『教育係など誰でもできる』と私を捨てた婚約者だけが、誰にも教わらなかった
頭上に才能値が見える加護を持つ伯爵令嬢セシリアは、貴族子弟の家庭教師として十年を捧げた。
「教育係など誰でもできる」——婚約者の侯爵嫡男に捨てられた翌年、異変が起きる。
宰相の息子が「セシリア先生のおかげです」と宣言し、騎士団長の娘が「戦術は先生から」と語り、
第三王子が即位演説で頭を下げた。王国の未来を作った女性が名もなき家庭教師として捨てられていたと
知ったとき——教えを拒んだたった一人の男だけが、取り残された。
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お読みいただき、ありがとうございます!
鑑定士もの系譜だね、というご感想、その通りで否定できません。同じ系譜の中でも「教育係を捨てた側が、結局誰にも教わらなかった一人になる」という所に焦点を絞ったつもりでした。王様がヒーローになるか、というご想像、書きながら少し迷った余白でもあります。
軽い気持ちて字を追っていたのに、ボロボロ泣いてしまいました。
頭上に数字が見えるって、なんかデスノートみたいだなぁと最初は面白がっていられたのに。
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