生きてたまるか
20××年4月×日、人類は消え、世界は終わった。
滅びのその日に、東京の真ん中で、ただひとり生き残っていた僕がしたことは、デパートで高級食材を漁り、食べ続けただけ。それだけ。
好きなことをやりたい放題。誰にも怒られない。何をしてもいい。何もしなくてもいい。
初めて明日がちょっとだけ待ち遠しくなっていた。
でも、死にたい……。
滅びのその日に、東京の真ん中で、ただひとり生き残っていた僕がしたことは、デパートで高級食材を漁り、食べ続けただけ。それだけ。
好きなことをやりたい放題。誰にも怒られない。何をしてもいい。何もしなくてもいい。
初めて明日がちょっとだけ待ち遠しくなっていた。
でも、死にたい……。
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最後まで読ませていただきました。序盤では人々が消えた世界で自死を望む主人公がどのように生きるのか、中盤では生き残った人々を探す旅路に、この世界の謎に迫る終盤と、最初から最後まで惹き込まれていました。ポストアポカリプス物だとどう生きるのかばかりに主眼が置かれがちですが、何故生きるのか、繰り広げられる人間ドラマがとても素晴らしかったです。想像の余地を残すラストの余韻も素敵でした。
ありがとうございます。
少し辛い世界の終わりの旅を、最後まで降りることなく楽しんでいただけましたら、望外の幸いです。
お気に入り登録させていただきました。
ディストピア世界で人間がどんな行動をするのか、思考実験のようでワクワクしました!
また、この世界にもまだ謎が隠されているようで、そちらもすごく気になります!
ありがとうございます。
初投稿で感想いただくのも初で、励みになります。
最後まで読んでいただけるとヤバいくらい喜びます。
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