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2章始動
29話 村の状況
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「じゃあよろしくなマコッチ」
「ええ、そっちもねアレン」
村の事は了承してもらい、交易の話し合いでは調味料と食料を売る事になりました。
「これだけあればしばらく持つなノン」
「ええ、それに商人の選別もしなくちゃいけないし、帰ったら仕事が山積みね」
私はローグルムとアレンにマジックバッグを渡しました、アレイラの方は前にノンに渡してあるマジックバッグに入れたの、中には交易品が入っています、まあプレゼントとして他にも入れましたけどね。
調度品とか他の物もどうかと言ったんだけど、食料品だけでも処理が大変だからと今度になりました、ローグルムの方には入れてありますよ、当然ね。
「じゃあクリス、みんなをよろしくね」
「お任せくださいお姉さま」
私はクリスにそう言ってみんなを転移し、入り口の映像を見てみんなが手を振って外に出ていきました。
「はぁ~終わったー」
『これからでしょマコッチ』
私が一息しているとスイちゃんが言ってきました、でも第一段階は終わったのよ。
「そうね、まずは救い出した村人と顔合わせをしましょ、シーにはすでに言ってあるからね、責任者を5人連れてきてくれるんだって」
『そうなんだ・・・マコッチ気を付けてね』
私はマリンとキュリーを連れて村に転移しました。
「主様お待ちしていました」
転移するとすぐにシーたちシルキーが20人待っていて、代表してシーが挨拶をしてくれました。
メイド服の女性が20人って、すごい迫力ね。
「み、みんなで来なくてもよかったのに」
「何をおっしゃいますか、主様がいなければ私たちはここにはいないのですよ、全員集まっているのは当たり前です」
私はシルキーたちに案内されて村の中を歩きました。
「なんか村人の視線が凄いんだけど、なんでかな?」
「主様は私たちが守ります、ねキュリー」
「キュキュー」
二人が私のサイドに位置して守ってくれています、いやいや視線が痛いだけでそれじゃ意味ないのよ二人とも。
「ここです、どうぞ主様」
大きな家に着いて中に入ると、どこかの屋敷みたいに広くなっていました。
「ふわぁー広いのね、何処かのお屋敷でありそうだわ」
奥に入ると会議室の様な四角くテーブルで囲ってある部屋に来ました、シーが扉を開けてくれて入ったんだけど、シツが素早く奥に行き待っています。
「こちらにどうぞマスター」
「あ、ありがとシツ」
私は一番奥ですか、シツが引いてくれた椅子は部屋の一番奥で普通の椅子ではないんです、豪華に飾ってあります、座るのが嫌なんだけど、しょうがないので座りましたよ。
「では、村の責任者を紹介いたします」
そう言ってシルキーのシサが5人の人族を連れてきました、女性が2人と男性が3人ですね。
「右からカミリア(女性)アリシア(女性)デルル(男性)ジェイコフ(男性)ロンド(男)です」
みんなが名前を呼ばれて頭を下げてくれました、すごく緊張しています。
こういった空気は好きじゃないんだけど、どうしてみんなそんなに緊張してるのかな?
「どうも皆さん、元気そうでよかったわ、ここの生活には慣れましたか?」
「は、ははい、とてもよくしてもらっています」
カミリアさんが返事を返してくれたけど、ほんとに緊張し過ぎですね。
「ちょっとシー、みんな緊張してるけど、重労働とか圧力は加えてないわよね」
私の後ろに控えているシーに聞きました。
「当然です、皆さんには仕事をしてもらっていますが、無理はさせておりません」
シーが胸を張って言っています、まあそれならいいけど。
「そうなのね・・・それでモンスター畑もちゃんと使ってる?」
「はいもちろんです、ローテーションを組んで30人ずつ行っています、おかげでレベルも上がりました」
それは知ってるわ、村の収入DPが上がったからね、今村人だけで2000万くらいかな。
実は私は、村の食料用に野菜や穀物がドロップするモンスターを作りました。
【野菜モンスター】(1セット1万P)
ランダムでニンジン型玉ねぎ型っと野菜の形をしたモンスターがポップしドロップ品はその野菜と屑魔石が出てくる。
【穀物モンスター】(1セット1万P)
野菜モンスターと同じ
【調味料モンスター】(1セット1万P)
野菜モンスターと同じ
結構可愛いのよ、大きさ的には大体バスケットボール二個分くらいかな?
もう少ししたら肉や魚も考えたいわね。
「そう良かったわ、あまり経験値は高くないけど、生活をしていく中でどんどん狩って行ってね」
「はっ畏まりました主様」
シーたちが凄くまじめなのは解ったんですが、これがみんなを緊張させてるんじゃないよね?
「まあいいや、皆さんこれからも体に気を付けて生活してくださいね、もし希望があればシーたちに言ってください、外に出たいとか、交易をしてみたいとか、要望は聞きますからね」
私はそう言って席を立ち、部屋を出ました。
私たちが出るまで代表者たちはずっと頭を下げたままでしたよ。
「はぁ~疲れた、ああいった空気は好きじゃないなー、もっとのほほんとしていてほしいよ」
まぁしばらくすればそうなると思いたいわね、私がそう思いながら外に出ると女の子が立っていました、茶色の髪のツインテールがとってもかわいい子ね。
「あ、あの女神様」
「め、女神様!?私の事?」
何でか女の子が私をジッと見てきて、そう言ってきました。
「はい、あの私たちを救ってくれてありがとうございます」
頭を下げてお礼を言われました、私が驚いていると走って行ってしまいましたね。
「・・・シー、どうして私、女神って事になってるのかな?」
「それは・・・誰かが言ってたそうなんです、女性の方と知らなかった時は神様と言ってた人もいましたよ」
ここでもそう言われてるの?アレンにもそう言われたけど・・・もしかして何か似たような話とかがあるのかしら?
「私助けてるけど、自分の為だよ」
「いいではないですか、救っているのは事実です」
まあそうだけど、照れ臭いじゃない女神なんて、普通に呼んでほしいわね。
「まあいいや、じゃあ後よろしくねシー」
「はっお任せください」
私は転移して部屋に戻りました。
「ええ、そっちもねアレン」
村の事は了承してもらい、交易の話し合いでは調味料と食料を売る事になりました。
「これだけあればしばらく持つなノン」
「ええ、それに商人の選別もしなくちゃいけないし、帰ったら仕事が山積みね」
私はローグルムとアレンにマジックバッグを渡しました、アレイラの方は前にノンに渡してあるマジックバッグに入れたの、中には交易品が入っています、まあプレゼントとして他にも入れましたけどね。
調度品とか他の物もどうかと言ったんだけど、食料品だけでも処理が大変だからと今度になりました、ローグルムの方には入れてありますよ、当然ね。
「じゃあクリス、みんなをよろしくね」
「お任せくださいお姉さま」
私はクリスにそう言ってみんなを転移し、入り口の映像を見てみんなが手を振って外に出ていきました。
「はぁ~終わったー」
『これからでしょマコッチ』
私が一息しているとスイちゃんが言ってきました、でも第一段階は終わったのよ。
「そうね、まずは救い出した村人と顔合わせをしましょ、シーにはすでに言ってあるからね、責任者を5人連れてきてくれるんだって」
『そうなんだ・・・マコッチ気を付けてね』
私はマリンとキュリーを連れて村に転移しました。
「主様お待ちしていました」
転移するとすぐにシーたちシルキーが20人待っていて、代表してシーが挨拶をしてくれました。
メイド服の女性が20人って、すごい迫力ね。
「み、みんなで来なくてもよかったのに」
「何をおっしゃいますか、主様がいなければ私たちはここにはいないのですよ、全員集まっているのは当たり前です」
私はシルキーたちに案内されて村の中を歩きました。
「なんか村人の視線が凄いんだけど、なんでかな?」
「主様は私たちが守ります、ねキュリー」
「キュキュー」
二人が私のサイドに位置して守ってくれています、いやいや視線が痛いだけでそれじゃ意味ないのよ二人とも。
「ここです、どうぞ主様」
大きな家に着いて中に入ると、どこかの屋敷みたいに広くなっていました。
「ふわぁー広いのね、何処かのお屋敷でありそうだわ」
奥に入ると会議室の様な四角くテーブルで囲ってある部屋に来ました、シーが扉を開けてくれて入ったんだけど、シツが素早く奥に行き待っています。
「こちらにどうぞマスター」
「あ、ありがとシツ」
私は一番奥ですか、シツが引いてくれた椅子は部屋の一番奥で普通の椅子ではないんです、豪華に飾ってあります、座るのが嫌なんだけど、しょうがないので座りましたよ。
「では、村の責任者を紹介いたします」
そう言ってシルキーのシサが5人の人族を連れてきました、女性が2人と男性が3人ですね。
「右からカミリア(女性)アリシア(女性)デルル(男性)ジェイコフ(男性)ロンド(男)です」
みんなが名前を呼ばれて頭を下げてくれました、すごく緊張しています。
こういった空気は好きじゃないんだけど、どうしてみんなそんなに緊張してるのかな?
「どうも皆さん、元気そうでよかったわ、ここの生活には慣れましたか?」
「は、ははい、とてもよくしてもらっています」
カミリアさんが返事を返してくれたけど、ほんとに緊張し過ぎですね。
「ちょっとシー、みんな緊張してるけど、重労働とか圧力は加えてないわよね」
私の後ろに控えているシーに聞きました。
「当然です、皆さんには仕事をしてもらっていますが、無理はさせておりません」
シーが胸を張って言っています、まあそれならいいけど。
「そうなのね・・・それでモンスター畑もちゃんと使ってる?」
「はいもちろんです、ローテーションを組んで30人ずつ行っています、おかげでレベルも上がりました」
それは知ってるわ、村の収入DPが上がったからね、今村人だけで2000万くらいかな。
実は私は、村の食料用に野菜や穀物がドロップするモンスターを作りました。
【野菜モンスター】(1セット1万P)
ランダムでニンジン型玉ねぎ型っと野菜の形をしたモンスターがポップしドロップ品はその野菜と屑魔石が出てくる。
【穀物モンスター】(1セット1万P)
野菜モンスターと同じ
【調味料モンスター】(1セット1万P)
野菜モンスターと同じ
結構可愛いのよ、大きさ的には大体バスケットボール二個分くらいかな?
もう少ししたら肉や魚も考えたいわね。
「そう良かったわ、あまり経験値は高くないけど、生活をしていく中でどんどん狩って行ってね」
「はっ畏まりました主様」
シーたちが凄くまじめなのは解ったんですが、これがみんなを緊張させてるんじゃないよね?
「まあいいや、皆さんこれからも体に気を付けて生活してくださいね、もし希望があればシーたちに言ってください、外に出たいとか、交易をしてみたいとか、要望は聞きますからね」
私はそう言って席を立ち、部屋を出ました。
私たちが出るまで代表者たちはずっと頭を下げたままでしたよ。
「はぁ~疲れた、ああいった空気は好きじゃないなー、もっとのほほんとしていてほしいよ」
まぁしばらくすればそうなると思いたいわね、私がそう思いながら外に出ると女の子が立っていました、茶色の髪のツインテールがとってもかわいい子ね。
「あ、あの女神様」
「め、女神様!?私の事?」
何でか女の子が私をジッと見てきて、そう言ってきました。
「はい、あの私たちを救ってくれてありがとうございます」
頭を下げてお礼を言われました、私が驚いていると走って行ってしまいましたね。
「・・・シー、どうして私、女神って事になってるのかな?」
「それは・・・誰かが言ってたそうなんです、女性の方と知らなかった時は神様と言ってた人もいましたよ」
ここでもそう言われてるの?アレンにもそう言われたけど・・・もしかして何か似たような話とかがあるのかしら?
「私助けてるけど、自分の為だよ」
「いいではないですか、救っているのは事実です」
まあそうだけど、照れ臭いじゃない女神なんて、普通に呼んでほしいわね。
「まあいいや、じゃあ後よろしくねシー」
「はっお任せください」
私は転移して部屋に戻りました。
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