聖女の条件~守り抜くと誓った騎士は、私のすべてを奪いたかった~

【聖女の条件:処女であること】

浄化しかできない欠陥聖女のミヤの傍には、幼馴染の聖騎士カイルの姿があった。

立場の違いから、昼間は自由に言葉を交わすことさえ許されない二人。
堅物なカイルは、ミヤを「聖なる存在」とし、指一本触れずに彼女を守り抜くと誓っていた。

――だが、その仮面の下には、煮え立つような独占欲が隠されていることをミヤは知らない。

遠征先での「ある事件」をきっかけに、彼の理性が音を立てて崩れ始める。

「誰かに穢されるくらいなら、いっそこの手で――」

守るべき聖女を、一人の女として壊したくなる。
決して交わらないはずだった二人の距離が、聖女解任の夜、一気にゼロへと塗りつぶされる。


※『【短編完結】元聖女は聖騎士の執着から逃げられない 聖女を辞めた夜、幼馴染の聖騎士に初めてを奪われました』に至る、聖女と聖騎士だった頃の二人を描いた長編です。
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