プレアデスは遥か彼方(2025.10.5完)

継永乃々佳@J庭59ぬ11b

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7章 初めての人

初めての人#4※R18

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「りっちゃんは、いつも僕以上に僕のこと考えてくれてるね。ファンが僕に何を求めてるかなんて、僕は何だって良くて……ピアノが弾けて、りっちゃんが傍に居てくれれば、それだけで良い」
「昴は本当に欲が無いな。もっと欲張っても良いのに」
「欲、無いと思う? 今、めちゃくちゃ欲出してるところだよ」
 理月が昴を見上げて言うと、昴は理月を見下ろして悪戯っぽい笑顔を浮かべた。
「性欲? それとも、征服欲?」
 そうからかって返すと、昴は「意地悪だなぁ」と言って理月の頬や額に軽く口づける。

「性欲と言えば性欲だけど……りっちゃんだから、エッチなことしたいなって思うわけで。それから、征服欲じゃなくて、独占欲だよ。思い通りにしたいなんて思わない。ただ、独り占めしたいだけ」
「うん。僕もおんなじ……、ン……はぁっ……んむ……」
 じゃれて戯れる軽いキスが、甘ったるく舌を絡めるキスに移り変わっていく。ちゅうっ、ちゅくっ、と濡れたリップ音が立ち、昴の右手が理月の寝間着のボタンに触れる。キスを続けたまま、ボタンがひとつ、またひとつと外されて、全部のボタンが外れたところで前がはらりと開けた。普段白黒の鍵盤の上で跳ねる骨張った大きな右手が、理月の素肌をそうっと優しく撫でる。昴の怒張したペニスが布越しに尻に当てられ、理月のペニスも固く、熱くなっていく。

「っあ……、んっ……昴……」
 昴の指先が胸元に付いた薄ピンク色の小さな突起を掠め、理月の口から甘い声が零れ出た。昴はキスを続けながら、指の腹で理月の乳首をくにくにと押し撫でていく。小さな突起はすぐさまピンと勃ち上がり、もっと触ってほしいとばかりに主張する。勃った乳首を爪でカリカリと引っかかれ、身体がぞくぞくして、自ずと昴のペニスに尻を擦り付けるように腰が動いてしまう。
「りっちゃん、ここ、きもちい……?」
「はぁっ……きもちいよ……昴に触られてると思うと、どこもぜんぶ、きもちい……ひゃっ、あ……っ!」
 熱い吐息を漏らしながら理月が昴を見上げると、昴は自身の身体の位置を少しずらして理月に覆い被さり、右胸の突起にぢゅっと吸い付く。

「あっ、昴、んぅっ、はぁっ、ン、あ……ッ!」
 吸い付かれた乳首に舌が絡み付く。飴でも舐めるようにチロチロと舌先で舐られたり、べろっと舌の表全体で舐め上げられたり、歯で軽く甘噛みされたりとしつこく嬲られていく。舌が右胸を弄ぶ間、左胸も指で捏ねくり回されて両方同時に刺激された。触られているのは胸元なのに、腹の内側がきゅうっと熱くなる感覚。腰がびくびく跳ねて、甘ったるく身体が痺れる。

「っはぁ……下も、脱がせて大丈夫?」
「んっ……ぅ……うん……っ」
 胸元に舌を這わせたまま昴に問われ、理月は目をぼうっと蕩けさせながら頷いた。昴は理月の返事を聞くと、左右に開かせた理月の足を一旦閉じる。理月の寝間着のパンツのウエストに昴の両手がかけられて、理月は昴が脱がしやすいように少し腰を浮かせた。下着ごとパンツを引っ張り下ろされて、固く、熱くなった理月のペニスが昴の眼下に曝される。
 片方ずつパンツから足を抜かれると、前を開けたシャツだけ身に纏った状態になり、気恥ずかしさで顔を横に向けて視線を逸らす。けれど横を向いても結局ひょいと昴に覗き込まれ、口唇を奪われて、舌を絡めるうちに羞恥はもはやどうでもよくなっていく。自身のパンツを片手で下ろそうとして苦戦している昴のパンツを掴み、脱ぐ手伝いをしてやった。
 昴も下着ごとパンツから両足を抜き、シャツも脱ぎ去って裸になる。尻に当たる感触で昴のそれが大きいことは知っていたけれど、生で見たのは初めてだ。

「……これ、入るかなぁ」
 少し怯んで、理月は昴のそれをしげしげと眺め見ながらぽつりと呟く。大きいことは理解していたけれど、それにしたってかなり大きい。
「今日は挿れるところまでは無理じゃないかなぁ。りっちゃんは詳しくないと思うけど……僕はしたかったから、男同士のセックスについて多少知識があって。男同士のセックスだとやっぱりお尻の穴に挿れることになるわけだけど、ちゃんと慣らさないと入らないらしいんだよね。一日頑張って拡げるくらいじゃ厳しいみたい。ネットで調べた程度の知識だけど」
 そう言いながら昴は理月の両足を左右に広げ直し、理月の尻に自身を宛てがった。昴のペニスは先端から先走りの液を垂らしていて、尻にぬるぬると擦り付けられるだけでむず痒い快感に襲われる。

「ん……はぁっ……だから、昴は僕のことを神聖視し過ぎだって……僕だって、昴のことがずっと好きで……昴が、僕をそういう目で見てたことも知ってるし……それくらいの知識はある」
 理月がそう言うと、昴はきょとんと目を丸くする。昴は本当に理月のことをマリア様か何かだと思っているのではないかと思い、呆れを顔に浮かべながら理月は手を伸ばし昴の髪をくしゃっと撫でた。
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