姫担モブ令嬢カリネリアは、悲劇なシナリオをやり直す~可愛い推しは、絶対に死なせません~
黒髪、猫目、泣き黒子の大人びた容姿を持ったカリネリアは、本当は可愛いものが大好きな公爵令嬢だった。しかし、お気に入りのピンクのリボンは自分には似合わないと諦めていた。そんな彼女が八歳の時に出会ったのは、王族の末っ子であるプルチーノ妃殿下。カリネリアは、可愛いを全て詰め込んだ彼女の成長をひたすら見守っていた。一方のプルチーノも、自分を毎回見に来る黒髪の少女に気付き手を振るようになる。そんな無言の交流は十五年続いた。
しかし、聖女誕生を機に、プルチーノは無実の罪で毒杯を賜ることになった。そして、彼女の死後一年が経ち、彼女の死が、聖女が魅了魔法を使って起こしたものだと知れ渡る。死刑になる瞬間、聖女は叫んだ。
「今日の所はゲームオーバー。今度こそ、全攻略対象をコンプリートしてあげるから!じゃぁね、バイバイ!」
この言葉が切っ掛けで、前世日本で過ごしていたことを思い出したカリネリアだが、結局プルチーノを守る為に前世の知識を一秒すら生かせなかったことに涙を流す。そして、神に祈った。
――神様、もし居ると言うのなら、どうか私にもう一度チャンスを下さい。
その祈りは通じ、彼女は、八歳のあの日へと戻って来た。
目の前を通るプルチーノに向かって、カリネリアは叫んだ。
「プルチーノ妃殿下!大好きです!」
必死に走り寄ったカリネリアの手をプルチーノが掴んだ。
そして、再びループした世界で、カリネリアは大人公認の姫担(妃殿下担当)として彼女を守る為に動き出すのだった。
ちなみに、彼女は、同担拒否です。
しかし、聖女誕生を機に、プルチーノは無実の罪で毒杯を賜ることになった。そして、彼女の死後一年が経ち、彼女の死が、聖女が魅了魔法を使って起こしたものだと知れ渡る。死刑になる瞬間、聖女は叫んだ。
「今日の所はゲームオーバー。今度こそ、全攻略対象をコンプリートしてあげるから!じゃぁね、バイバイ!」
この言葉が切っ掛けで、前世日本で過ごしていたことを思い出したカリネリアだが、結局プルチーノを守る為に前世の知識を一秒すら生かせなかったことに涙を流す。そして、神に祈った。
――神様、もし居ると言うのなら、どうか私にもう一度チャンスを下さい。
その祈りは通じ、彼女は、八歳のあの日へと戻って来た。
目の前を通るプルチーノに向かって、カリネリアは叫んだ。
「プルチーノ妃殿下!大好きです!」
必死に走り寄ったカリネリアの手をプルチーノが掴んだ。
そして、再びループした世界で、カリネリアは大人公認の姫担(妃殿下担当)として彼女を守る為に動き出すのだった。
ちなみに、彼女は、同担拒否です。
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