助けられてばかりでした。逆に怜佳は麻友を助けるのは当たり前のことだった。だからこそ、互いにその関係に甘んじて、変わろうとしてこなかった。依存し合う関係は甘くて居心地が良いものですが、それはいつまでも続かない。相手にぶつかるときが来ました!続きもご期待ください。
お読み頂き、ありがとうございます。
大地と怜佳の親友への向き合い方……スタンスの違いを書きたくてこの話は産まれました。どちらも親友を大切にしたいと思っているのに、こうも結果が違ってしまう。そんなもどかしさが表に現れる瞬間でした!
他人との関わり方について、深く考えてくださって嬉しいです。
ここからは、青春濃度がつよくなっていきますね。
確かによんだことないですね。
27話読了です!!
文化祭は外せないイベントですね!
ちょっと行ってみたかったり…笑
こうしてみるとお話の半分以上がヒロインのストーリーなんですね。
僕は女性中心に話を動かすのは苦手なので自然に話が書けるの羨ましい
です。
お読み頂き、ありがとうございます。
文化祭は準備とか用意が大変ですが、そのぶんとても楽しめるものです。やっと学生らしいイベントが来たなと思っています。
私は最初に書いた小説から主人公が女の子なので、なぜか女の子を書くことはあまり苦痛ではないのです。むしろ、女の子が悩む姿を書くのが大好きなほどです!
26話ありがとうございます!
ここからは、麻友編です!麻友や怜佳がどうこれから変わっていくのか楽しみにしていてください!
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