108 / 372
5章戦
86話 待ちです
しおりを挟む
「会議が始まってもう3日何だけど、まだ連絡が来ないわね」
『いいじゃんマコッチ、ダンジョンの事が出来るんだからさ』
スイちゃんがすぐに言ってくれました、でもね待ってるのは暇なのよ。
「まあね、でも最近はダンジョンも安定してきたから、マリンとキュリーだけで充分なんだよね」
『そうだけどさ、じゃあ3村にあるあの変わった建物を外に出して、実験でもして見たら?』
スイちゃんが言っている変わった建物とは、水車小屋の事です、ダンジョン村は風が吹かないので、水の流れを利用する物を作れないかと考え、使い始めました。
おかげで製粉がはかどってます。
「それはもうしたわよ」
『え!?何処で?』
「アレンの領地じゃないわ、温厚な魔王のとこでよ、まあ教えたのは風車だけどね」
もう結構前ね、戦争が始まる前くらいかな?
『そうなんだ、それって何が違うの?』
「動力が違うだけで用途は同じなのよ、まあ水を引くのにも使えるけどね」
温厚な魔王には伝書ハトを送った際、お近づきのしるしに食料とか加工物を渡しました、そうしたらすごく喜んでくれたのよ、だから少し教えたの。
「アレンの領地でも風車が使えるのよねぇ、今度教えようかしら」
『それがいいんじゃないかな、まあアレンの領地はもうかなり栄えてるけどね、マコッチのおかげで』
「まあね、後はダンジョンの冒険者たちがもっと下に進んでくれることを願うわ」
今リサたちが一番先を行っています、私が装備をあげたからなんだけど、フィールドフロアを抜け46階まで来てるのよ、とても頑張ってるわ。
『じゃあ後は他のダンジョンマスターのとこかな』
「そうね一度話したけど、私と同じ感じで突然ここに来たって言ってたわ、ゲームをやらない子だったのは少しがっかりだけど、手探りで作ってるって言ってたのよ」
一番ダンジョンを深くしていた子がそうなの、黒髪を腰まで伸ばしていたかわいい女の子、名前はシオンちゃんって言って、なんと!60階まで作っていたのよ、そして使っているモンスターは大きくて、強い系だったわ。
「まあ手探りで気長に作ってるって感じね、近くに街や村が無いからDP回収に苦労してるみたい」
『だから奴隷の人で冒険者をしたいって人を向かわせて、中で探索させてるんだね』
結構前の話ね、最初は実験で私の冒険者モンスターに獣人や人族と他種族になれる指輪や首輪を渡してDPになるのかを試していたの。
そこのダンジョンマスターに通信で聞いたら、ちゃんとDPになってるそうよ。
それからは冒険者をしたい人達を入れたのよ、せっかく同僚が頑張ってるんだもん、手伝いたいじゃない。
「当然ね、優秀な子には支援をするわ、何もわからないで60階まで作ったのよ、すごくない!」
出来る子にはご褒美をあげないとね、他にも情報をあげてるわ。
『おまけに筋トレでDPを稼いでいたんだよね』
「うぅ、そうなのよね、きっと運営側もあの子を大切にしてるのよ、だからこの前のも筋トレなのよ」
10日前にイベントがまた開催されたのですが、筋トレなのですよまったく。
他のダンジョンマスターにも聞いたんだけど、その方が良いって言われました、ゲームよりもよ。
私的にはとてもがっかりなのよ、でも頑張ってる仲間がいると思うと助けたくなるじゃない。
『じゃあこれからその子のダンジョンを支援するの?』
「これ以上はしないわ、噂になると今のあの子じゃ対処できないもの」
シオンちゃんのダンジョンって魔族の領地なのよ、私と仲良くなった温厚な魔王のね。
魔族は強いからすごく心配なの、だから私は今のうち手を打っておくわ。
『そうなの?もっとがんがん行くのかと思ったのに』
驚いてスイちゃんが言ってきたわ、出来る子でも範囲がありますからね、大切にしますよ。
「スイちゃん、ものには順序ってのがあるのよ」
『へぇ~マコッチでもそう言う時があるんだ、へぇ~』
何よ私でもって、私はいつも効率を考えてるのよ安全にね。
『まあいいや、じゃあ今は何をするの?』
「そうね、取り敢えずさっき言ってた風車と水車を広めましょ」
『マーコト商会でやれば早いもんね』
今や私のマーコト商会は有名になったんですよ、就職希望者も殺到していて大変ですけどね。
就職希望者の多さのおかげで、他の街や村にも店を作りエントロス国の外に広まりつつあるわ。
ジェミルゴス王国からは撤退しました、これは無言の圧力なのよ。
「ふふ、そうねみんなにはボーナスをあげないとね」
これだけ早く出来たのは、みんなの頑張りと大量なガチャと輸送が簡単なおかげよ。
輸送のほとんどを私のダンジョンで行っているのは当然なんだけど、輸送で使ってるあのメタルタートルはなんと!自分たちでダンジョン内の転移が出来るんですよ。
私が作った戦争の量産兵士たちが食料生産設備とかで商品を作ってマジックバッグに収納、それをタートルたちが私を介さず転移で運ぶ、もう完璧よ。
もちろんお休みはあげてるわ、働き過ぎはいけないし、数がいるからローテーションを組んで効率良く出来てて全然支障がないのよ。
『いいじゃんマコッチ、ダンジョンの事が出来るんだからさ』
スイちゃんがすぐに言ってくれました、でもね待ってるのは暇なのよ。
「まあね、でも最近はダンジョンも安定してきたから、マリンとキュリーだけで充分なんだよね」
『そうだけどさ、じゃあ3村にあるあの変わった建物を外に出して、実験でもして見たら?』
スイちゃんが言っている変わった建物とは、水車小屋の事です、ダンジョン村は風が吹かないので、水の流れを利用する物を作れないかと考え、使い始めました。
おかげで製粉がはかどってます。
「それはもうしたわよ」
『え!?何処で?』
「アレンの領地じゃないわ、温厚な魔王のとこでよ、まあ教えたのは風車だけどね」
もう結構前ね、戦争が始まる前くらいかな?
『そうなんだ、それって何が違うの?』
「動力が違うだけで用途は同じなのよ、まあ水を引くのにも使えるけどね」
温厚な魔王には伝書ハトを送った際、お近づきのしるしに食料とか加工物を渡しました、そうしたらすごく喜んでくれたのよ、だから少し教えたの。
「アレンの領地でも風車が使えるのよねぇ、今度教えようかしら」
『それがいいんじゃないかな、まあアレンの領地はもうかなり栄えてるけどね、マコッチのおかげで』
「まあね、後はダンジョンの冒険者たちがもっと下に進んでくれることを願うわ」
今リサたちが一番先を行っています、私が装備をあげたからなんだけど、フィールドフロアを抜け46階まで来てるのよ、とても頑張ってるわ。
『じゃあ後は他のダンジョンマスターのとこかな』
「そうね一度話したけど、私と同じ感じで突然ここに来たって言ってたわ、ゲームをやらない子だったのは少しがっかりだけど、手探りで作ってるって言ってたのよ」
一番ダンジョンを深くしていた子がそうなの、黒髪を腰まで伸ばしていたかわいい女の子、名前はシオンちゃんって言って、なんと!60階まで作っていたのよ、そして使っているモンスターは大きくて、強い系だったわ。
「まあ手探りで気長に作ってるって感じね、近くに街や村が無いからDP回収に苦労してるみたい」
『だから奴隷の人で冒険者をしたいって人を向かわせて、中で探索させてるんだね』
結構前の話ね、最初は実験で私の冒険者モンスターに獣人や人族と他種族になれる指輪や首輪を渡してDPになるのかを試していたの。
そこのダンジョンマスターに通信で聞いたら、ちゃんとDPになってるそうよ。
それからは冒険者をしたい人達を入れたのよ、せっかく同僚が頑張ってるんだもん、手伝いたいじゃない。
「当然ね、優秀な子には支援をするわ、何もわからないで60階まで作ったのよ、すごくない!」
出来る子にはご褒美をあげないとね、他にも情報をあげてるわ。
『おまけに筋トレでDPを稼いでいたんだよね』
「うぅ、そうなのよね、きっと運営側もあの子を大切にしてるのよ、だからこの前のも筋トレなのよ」
10日前にイベントがまた開催されたのですが、筋トレなのですよまったく。
他のダンジョンマスターにも聞いたんだけど、その方が良いって言われました、ゲームよりもよ。
私的にはとてもがっかりなのよ、でも頑張ってる仲間がいると思うと助けたくなるじゃない。
『じゃあこれからその子のダンジョンを支援するの?』
「これ以上はしないわ、噂になると今のあの子じゃ対処できないもの」
シオンちゃんのダンジョンって魔族の領地なのよ、私と仲良くなった温厚な魔王のね。
魔族は強いからすごく心配なの、だから私は今のうち手を打っておくわ。
『そうなの?もっとがんがん行くのかと思ったのに』
驚いてスイちゃんが言ってきたわ、出来る子でも範囲がありますからね、大切にしますよ。
「スイちゃん、ものには順序ってのがあるのよ」
『へぇ~マコッチでもそう言う時があるんだ、へぇ~』
何よ私でもって、私はいつも効率を考えてるのよ安全にね。
『まあいいや、じゃあ今は何をするの?』
「そうね、取り敢えずさっき言ってた風車と水車を広めましょ」
『マーコト商会でやれば早いもんね』
今や私のマーコト商会は有名になったんですよ、就職希望者も殺到していて大変ですけどね。
就職希望者の多さのおかげで、他の街や村にも店を作りエントロス国の外に広まりつつあるわ。
ジェミルゴス王国からは撤退しました、これは無言の圧力なのよ。
「ふふ、そうねみんなにはボーナスをあげないとね」
これだけ早く出来たのは、みんなの頑張りと大量なガチャと輸送が簡単なおかげよ。
輸送のほとんどを私のダンジョンで行っているのは当然なんだけど、輸送で使ってるあのメタルタートルはなんと!自分たちでダンジョン内の転移が出来るんですよ。
私が作った戦争の量産兵士たちが食料生産設備とかで商品を作ってマジックバッグに収納、それをタートルたちが私を介さず転移で運ぶ、もう完璧よ。
もちろんお休みはあげてるわ、働き過ぎはいけないし、数がいるからローテーションを組んで効率良く出来てて全然支障がないのよ。
30
あなたにおすすめの小説
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界翻訳者の想定外な日々 ~静かに読書生活を送る筈が何故か家がハーレム化し金持ちになったあげく黒覆面の最強怪傑となってしまった~
於田縫紀
ファンタジー
図書館の奥である本に出合った時、俺は思い出す。『そうだ、俺はかつて日本人だった』と。
その本をつい翻訳してしまった事がきっかけで俺の人生設計は狂い始める。気がつけば美少女3人に囲まれつつ仕事に追われる毎日。そして時々俺は悩む。本当に俺はこんな暮らしをしてていいのだろうかと。ハーレム状態なのだろうか。単に便利に使われているだけなのだろうかと。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる