630 / 2,093
外伝 ~ヨツバ王国編~
交信妨害
『問題なのは月光樹が地球産の植物である事ですね。前にも言いましたけど、私は異界人の魂を認識する事は出来ません。だからホネミンさんがレナさんと共に行動している時は交信も出来ませんし、状況も把握出来なかった事は説明しましたよね?』
『ああ、俺は異界人だけどアイリスの魂の一部を持っているから更新出来るんでしょ?』
狭間の世界の管理人であるアイリスはこちらの世界の情勢を全て把握する事は出来るが、地球から訪れた人間の行動は把握できない。但し、レナのような転生者の場合はアイリスが自分の力の一部を与える事で行動を把握出来る。しかし、召喚魔法等で狭間の世界を潜り抜けてこちらの世界に訪れた勇者に関してはアイリスは接触する事は出来ない。
ホネミンも元々はレナと同じ転生者であったが、彼女は魔物に飲み込まれた時に一度死亡しており、過去に召喚された勇者の聖遺物で復活を成し遂げる事は出来たがその時にアイリスが与えていた力を失ってしまう。その結果、彼女はアイリスと交信する事が出来なくなった。
『異界人の方が近くに居る場合はレナさんの行動を読み取る事が出来ません。その理由は異界人の魂が強すぎてレナさんの魂を感知出来ないからです。でも、夢の世界ならどうにか会う事も出来ますけどね』
『そういえばホネミンが王城に捕まっていた時も夢の世界でしか会えなかったな。よくよく考えたらあのアジト、そんなに王城から遠くなかったしな……』
『まあ、あの時は風の聖痕がレナさんに馴染み切っていなかったのでどちらにしろ交信も出来なかったんですけどね……それはともかく、問題なのは月光樹の方です』
『何が問題……待てよ、地球産という事は月光樹の魂は地球の魂なのか!?』
植物とはいえ生きている存在ならば魂が存在してもおかしくはなく、月光樹が地球産の魂である以上はアイリスでさえも感知する事は出来ない。そして月光樹の近くに存在するレナもアイリスとの交信を妨げられてもおかしくはない。
『まあ、魂の強さは人間の方の方が強いので現在のレナさんと月光樹の距離なら交信は出来ます。だけど、あまりに月光樹に接近し過ぎると私との交信が途絶えてしまう可能性が高いので気をつけて下さい。恐らくですが50メートル圏内にまで近寄ると交信は出来ませんから』
『それは困ったな……まあ、月光樹に近寄らなければいいのか』
『そういう事です。だけど、問題なのは月光樹がこの領地だけではなく、王都にも植えられている事です。外見が美しい事が理由で王都には至る箇所に月光樹が植え付けられています。なので私でも王都の様子を探るのは難しいんです』
『マジかよ……』
これまで通りにアイリスの力を駆使して情報を集めて行動する事は難しいらしく、王都付近には大量の月光樹が植え付けられている事で一部の場所の情報がアイリスでさえも把握できないという。但し、月光樹が存在しない場所はこれまで通りにアイリスでも見通す事が出来るため、今後の行動でも彼女の力を借りれるという。
『月光樹付近では私は力を貸せませんから気をつけて下さい』
『分かった。あ、ちなみに月光樹は元々は何の植物なの?』
『ラフレシアです』
『マジで!?』
『冗談ですよ。まあ、マイナーな植物なので名前を言っても分からないですからあんまり気にしないでください』
アイリスからの交信が切れると、レナは久々に頭痛を覚え、どうやら月光樹からそれほど離れていない場所で交信を行うと負担も大きいらしく、溜息を吐きながら座り込む。
「ふうっ……ちょっと疲れたな」
「眠っておけ、この様子では今夜はここで休むしかあるまい」
「見張りは拙者たちに任せるでござる!!」
「ウル達の事はあたしが面倒見てますから兄貴は休んでください」
「そうさせてもらう……ありがとう」
皆に礼を告げた後、一足先にレナは眠りにつく。ほんの少し仮眠するつもりだったが、起きた時には既に日が明け、他の者達は出発の準備を整えていた――
――数時間後、レナ達は月光樹から100メートル程離れた場所から様子を確認し、これ以上に近付くと兵士に気付かれる恐れがあるので迂闊には近づけなかった。兵士達の中には「観察眼」や「遠視」のスキルを覚えている者も多く、簡単には突破出来ない。
だが、ここを突破するためにレナは連れて来た魔獣達を利用して突破する方法を考え、後方を振り返ってウルとアインに合図を送る。
「よし、上手くやれよ二人とも……頃合いを見計らったらすぐに離れるんだぞ」
「ヒヒンッ」
「ウォンッ」
ユニコとアインは頷くと移動を開始し、残された面子はその様子を見送りながら兵士達の様子を伺う。既に夜が明けているため、月光樹の葉の輝きは収まって現在では普通の樹木にしか見えない。夜間の間よりも兵士の数が増えているようだが、その他に変わった点はない。
幸運と言えるのは兵士達の中に魔物使いが存在せず、魔獣を駆使して臭いなどでレナ達の存在を感づかれない事である。しばらく時間が経過した後、木々を潜り抜けて最初にユニコが月光樹の前で見張りを行う兵士達の前に現れた。
「ヒヒィンッ!!」
「うおっ!?何だ……ユニコーンの子供か?」
「何でこんな場所に……おい、こいつ鞍が付いてないぞ。もしかして野生のユニコーンじゃないのか?」
「何だって!?だが、この近辺でユニコーンの成馬が発見された報告は届いていないぞ?」
「もしかして例の旧都を支配していたユニコーンの子供かもしれない。おい、すぐに確保しろ!!」
ユニコが現れると兵士達は慌てて集まり、こちらを襲ってくる様子がない事を確かめるとユニコの元へ近づく。ヨツバ王国の森人族はユニコーンを大切に扱うため、子供のユニコーンが危険な森の中で彷徨っていたら放置するはずがない。
「ブルルルッ……」
「よしよし、興奮するなよ……それにしても綺麗な毛並みだな」
「こいつは大人になるのが楽しみだな」
「おい、縄を持ってきたぞ。刺激しないように気を付けて連れていけよ」
兵士達はユニコをそのまま連れて行こうとすると、頃合いを見計らって大樹に隠れていたウルが現れ、雄たけびを上げる。
「ウォオオオオンッ!!」
「な、何だ!?」
「この声は……まさか、例の変異体か!?」
「違う、あそこを見ろ!!は、白狼種だ!!」
狼の遠吠え尾を耳にした兵士達は慌てふためき、最初は北聖将から報告を受けていたコボルトの変異体が現れたのかと全員が警戒するが、姿を現したのは白狼種だと知って焦りを抱く。
「は、白狼種だと!?どうしてこんな場所に……おい、殺すのか!?」
「馬鹿を言うな!!白狼種は希少種だ、出来れば捕獲して……」
「ヒヒンッ!!」
「うわっ!?おい、暴れるな!!大丈夫だ、お前は俺たちが守るから……ひいっ!?」
ウルが姿を現すと兵士達はどのように対応するのか混乱を引き起こし、それを見たユニコは唐突に暴れ出す。傍から見れば白狼種が現れた事でユニコーンの子供が怯えたようにしか見えず、兵士達はウルを警戒しながらユニコを抑えつけようとした。
「よし、今だ……行くよ、皆!!」
「アイン殿は出来る限り声を抑えるでござるよ」
「キュロロッ……」
「俺が先行する、お前達は後に続け」
「突撃っす!!」
見張りの兵士達の意識が2匹に奪われている間、レナ達は見つからないように森の中を潜り抜け、潜入を試みる。ウルとユニコが騒動を起こしている間に月光樹を潜り抜け、東聖将の領地への侵入を行う。
『ああ、俺は異界人だけどアイリスの魂の一部を持っているから更新出来るんでしょ?』
狭間の世界の管理人であるアイリスはこちらの世界の情勢を全て把握する事は出来るが、地球から訪れた人間の行動は把握できない。但し、レナのような転生者の場合はアイリスが自分の力の一部を与える事で行動を把握出来る。しかし、召喚魔法等で狭間の世界を潜り抜けてこちらの世界に訪れた勇者に関してはアイリスは接触する事は出来ない。
ホネミンも元々はレナと同じ転生者であったが、彼女は魔物に飲み込まれた時に一度死亡しており、過去に召喚された勇者の聖遺物で復活を成し遂げる事は出来たがその時にアイリスが与えていた力を失ってしまう。その結果、彼女はアイリスと交信する事が出来なくなった。
『異界人の方が近くに居る場合はレナさんの行動を読み取る事が出来ません。その理由は異界人の魂が強すぎてレナさんの魂を感知出来ないからです。でも、夢の世界ならどうにか会う事も出来ますけどね』
『そういえばホネミンが王城に捕まっていた時も夢の世界でしか会えなかったな。よくよく考えたらあのアジト、そんなに王城から遠くなかったしな……』
『まあ、あの時は風の聖痕がレナさんに馴染み切っていなかったのでどちらにしろ交信も出来なかったんですけどね……それはともかく、問題なのは月光樹の方です』
『何が問題……待てよ、地球産という事は月光樹の魂は地球の魂なのか!?』
植物とはいえ生きている存在ならば魂が存在してもおかしくはなく、月光樹が地球産の魂である以上はアイリスでさえも感知する事は出来ない。そして月光樹の近くに存在するレナもアイリスとの交信を妨げられてもおかしくはない。
『まあ、魂の強さは人間の方の方が強いので現在のレナさんと月光樹の距離なら交信は出来ます。だけど、あまりに月光樹に接近し過ぎると私との交信が途絶えてしまう可能性が高いので気をつけて下さい。恐らくですが50メートル圏内にまで近寄ると交信は出来ませんから』
『それは困ったな……まあ、月光樹に近寄らなければいいのか』
『そういう事です。だけど、問題なのは月光樹がこの領地だけではなく、王都にも植えられている事です。外見が美しい事が理由で王都には至る箇所に月光樹が植え付けられています。なので私でも王都の様子を探るのは難しいんです』
『マジかよ……』
これまで通りにアイリスの力を駆使して情報を集めて行動する事は難しいらしく、王都付近には大量の月光樹が植え付けられている事で一部の場所の情報がアイリスでさえも把握できないという。但し、月光樹が存在しない場所はこれまで通りにアイリスでも見通す事が出来るため、今後の行動でも彼女の力を借りれるという。
『月光樹付近では私は力を貸せませんから気をつけて下さい』
『分かった。あ、ちなみに月光樹は元々は何の植物なの?』
『ラフレシアです』
『マジで!?』
『冗談ですよ。まあ、マイナーな植物なので名前を言っても分からないですからあんまり気にしないでください』
アイリスからの交信が切れると、レナは久々に頭痛を覚え、どうやら月光樹からそれほど離れていない場所で交信を行うと負担も大きいらしく、溜息を吐きながら座り込む。
「ふうっ……ちょっと疲れたな」
「眠っておけ、この様子では今夜はここで休むしかあるまい」
「見張りは拙者たちに任せるでござる!!」
「ウル達の事はあたしが面倒見てますから兄貴は休んでください」
「そうさせてもらう……ありがとう」
皆に礼を告げた後、一足先にレナは眠りにつく。ほんの少し仮眠するつもりだったが、起きた時には既に日が明け、他の者達は出発の準備を整えていた――
――数時間後、レナ達は月光樹から100メートル程離れた場所から様子を確認し、これ以上に近付くと兵士に気付かれる恐れがあるので迂闊には近づけなかった。兵士達の中には「観察眼」や「遠視」のスキルを覚えている者も多く、簡単には突破出来ない。
だが、ここを突破するためにレナは連れて来た魔獣達を利用して突破する方法を考え、後方を振り返ってウルとアインに合図を送る。
「よし、上手くやれよ二人とも……頃合いを見計らったらすぐに離れるんだぞ」
「ヒヒンッ」
「ウォンッ」
ユニコとアインは頷くと移動を開始し、残された面子はその様子を見送りながら兵士達の様子を伺う。既に夜が明けているため、月光樹の葉の輝きは収まって現在では普通の樹木にしか見えない。夜間の間よりも兵士の数が増えているようだが、その他に変わった点はない。
幸運と言えるのは兵士達の中に魔物使いが存在せず、魔獣を駆使して臭いなどでレナ達の存在を感づかれない事である。しばらく時間が経過した後、木々を潜り抜けて最初にユニコが月光樹の前で見張りを行う兵士達の前に現れた。
「ヒヒィンッ!!」
「うおっ!?何だ……ユニコーンの子供か?」
「何でこんな場所に……おい、こいつ鞍が付いてないぞ。もしかして野生のユニコーンじゃないのか?」
「何だって!?だが、この近辺でユニコーンの成馬が発見された報告は届いていないぞ?」
「もしかして例の旧都を支配していたユニコーンの子供かもしれない。おい、すぐに確保しろ!!」
ユニコが現れると兵士達は慌てて集まり、こちらを襲ってくる様子がない事を確かめるとユニコの元へ近づく。ヨツバ王国の森人族はユニコーンを大切に扱うため、子供のユニコーンが危険な森の中で彷徨っていたら放置するはずがない。
「ブルルルッ……」
「よしよし、興奮するなよ……それにしても綺麗な毛並みだな」
「こいつは大人になるのが楽しみだな」
「おい、縄を持ってきたぞ。刺激しないように気を付けて連れていけよ」
兵士達はユニコをそのまま連れて行こうとすると、頃合いを見計らって大樹に隠れていたウルが現れ、雄たけびを上げる。
「ウォオオオオンッ!!」
「な、何だ!?」
「この声は……まさか、例の変異体か!?」
「違う、あそこを見ろ!!は、白狼種だ!!」
狼の遠吠え尾を耳にした兵士達は慌てふためき、最初は北聖将から報告を受けていたコボルトの変異体が現れたのかと全員が警戒するが、姿を現したのは白狼種だと知って焦りを抱く。
「は、白狼種だと!?どうしてこんな場所に……おい、殺すのか!?」
「馬鹿を言うな!!白狼種は希少種だ、出来れば捕獲して……」
「ヒヒンッ!!」
「うわっ!?おい、暴れるな!!大丈夫だ、お前は俺たちが守るから……ひいっ!?」
ウルが姿を現すと兵士達はどのように対応するのか混乱を引き起こし、それを見たユニコは唐突に暴れ出す。傍から見れば白狼種が現れた事でユニコーンの子供が怯えたようにしか見えず、兵士達はウルを警戒しながらユニコを抑えつけようとした。
「よし、今だ……行くよ、皆!!」
「アイン殿は出来る限り声を抑えるでござるよ」
「キュロロッ……」
「俺が先行する、お前達は後に続け」
「突撃っす!!」
見張りの兵士達の意識が2匹に奪われている間、レナ達は見つからないように森の中を潜り抜け、潜入を試みる。ウルとユニコが騒動を起こしている間に月光樹を潜り抜け、東聖将の領地への侵入を行う。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
ファンタジー
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日発売!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
神様の手違いで異世界転生した俺の魅了チートが、勇者のハーレムを根こそぎ奪って溺愛ハーレム作りました!
まさき
恋愛
ブラック企業で働き続けた俺、佐藤誠が過労で倒れ、気づけば異界の地。
「手違いで死なせちゃってごめん!」という神様から、お詫びに貰ったのは規格外の【魅了】スキル——。
だが、元社畜の俺にはその自覚が微塵もない!
ただ誠実に、普通に生きようとしているだけなのに、エルフの賢者、獣人の少女、最強の聖女、さらには魔王の娘までもが、俺の「社畜仕込みの優しさ」に絆されて居座り始める。
一方で、10年かけて仲間を集めたはずの「勇者・勝利」は、自身の傲慢さゆえに、誠へとなびく仲間たちを一人、また一人と失っていく。
「俺は勇者だぞ! なぜ手違い転生者に負けるんだあああ!?」
人界から天界、そして宇宙の創造へ——。
無自覚な誠実さで世界を塗り替えてしまう、元社畜の究極溺愛ハーレムファンタジー、ここに開幕!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。