175 / 372
7章学校
閑話 敗者の行き先
しおりを挟む
「ブルフゥ、ブルフゥー、みなもう少しだ頑張れ」
ワシの名前はブルモスト、南の魔王デレザルド様の配下だった・・・そうだったのだ。
西の魔王との戦争で負けたのだ、かなりいい所まで行ったのだぞ・・・いや負け惜しみだな、相手は強かった。
こちらの兵が紙のようにちぎれて行ったよ、ワシも片腕を持って行かれた。
ワシ以外の四天王が瀕死になってしまった時、魔王様に撤退を進言したが聞く耳を持ってくれなかった、まあ仕方ないあの方はそういうお方だ。
人族の国に攻め込んだのも四天王の1人である参謀のバンパイア、ジージャジャーの独断だ。
そちらで戦力を補充し少しでも戦況をよくしたかったのだ、奴隷兵は色々と役に立つからな。
そしてワシたちは今、ある場所に向かい撤退中なのだ。
「はぁっはぁっブ、ブルモスト様、追っ手が来ました」
鳥型の探索班コンコルが帰ってきた、こいつももう1体しかいない、他はすべてやられてしまった。
「ご苦労、ワシの隊で時間を稼ぐ、お前たちは急ぎ南に向かえ、もうすぐ国境だ」
「し、しかしブルモスト様」
ワシたちは3000人で移動中だ、その中で戦える者は500人、ワシの部隊は100人だ。
そして追いかけてくる敵は5万はいるらしい、追っ手にそれだけの数を付けてくる辺り、相手の魔王グレンドラゴスはワシたちを逃がす気が無いのだろうな。
「心配するな、時間を稼いだら直ぐに追いつく、ブルルゥー頼んだぞ!」
ワシは武器を持ち、急ぎ最後尾に向かった、ああは言ったがワシはここで終わりだろう。
だが他の四天王が生き残ってさえいれば良い、なんとしてでも時間を稼ぐぞ。
「ブルルゥ~見えてきたな」
「た、隊長すごい数です!」
しばらくして見えてきた奴らは、サイクロプスの部隊だ。
奴らの一撃はワシの攻撃に匹敵する、それに目からの光魔法は強力だ、だが。
「おかしいぞ、足の遅いサイクロプスをどうして追跡部隊に入れたのだ」
「隊長の強さを知ってるからじゃないですか?他の奴らなんて隊長の敵じゃないでしょ」
それも考えられる、深手を負い昏睡状態だが四天王も全員生きているのだ、しかしワシたちは手負いだ、それに数が違う、普通に押されれば止められん、それなのにだ、なにかあるのか?
「もしや待ち伏せか!?まずい!ケルドルお前は急ぎコンコルの所に走れ!!その事を知らせるのだ」
「りょ、了解しました」
足の速い黒狼族のケルドルなら間に合うかもしれん、だが生き残りが絶望的になったか・・・いやそもそもワシたちを受け入れてくれるかも怪しい。
ワシたちが向かっているのはあの変わった人族のいる国、エントロス国なのだ。
まだその手前のトルト国だが、情報では既にあの国はエントロス国に統合されたらしい、話を持ち掛ければ何とかなるかもしれんと思っているのだ。
「行くぞお前ら!」
「「「「おおー!」」」」
ワシたちは武器を構えながら走った、相手はサイクロプスだ、もう少しで目からの光魔法が来るだろう。
「そろそろか、レーザーアイが来るぞ防御武技を使え!武技『金剛外装改』」
「「「「はっ武技『金剛外装』」」」」
ワシの指示でそれぞれ武技を使い敵からの攻撃に備えた・・・だが光魔法が一向に来ない、どうしたのだ?
「た、隊長!奴ら後ろを気にしながら走ってますよ」
部下に言われて見直してみたが、確かに何故か後ろを気にしながら走っている、何体かは光魔法を後ろに撃ってもいるな。
「どうなっているんだ、同士討ちか?」
「でしょうか?なんにしても好機です!今すぐ突撃しましょう隊長」
部下の言ってることは分かる、しかしワシはあの中には行きたくない、何故だがそう言った予感がするのだ。
「た、隊長!あれを見てください」
部下の一人が空を指差した、あれはなんだ鳥のようだが?
そう思いながら見ていると、形が変わり始め人の形になった、変わった鎧だな。
「どうもどうも、あなたがブルモスト?」
変わった鎧の者が話掛けてきたが、女性の声に聞こえるな、それに随分と小さい、小人族か?
「う、ウム、ワシがブルモストだ鎧の者よ」
「良かったわ、どうやら間に合ったようね、もう少しでハチの巣になるところよ」
何か言っているがよう分からんな。
「それでそなたは何者なのだ、ワシたちに何の用だ」
「あら!あなた達を助けに来たのよ、まあ試験も兼ねてるんだけどね」
助けてくれたのは向こうのサイクロプスを見れば分かる、すでに立っている者はいない。
それにこの者と同じではないが、鳥の様な白い鎧を着た者たちがサイクロプスを回収している。
向こうの者たちはコンコルに似ているか?・・・いやそれよりも、試験というのが分からんな。
「南に向かってる部隊も無事よ、良かったわね」
この者が言うには向こうには地中を移動するビッグモールとビッグワームが待ち構えていたらしい、やはり待ち伏せされていたのだな。
「そうか・・・すまない感謝する」
ワシは直ぐに頭を下げお礼を言った、この者が何者か分からんが救ってくれたことには違いが無いからな。
「うん、それでこれから何処に行こうとしてたのかな」
「ウム、南の人族の国に行こうとしていた、ワシの命と引き換えに他の者を助けてもらおうとしたのだ」
前に命を救ってくれたあの者なら、きっと他の者たちを救ってくれると思ったのだ、ワシにはもうこれしかなかった、恩をあだで返すようだが、そこしか頼れる場所がなかった。
「そう・・・じゃあ同じね、他の部隊と合流して私のとこに来なさい」
そう言ってピンクの鎧の女性?の後に付いて行き、コンコルたちと合流した後、洞窟の中に入って驚愕した。
「ここは天国か?」
「何言ってるのよブルモスト、ただの街よ、街!ここであなた達は暮らしなさい、畑もあるし指導者もいるわ、じゃ後はこの子に指導してもらってね」
「よろしく」
紹介された者はコンコルに似た鎧の者ではない、この者も白い鎧だが、鳥型モンスターの鷹に似ている。
だが顔だけだ、そこから下は人のそれだ、まあそういった鎧なのだろう。
「私はビラです、何でも相談して下さい」
頭を下げ挨拶をしてくれた、この者は体が細すぎるのではないか?こんなフルプレートは見た事がない、この者が指導してくれるのか。
「それじゃあ私は行くね、がんばって」
「ま、待ってくれ!」
ピンクの鎧の女性?が手を振って外に出ようとしたのでワシは止めた。
「なにかしら?」
「そなたの名前はなんと言う、救ってもらったのにそなたの名前をワシは知らんのだ」
「そう言えばそうだったわね、私はマコッチよ、これから頑張ってねブルモスト」
そう言って外に出て行ってしまった。
ワシたちは救われたのか?色々な事が起こり過ぎて思考が付いていかん。
ワシは夢を見ているんじゃないか?そう思うほどあっという間の出来事だった。
《マスタールームで》
「うん予定通りの性能ね、これなら最新式量産機じゃなくて試作量産機でも対抗出来たかも・・・こっちの機体は私専用で使うとして、元のあっちを青から赤に変えてっと」
学園では試作機の方を使うとして、ああでも今後を考えて形を変えたほうがいいかしら?そうするとまるっきり違う、あっちにした方が・・・ケティーと同じでクマにしちゃおうかな。
うんいいかも、後で試作して見ましょ、ダメでも予定通りこっちのテントウムシバージョンを使えばいいんだしね、うんうん可愛いわ。
『それにしても自分のフェアリー型の人形を作るなんて、マコッチそこまでなの』
私が機体の種類を考えていたらスイちゃんが聞いてきました、そんなの当然よね?
「チーチャムちゃんを乗せるのに、テストしないなんてありえないのよスイちゃん、さぁ最終調整よ」
私はオプションは何を付けるかとかを考えながら作業に取り掛かり、数日後マジックバトラーが完成したんです。
ワシの名前はブルモスト、南の魔王デレザルド様の配下だった・・・そうだったのだ。
西の魔王との戦争で負けたのだ、かなりいい所まで行ったのだぞ・・・いや負け惜しみだな、相手は強かった。
こちらの兵が紙のようにちぎれて行ったよ、ワシも片腕を持って行かれた。
ワシ以外の四天王が瀕死になってしまった時、魔王様に撤退を進言したが聞く耳を持ってくれなかった、まあ仕方ないあの方はそういうお方だ。
人族の国に攻め込んだのも四天王の1人である参謀のバンパイア、ジージャジャーの独断だ。
そちらで戦力を補充し少しでも戦況をよくしたかったのだ、奴隷兵は色々と役に立つからな。
そしてワシたちは今、ある場所に向かい撤退中なのだ。
「はぁっはぁっブ、ブルモスト様、追っ手が来ました」
鳥型の探索班コンコルが帰ってきた、こいつももう1体しかいない、他はすべてやられてしまった。
「ご苦労、ワシの隊で時間を稼ぐ、お前たちは急ぎ南に向かえ、もうすぐ国境だ」
「し、しかしブルモスト様」
ワシたちは3000人で移動中だ、その中で戦える者は500人、ワシの部隊は100人だ。
そして追いかけてくる敵は5万はいるらしい、追っ手にそれだけの数を付けてくる辺り、相手の魔王グレンドラゴスはワシたちを逃がす気が無いのだろうな。
「心配するな、時間を稼いだら直ぐに追いつく、ブルルゥー頼んだぞ!」
ワシは武器を持ち、急ぎ最後尾に向かった、ああは言ったがワシはここで終わりだろう。
だが他の四天王が生き残ってさえいれば良い、なんとしてでも時間を稼ぐぞ。
「ブルルゥ~見えてきたな」
「た、隊長すごい数です!」
しばらくして見えてきた奴らは、サイクロプスの部隊だ。
奴らの一撃はワシの攻撃に匹敵する、それに目からの光魔法は強力だ、だが。
「おかしいぞ、足の遅いサイクロプスをどうして追跡部隊に入れたのだ」
「隊長の強さを知ってるからじゃないですか?他の奴らなんて隊長の敵じゃないでしょ」
それも考えられる、深手を負い昏睡状態だが四天王も全員生きているのだ、しかしワシたちは手負いだ、それに数が違う、普通に押されれば止められん、それなのにだ、なにかあるのか?
「もしや待ち伏せか!?まずい!ケルドルお前は急ぎコンコルの所に走れ!!その事を知らせるのだ」
「りょ、了解しました」
足の速い黒狼族のケルドルなら間に合うかもしれん、だが生き残りが絶望的になったか・・・いやそもそもワシたちを受け入れてくれるかも怪しい。
ワシたちが向かっているのはあの変わった人族のいる国、エントロス国なのだ。
まだその手前のトルト国だが、情報では既にあの国はエントロス国に統合されたらしい、話を持ち掛ければ何とかなるかもしれんと思っているのだ。
「行くぞお前ら!」
「「「「おおー!」」」」
ワシたちは武器を構えながら走った、相手はサイクロプスだ、もう少しで目からの光魔法が来るだろう。
「そろそろか、レーザーアイが来るぞ防御武技を使え!武技『金剛外装改』」
「「「「はっ武技『金剛外装』」」」」
ワシの指示でそれぞれ武技を使い敵からの攻撃に備えた・・・だが光魔法が一向に来ない、どうしたのだ?
「た、隊長!奴ら後ろを気にしながら走ってますよ」
部下に言われて見直してみたが、確かに何故か後ろを気にしながら走っている、何体かは光魔法を後ろに撃ってもいるな。
「どうなっているんだ、同士討ちか?」
「でしょうか?なんにしても好機です!今すぐ突撃しましょう隊長」
部下の言ってることは分かる、しかしワシはあの中には行きたくない、何故だがそう言った予感がするのだ。
「た、隊長!あれを見てください」
部下の一人が空を指差した、あれはなんだ鳥のようだが?
そう思いながら見ていると、形が変わり始め人の形になった、変わった鎧だな。
「どうもどうも、あなたがブルモスト?」
変わった鎧の者が話掛けてきたが、女性の声に聞こえるな、それに随分と小さい、小人族か?
「う、ウム、ワシがブルモストだ鎧の者よ」
「良かったわ、どうやら間に合ったようね、もう少しでハチの巣になるところよ」
何か言っているがよう分からんな。
「それでそなたは何者なのだ、ワシたちに何の用だ」
「あら!あなた達を助けに来たのよ、まあ試験も兼ねてるんだけどね」
助けてくれたのは向こうのサイクロプスを見れば分かる、すでに立っている者はいない。
それにこの者と同じではないが、鳥の様な白い鎧を着た者たちがサイクロプスを回収している。
向こうの者たちはコンコルに似ているか?・・・いやそれよりも、試験というのが分からんな。
「南に向かってる部隊も無事よ、良かったわね」
この者が言うには向こうには地中を移動するビッグモールとビッグワームが待ち構えていたらしい、やはり待ち伏せされていたのだな。
「そうか・・・すまない感謝する」
ワシは直ぐに頭を下げお礼を言った、この者が何者か分からんが救ってくれたことには違いが無いからな。
「うん、それでこれから何処に行こうとしてたのかな」
「ウム、南の人族の国に行こうとしていた、ワシの命と引き換えに他の者を助けてもらおうとしたのだ」
前に命を救ってくれたあの者なら、きっと他の者たちを救ってくれると思ったのだ、ワシにはもうこれしかなかった、恩をあだで返すようだが、そこしか頼れる場所がなかった。
「そう・・・じゃあ同じね、他の部隊と合流して私のとこに来なさい」
そう言ってピンクの鎧の女性?の後に付いて行き、コンコルたちと合流した後、洞窟の中に入って驚愕した。
「ここは天国か?」
「何言ってるのよブルモスト、ただの街よ、街!ここであなた達は暮らしなさい、畑もあるし指導者もいるわ、じゃ後はこの子に指導してもらってね」
「よろしく」
紹介された者はコンコルに似た鎧の者ではない、この者も白い鎧だが、鳥型モンスターの鷹に似ている。
だが顔だけだ、そこから下は人のそれだ、まあそういった鎧なのだろう。
「私はビラです、何でも相談して下さい」
頭を下げ挨拶をしてくれた、この者は体が細すぎるのではないか?こんなフルプレートは見た事がない、この者が指導してくれるのか。
「それじゃあ私は行くね、がんばって」
「ま、待ってくれ!」
ピンクの鎧の女性?が手を振って外に出ようとしたのでワシは止めた。
「なにかしら?」
「そなたの名前はなんと言う、救ってもらったのにそなたの名前をワシは知らんのだ」
「そう言えばそうだったわね、私はマコッチよ、これから頑張ってねブルモスト」
そう言って外に出て行ってしまった。
ワシたちは救われたのか?色々な事が起こり過ぎて思考が付いていかん。
ワシは夢を見ているんじゃないか?そう思うほどあっという間の出来事だった。
《マスタールームで》
「うん予定通りの性能ね、これなら最新式量産機じゃなくて試作量産機でも対抗出来たかも・・・こっちの機体は私専用で使うとして、元のあっちを青から赤に変えてっと」
学園では試作機の方を使うとして、ああでも今後を考えて形を変えたほうがいいかしら?そうするとまるっきり違う、あっちにした方が・・・ケティーと同じでクマにしちゃおうかな。
うんいいかも、後で試作して見ましょ、ダメでも予定通りこっちのテントウムシバージョンを使えばいいんだしね、うんうん可愛いわ。
『それにしても自分のフェアリー型の人形を作るなんて、マコッチそこまでなの』
私が機体の種類を考えていたらスイちゃんが聞いてきました、そんなの当然よね?
「チーチャムちゃんを乗せるのに、テストしないなんてありえないのよスイちゃん、さぁ最終調整よ」
私はオプションは何を付けるかとかを考えながら作業に取り掛かり、数日後マジックバトラーが完成したんです。
27
あなたにおすすめの小説
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
異世界翻訳者の想定外な日々 ~静かに読書生活を送る筈が何故か家がハーレム化し金持ちになったあげく黒覆面の最強怪傑となってしまった~
於田縫紀
ファンタジー
図書館の奥である本に出合った時、俺は思い出す。『そうだ、俺はかつて日本人だった』と。
その本をつい翻訳してしまった事がきっかけで俺の人生設計は狂い始める。気がつけば美少女3人に囲まれつつ仕事に追われる毎日。そして時々俺は悩む。本当に俺はこんな暮らしをしてていいのだろうかと。ハーレム状態なのだろうか。単に便利に使われているだけなのだろうかと。
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる