愛していると言わない理由
「言葉は、想いを隠すためにあるのだと思っていた」
大学の片隅、埃と古書の匂いに満ちた稀覯本(きこうぼん)室。
本の傷を癒やすことに心血を注ぐ修復師・睦貴(むつき)の前に現れたのは、銀縁眼鏡の奥に不敵な光を宿した大学院生・玖島(くしま)だった。
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もし読んでくださる中で日本語のおかしな点をご指摘いただけましたら、
本当にありがたく思います。