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外伝 ~ヨツバ王国編~
ギンタロウVSクレナイ
守備将軍の数百名の大盾を構えた騎士が前に出たのに対し、東聖将軍のケンタウロス隊は各々が別々の武器を構え、正面から突っ込む。その先頭にはキン、ギン、ドウの3人も含まれ、大盾で防御態勢に入った兵士に果敢に挑む。
「行くぞっ!!」
「突撃だっ!!」
「飛べぇっ!!」
『うおおおおっ!!』
ケンタウロス隊は大盾を構えた兵士の目の前まで接近すると、全員が跳躍を行い、大盾を飛び越えて守備将軍へ突っ込む。
『なっ……!?』
まさか大盾部隊を飛び越えて突っ込んでくるとは守備将軍も思いもよらず、不意を突かれた兵士達は次々とケンタウロス隊によって蹴散らされ、大盾を構えていた兵士達も背後から襲われて陣形を崩す。
「敵の陣形は崩れた!!全軍、出撃!!」
『うおおおおっ!!』
「あたし達も行くよ!!送れるんじゃないよ!!」
『おうっ!!』
ギンタロウは守備将軍の陣形が乱れたのを確認すると全軍を率いて突撃し、その後に冒険者達も続く。クレナイは陣形が乱れている状況で迫りくる東聖将軍に対し、険しい表情も浮かべながらも取り乱さず、新たな指示を与える。
「貴様等!!我々に敗北は許されん!!目の前の敵を屠れ!!」
『おおっ!!』
クレナイの言葉に騎士達は即座に混乱から抜け出し、自分の目の前に存在する敵にだけ集中して戦う。流石にヨツバ王国の最精鋭を誇り、どのような状況でも将軍の命令に耳を傾け、対処を行う。陣形は乱れても彼等が最強の兵士である事に変わりはなく、視界に入った敵と交戦する。
魔の草原に刃が交わる音が鳴り響き、次々と両軍の兵士が地面に倒れ伏す。初手はギンタロウの軍配が上がり、守備将軍の中でも甲殻騎獣隊を無力化させた事は大きく、戦力はこれでほぼ互角と言える。数は守備将軍が多いが、東聖将軍には百戦錬磨の冒険者も参加しており、両軍が入り乱れながらも互角に渡り合う。
「クレナイ!!何処だ、俺はここにいるぞ!!」
「将軍の元へは行かせん!!」
「ギンタロウを討ち取れ!!」
「ここにギンタロウがいるぞ!!」
「ええい、退け!!雑魚に用はない!!」
ギンタロウは数名の騎士に取り囲まれ、鉞を振るって彼等を振り払おうとするが、流石に敵も強く、北聖将軍の兵士よりも遥かに手強い。それでもギンタロウを守るためにバルとジャンヌが駆けつけ、兵士を追い払う。
「撃剣!!」
「回転!!」
「ぐあっ!?」
「な、何だこいつらは……化物かっ!?」
「「女性(女)に対して失礼なっ!!」」
バルとジャンヌの加勢のお陰でギンタロウの周囲に張り付いていた騎士達は倒す事に成功するが、同時に別の方角から冒険者の集団が吹き飛ばされ、派手な轟音が草原中へ鳴り響く。
「ぐああっ!?」
「がああっ!?」
「あうっ!?」
「うわっ……ガロ、モリモ、それにミナ!?あんたら、どうしたんだい!?」
「大丈夫ですか!?」
冒険者の中でも実力は上位に位置する3人が唐突に空中に吹き飛ばされ、ギンタロウ達の元に墜落する。慌ててバルはミナを抱き留め、ジャンヌもガロとモリモの元へ急ぐ。辛うじて全員が生きてはいるようだが、負傷は激しく、これ以上の戦闘は不可能だった。
3人を吹き飛ばした方向に全員が視線を向けると、そこには黒馬に乗り込んだクレナイの姿が存在し、彼は両腕に装着した「漆黒の闘拳」を構えると、両手の拳同士を叩きつける。
「ふんっ!!」
『うわぁあああっ!?』
「なにぃっ……!?」
拳を叩きつけただけで強烈な暴風が発生し、周囲に存在したケンタウロス隊の兵士が吹き飛ばされた。それを目撃したギンタロウは鉞を握り締め、こちらに迫るクレナイへ向けて駆けつける。
「クレナイ!!貴様の相手は俺だ!!」
「そこにいたか、ギンタロウ!!いいだろう、来い!!」
クレナイの元にギンタロウは両手の鉞を握り締めながら正面から迫り、それに対してクレナイは両腕を構えると、周囲に存在する風の精霊を呼び集める。そしてギンタロウが鉞を振り翳した瞬間、自身も拳を突き出す。
「兜割りっ!!」
「ぬんっ!!」
ギンタロウの振り落とした鉞の刃に対してクレナイは闘拳を叩きつけた瞬間、強烈な衝撃波が発生し、周囲に存在した十数名の兵士と共にギンタロウの身体が吹き飛ばされた。
「ぐああああっ!?」
『ぎゃああああっ!?』
兵士と共にギンタロウは地面へ墜落し、10メートル以上も離れた場所へ叩きつけられる。その光景を見ていた兵士達は敵味方関係なく立ち止まり、拳を擦り合わせながら首を鳴らすクレナイに視線を向ける。
「この程度か……腕が訛ったな、ギンタロウ!!」
「ぐうっ……ま、まだまだっ!!」
「将軍、お辞め下さい!!これ以上は無理です!!」
「そのお怪我ではもう……!!」
地面に叩きつけられながらもギンタロウは鉞を拾い上げ、クレナイへ向かおうとしたが墜落の際に右前脚が折れたらしく、立ち上がる事も出来ずに他の兵士に支えられる。同じ六聖将でも圧倒的な力の差が存在し、ヨツバ王国最強の将軍の称号は伊達ではない。
「行くぞっ!!」
「突撃だっ!!」
「飛べぇっ!!」
『うおおおおっ!!』
ケンタウロス隊は大盾を構えた兵士の目の前まで接近すると、全員が跳躍を行い、大盾を飛び越えて守備将軍へ突っ込む。
『なっ……!?』
まさか大盾部隊を飛び越えて突っ込んでくるとは守備将軍も思いもよらず、不意を突かれた兵士達は次々とケンタウロス隊によって蹴散らされ、大盾を構えていた兵士達も背後から襲われて陣形を崩す。
「敵の陣形は崩れた!!全軍、出撃!!」
『うおおおおっ!!』
「あたし達も行くよ!!送れるんじゃないよ!!」
『おうっ!!』
ギンタロウは守備将軍の陣形が乱れたのを確認すると全軍を率いて突撃し、その後に冒険者達も続く。クレナイは陣形が乱れている状況で迫りくる東聖将軍に対し、険しい表情も浮かべながらも取り乱さず、新たな指示を与える。
「貴様等!!我々に敗北は許されん!!目の前の敵を屠れ!!」
『おおっ!!』
クレナイの言葉に騎士達は即座に混乱から抜け出し、自分の目の前に存在する敵にだけ集中して戦う。流石にヨツバ王国の最精鋭を誇り、どのような状況でも将軍の命令に耳を傾け、対処を行う。陣形は乱れても彼等が最強の兵士である事に変わりはなく、視界に入った敵と交戦する。
魔の草原に刃が交わる音が鳴り響き、次々と両軍の兵士が地面に倒れ伏す。初手はギンタロウの軍配が上がり、守備将軍の中でも甲殻騎獣隊を無力化させた事は大きく、戦力はこれでほぼ互角と言える。数は守備将軍が多いが、東聖将軍には百戦錬磨の冒険者も参加しており、両軍が入り乱れながらも互角に渡り合う。
「クレナイ!!何処だ、俺はここにいるぞ!!」
「将軍の元へは行かせん!!」
「ギンタロウを討ち取れ!!」
「ここにギンタロウがいるぞ!!」
「ええい、退け!!雑魚に用はない!!」
ギンタロウは数名の騎士に取り囲まれ、鉞を振るって彼等を振り払おうとするが、流石に敵も強く、北聖将軍の兵士よりも遥かに手強い。それでもギンタロウを守るためにバルとジャンヌが駆けつけ、兵士を追い払う。
「撃剣!!」
「回転!!」
「ぐあっ!?」
「な、何だこいつらは……化物かっ!?」
「「女性(女)に対して失礼なっ!!」」
バルとジャンヌの加勢のお陰でギンタロウの周囲に張り付いていた騎士達は倒す事に成功するが、同時に別の方角から冒険者の集団が吹き飛ばされ、派手な轟音が草原中へ鳴り響く。
「ぐああっ!?」
「がああっ!?」
「あうっ!?」
「うわっ……ガロ、モリモ、それにミナ!?あんたら、どうしたんだい!?」
「大丈夫ですか!?」
冒険者の中でも実力は上位に位置する3人が唐突に空中に吹き飛ばされ、ギンタロウ達の元に墜落する。慌ててバルはミナを抱き留め、ジャンヌもガロとモリモの元へ急ぐ。辛うじて全員が生きてはいるようだが、負傷は激しく、これ以上の戦闘は不可能だった。
3人を吹き飛ばした方向に全員が視線を向けると、そこには黒馬に乗り込んだクレナイの姿が存在し、彼は両腕に装着した「漆黒の闘拳」を構えると、両手の拳同士を叩きつける。
「ふんっ!!」
『うわぁあああっ!?』
「なにぃっ……!?」
拳を叩きつけただけで強烈な暴風が発生し、周囲に存在したケンタウロス隊の兵士が吹き飛ばされた。それを目撃したギンタロウは鉞を握り締め、こちらに迫るクレナイへ向けて駆けつける。
「クレナイ!!貴様の相手は俺だ!!」
「そこにいたか、ギンタロウ!!いいだろう、来い!!」
クレナイの元にギンタロウは両手の鉞を握り締めながら正面から迫り、それに対してクレナイは両腕を構えると、周囲に存在する風の精霊を呼び集める。そしてギンタロウが鉞を振り翳した瞬間、自身も拳を突き出す。
「兜割りっ!!」
「ぬんっ!!」
ギンタロウの振り落とした鉞の刃に対してクレナイは闘拳を叩きつけた瞬間、強烈な衝撃波が発生し、周囲に存在した十数名の兵士と共にギンタロウの身体が吹き飛ばされた。
「ぐああああっ!?」
『ぎゃああああっ!?』
兵士と共にギンタロウは地面へ墜落し、10メートル以上も離れた場所へ叩きつけられる。その光景を見ていた兵士達は敵味方関係なく立ち止まり、拳を擦り合わせながら首を鳴らすクレナイに視線を向ける。
「この程度か……腕が訛ったな、ギンタロウ!!」
「ぐうっ……ま、まだまだっ!!」
「将軍、お辞め下さい!!これ以上は無理です!!」
「そのお怪我ではもう……!!」
地面に叩きつけられながらもギンタロウは鉞を拾い上げ、クレナイへ向かおうとしたが墜落の際に右前脚が折れたらしく、立ち上がる事も出来ずに他の兵士に支えられる。同じ六聖将でも圧倒的な力の差が存在し、ヨツバ王国最強の将軍の称号は伊達ではない。
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