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放浪編
七大聖剣の種類
「何だよレナはレーヴァティンを知らないのか?伝説の女勇者が使っていた聖剣なんだぞ?」
「女勇者?」
「聖剣レーヴァティン、真紅の炎を自在に操る七大聖剣の一振りだ」
「私もお母さんから聞いた事がある」
レーヴァティンの存在を知らないのはレナだけらしく、この世界では余程有名な聖剣だと判明する。過去にレナが取り扱った「カラドボルグ」や「エクスカリバー」と同列に位置する聖剣らしく、当然ながらに出自には勇者が関わっているらしい。
「そもそも七大聖剣ってなに?前に七大魔剣の事はシズネから聞いたことがあるけど……」
「おい、嘘だろ!?七大聖剣は大昔に異界から召喚された勇者が作り出した伝説の7つの聖剣なんだぞ!?それを知らない奴なんて普通いないぞ!?」
「ちょっと特別な育ち方をしたので……」
七大聖剣の存在はこの世界の一般常識に当てはまる程に有名な存在らしく、ダインは仕方がないとばかりに説明を行う。
「いいか?七大聖剣は「エクスカリバー」「カラドボルグ」「デュランダル」「レーヴァティン」「クサナギ」「リヴァイアサン」「クリムゾン」どれも名前ぐらいは聞いたことがあるだろ?」
「半分くらいは……」
最初の4つはレナも耳にした事があり、実際にその内の2つの聖剣を扱った事もある。聖剣を扱えるのは勇者の家系だけなのでバルトロス王家の血を継ぐレナも扱う事が出来る。だが、聖剣を使用するには「聖光石」の類の特別な魔石が必要であり、アイリスによれば重要なのは魔石の方で聖剣その物は魔石の力を解放するための道具でしかない。
七大聖剣はそれぞれが別々の能力を持っているらしく、例えばレナが初めて使用した「カラドボルグ」は雷を操り、塔の大迷宮で入手した「エクスカリバー」は聖属性の魔力を司る。恐らくは魔法の属性が七つ存在する事から七つの聖剣が制作されたと考えられた。
「ちなみに七大魔剣は?シズネが使っていた奴と俺が持っている紅蓮以外には何があるの?」
「七大魔剣か……聖剣に対抗するために生み出された魔剣や妖刀だっていうのは聞いたことがあるけど、僕が知っているのはその二つ以外だと「月光」ぐらいかな……なんでも人の生命力を奪う妖刀とか?」
「月光か……」
剣聖であるシズネがかつて所持していた「雪月花」やレナが所持している「紅蓮」は聖剣に対抗するために生み出された武器であり、どちらも聖剣には及ばないが神器級の力を所持している。しかも聖剣と違って使い手を選ばず、魔法の適性があれば誰にでも使用できる。
(あれ、聖剣と言えばカラドボルグやエクスカリバーはどうなったんだろう?叔母様に預けたままだけど、大丈夫かな?)
レナが過去に入手したカラドボルグとエクスカリバーはマリアに預けたので現在は何処に保管されているのか分からず、アイリスと交信できるようになったら彼女に聖剣の所在を確かめる事に決めた。だが、話を聞き終えてレナはダインが発見した剣の事が気になり、もしかしたら聖剣の類ではないのかと疑う。
「ねえ、もしかしてダインが発見した剣がその七大聖剣だったりしないの?」
「……いや、まさか?だって伝説の聖剣がこんな場所に放置されているはずなんて有り得ないだろ?」
「でも、どう見てもその魔水晶は普通じゃないよね。もしかして本当に……」
「こ、怖い事言うなよ……ちょっと待って、僕とんでもない事をしでかしたのかも知れないの!?」
ダインは今更ながらに自分の行為に冷や汗を流し、よりにもよって聖剣に取り付けられた魔石を盗んだかもしれず、謎の恐怖を覚える。だが、状況的に考えても勇者が関与しているとしか思えない遺跡に存在した剣という時点で普通ではなく、本物の聖剣である可能性が高い。
「ダイン、お前は何処でその剣を見つけたんだ?」
「何処でって言われても……追いかけ回された時に逃げるのに必死で道なんて覚えてないよ」
「探すしかなさそうだな……あの石像の事も気になるし、ちょっと外に出てくるよ」
「私も行く」
「俺も行こう。伝説の聖剣を見られるかもしれないからな」
「ま、待てよ!!僕を一人にするなよ……分かったよ、僕も一緒に行くからさ!!」
結局は全員で遺跡の探索を行う事を決め、慌ててダインは荷物を整理して移動に不便となる大量の魔石はレナの空間魔法で異空間に預ける事にした。4人は部屋を抜け出すと、石像の姿が見えない事を確認して注意しながら遺跡の探索を開始する。
「ダインはここに住んでたんでしょ?なら何処にどんな物があるのか分からないの?」
「そういわれてもここ地味に広いんだよ……小さな街ぐらいはあるんだぞ?ああ、でも聖剣があった建物の近くに変な物があったな……」
「変な物?」
「何て言えば良いかな……大きな台座があったんだよ、その台座の上に大きな輪っか見たいな金属が浮かんでた」
「輪っか……?」
ダインの説明にレナは不思議に思い、台座を見たダイン本人もどのように説明すればいいのか悩んでいる様子であり、ともかく不思議な物体を見たという。
「女勇者?」
「聖剣レーヴァティン、真紅の炎を自在に操る七大聖剣の一振りだ」
「私もお母さんから聞いた事がある」
レーヴァティンの存在を知らないのはレナだけらしく、この世界では余程有名な聖剣だと判明する。過去にレナが取り扱った「カラドボルグ」や「エクスカリバー」と同列に位置する聖剣らしく、当然ながらに出自には勇者が関わっているらしい。
「そもそも七大聖剣ってなに?前に七大魔剣の事はシズネから聞いたことがあるけど……」
「おい、嘘だろ!?七大聖剣は大昔に異界から召喚された勇者が作り出した伝説の7つの聖剣なんだぞ!?それを知らない奴なんて普通いないぞ!?」
「ちょっと特別な育ち方をしたので……」
七大聖剣の存在はこの世界の一般常識に当てはまる程に有名な存在らしく、ダインは仕方がないとばかりに説明を行う。
「いいか?七大聖剣は「エクスカリバー」「カラドボルグ」「デュランダル」「レーヴァティン」「クサナギ」「リヴァイアサン」「クリムゾン」どれも名前ぐらいは聞いたことがあるだろ?」
「半分くらいは……」
最初の4つはレナも耳にした事があり、実際にその内の2つの聖剣を扱った事もある。聖剣を扱えるのは勇者の家系だけなのでバルトロス王家の血を継ぐレナも扱う事が出来る。だが、聖剣を使用するには「聖光石」の類の特別な魔石が必要であり、アイリスによれば重要なのは魔石の方で聖剣その物は魔石の力を解放するための道具でしかない。
七大聖剣はそれぞれが別々の能力を持っているらしく、例えばレナが初めて使用した「カラドボルグ」は雷を操り、塔の大迷宮で入手した「エクスカリバー」は聖属性の魔力を司る。恐らくは魔法の属性が七つ存在する事から七つの聖剣が制作されたと考えられた。
「ちなみに七大魔剣は?シズネが使っていた奴と俺が持っている紅蓮以外には何があるの?」
「七大魔剣か……聖剣に対抗するために生み出された魔剣や妖刀だっていうのは聞いたことがあるけど、僕が知っているのはその二つ以外だと「月光」ぐらいかな……なんでも人の生命力を奪う妖刀とか?」
「月光か……」
剣聖であるシズネがかつて所持していた「雪月花」やレナが所持している「紅蓮」は聖剣に対抗するために生み出された武器であり、どちらも聖剣には及ばないが神器級の力を所持している。しかも聖剣と違って使い手を選ばず、魔法の適性があれば誰にでも使用できる。
(あれ、聖剣と言えばカラドボルグやエクスカリバーはどうなったんだろう?叔母様に預けたままだけど、大丈夫かな?)
レナが過去に入手したカラドボルグとエクスカリバーはマリアに預けたので現在は何処に保管されているのか分からず、アイリスと交信できるようになったら彼女に聖剣の所在を確かめる事に決めた。だが、話を聞き終えてレナはダインが発見した剣の事が気になり、もしかしたら聖剣の類ではないのかと疑う。
「ねえ、もしかしてダインが発見した剣がその七大聖剣だったりしないの?」
「……いや、まさか?だって伝説の聖剣がこんな場所に放置されているはずなんて有り得ないだろ?」
「でも、どう見てもその魔水晶は普通じゃないよね。もしかして本当に……」
「こ、怖い事言うなよ……ちょっと待って、僕とんでもない事をしでかしたのかも知れないの!?」
ダインは今更ながらに自分の行為に冷や汗を流し、よりにもよって聖剣に取り付けられた魔石を盗んだかもしれず、謎の恐怖を覚える。だが、状況的に考えても勇者が関与しているとしか思えない遺跡に存在した剣という時点で普通ではなく、本物の聖剣である可能性が高い。
「ダイン、お前は何処でその剣を見つけたんだ?」
「何処でって言われても……追いかけ回された時に逃げるのに必死で道なんて覚えてないよ」
「探すしかなさそうだな……あの石像の事も気になるし、ちょっと外に出てくるよ」
「私も行く」
「俺も行こう。伝説の聖剣を見られるかもしれないからな」
「ま、待てよ!!僕を一人にするなよ……分かったよ、僕も一緒に行くからさ!!」
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「そういわれてもここ地味に広いんだよ……小さな街ぐらいはあるんだぞ?ああ、でも聖剣があった建物の近くに変な物があったな……」
「変な物?」
「何て言えば良いかな……大きな台座があったんだよ、その台座の上に大きな輪っか見たいな金属が浮かんでた」
「輪っか……?」
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