胸に宿るは蜘蛛の糸

小学生の頃、ふと目にした父と叔父との表情が、晴樹の頭の片隅にはずっと残っていた。が、それは記憶の片隅に追いやられて、歳を重ねるごとに忘れていってしまう。高校生になって、同性の友人から告白されて、昔の記憶は少しづつ剥がされていく。
しかし、剥がれる度に自分の気持ちが溢れ出し、それは全てを壊してしまう程のものとなり、ひとりでは抱えきれなくなった。晴樹に救いの手を差し伸べてくれるのは..........

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