世界の代わりに壊れた俺はこの先どうやって生きて行けば良いのだろうか?

 妖精族との最後の戦いで、俺は妖精族の王にとどめを刺したが…仲間と家族を全て失った。人族と妖精族の殺し合いで、生き残ったのは俺だけだった。こんな壊れた世界は嫌だ!そう思った俺は、自暴自棄になって「禁呪」を唱えると、気を失った。

 俺が再び目を開いた時、「禁呪」により仲間と家族は蘇っていた。しかし、仲間たちから襲われ、家族は怯えて逃げていった。…俺は「禁呪」で人族の敵である妖精族となっていたのだ。
 これは、「禁呪」によって世界の代わりに壊れてしまった俺が、それでもめげずに生き抜いた物語である。

小説家になろうさんでも掲載することに致しました。
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