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第一章「一行モブ女ですが、容疑者に昇格しました。」
(7)☆
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ソランジュは息を呑んでアルフレッドを見上げた。口を開いたが衝撃で息ができない。ただパクパクと虚しく開け閉めを繰り返すだけだ。
アルフレッドもソランジュを見下ろしていた。こちらの息は更に荒くなっている。
「……なんて体だ」
次の瞬間、体内からずるりと雄の証が引き抜かれたかと思うと、間髪を容れずに最奥へ突き入れられた。
「ああああっ……」
純潔を失った時以上の衝撃でなよやかな肢体が上下に揺れる。汗ばんだ乳房も合わせてふるふると動いた。内側から破壊されてしまうのではないかと、本能的に恐れるほどの衝撃だった。
実際、ソランジュの肉体は一度壊されていた。その上でアルフレッドの女として作り替えられようとしていたのだ。
自分が決定的に変わってしまう感覚に、知らず黄金色の目尻から涙が流れ落ちる。
その涙がシーツに染み込む前にまた腰を叩き付けられた。
「う……あっ……んあっ」
ぎりぎりまで肉の楔を引き抜かれたかと思うと、ずんと子宮口近くまで貫かれる。
「んあっ……」
激しい交わりはますますソランジュを混乱させた。
先ほどまでは痛みと圧迫感ばかりだったのに、突かれるごとに下腹部が熱くなってきて、とろとろ熱い蜜を分泌してしまう。
すると抽挿が容易になったからか、アルフレッドの行為が更に激しく、強烈になっていった。
内壁が繰り返し擦られ溶けてしまうのではないかと怯える。その怯えも弱い箇所を穿たれると快感に弾け飛んでしまった。
子宮口を突かれるたびに喉の奥から熱い息が押し出される。同時に胸を鷲掴みにされ、指先で乳首を抉られると、快感で涙が滲んで視界を曇らせた。
「あ……あっ……ああっ」
これ以上抱かれ続けてはおかしくなってしまう。
体をくねらせ首をいやいやと横に振ったが、抵抗にもならなかった。
不意にアルフレッドが顔を歪める。
「くっ……」
思い切り怒張でソランジュを貫いてくる。
続いて獣に似た唸り声を上げたかと思うと、ソランジュの腰を力任せに掴んで引き寄せ、隙間もないほど密着した状態でびくびくと身を震わせた。
「あっ……」
黄金色の目が大きく見開かれる。
「ああああっ……」
隘路に放たれた大量の灼熱の飛沫がソランジュを内側から焦がしていく。耐え切れずに背を仰け反らせ、口をパクパクさせる。
「あ……あっ……あ、つい……熱い……」
一方、アルフレッドは肩で大きく息を吐くと、ずるりと雄の証をソランジュの蜜口から引き抜いた。
精と蜜が入り交じった液体がどろりとシーツを汚す。
アルフレッドは何気なくその箇所を見下ろし、すぐにはっとして凝視した。
破瓜の証である鮮血が混じっていたのだ。先ほどまでの猛りを掻き消すほどの衝撃だった。
「お前……まさか……」
だが、時を同じくして見過ごせない事態が起こる。
意識を失っていたソランジュが譫言を呟いたのだ
「う……ん……。初めての人があなたでよかったです……。アルフレッド様……」
屋敷の主人に身元は明かしていない。傭兵のアルだとしか名乗っていないはず。なのに――。
「なぜお前が俺の正体を知っている……」
間違いなくソランジュとは初対面であるはずだった。
アルフレッドもソランジュを見下ろしていた。こちらの息は更に荒くなっている。
「……なんて体だ」
次の瞬間、体内からずるりと雄の証が引き抜かれたかと思うと、間髪を容れずに最奥へ突き入れられた。
「ああああっ……」
純潔を失った時以上の衝撃でなよやかな肢体が上下に揺れる。汗ばんだ乳房も合わせてふるふると動いた。内側から破壊されてしまうのではないかと、本能的に恐れるほどの衝撃だった。
実際、ソランジュの肉体は一度壊されていた。その上でアルフレッドの女として作り替えられようとしていたのだ。
自分が決定的に変わってしまう感覚に、知らず黄金色の目尻から涙が流れ落ちる。
その涙がシーツに染み込む前にまた腰を叩き付けられた。
「う……あっ……んあっ」
ぎりぎりまで肉の楔を引き抜かれたかと思うと、ずんと子宮口近くまで貫かれる。
「んあっ……」
激しい交わりはますますソランジュを混乱させた。
先ほどまでは痛みと圧迫感ばかりだったのに、突かれるごとに下腹部が熱くなってきて、とろとろ熱い蜜を分泌してしまう。
すると抽挿が容易になったからか、アルフレッドの行為が更に激しく、強烈になっていった。
内壁が繰り返し擦られ溶けてしまうのではないかと怯える。その怯えも弱い箇所を穿たれると快感に弾け飛んでしまった。
子宮口を突かれるたびに喉の奥から熱い息が押し出される。同時に胸を鷲掴みにされ、指先で乳首を抉られると、快感で涙が滲んで視界を曇らせた。
「あ……あっ……ああっ」
これ以上抱かれ続けてはおかしくなってしまう。
体をくねらせ首をいやいやと横に振ったが、抵抗にもならなかった。
不意にアルフレッドが顔を歪める。
「くっ……」
思い切り怒張でソランジュを貫いてくる。
続いて獣に似た唸り声を上げたかと思うと、ソランジュの腰を力任せに掴んで引き寄せ、隙間もないほど密着した状態でびくびくと身を震わせた。
「あっ……」
黄金色の目が大きく見開かれる。
「ああああっ……」
隘路に放たれた大量の灼熱の飛沫がソランジュを内側から焦がしていく。耐え切れずに背を仰け反らせ、口をパクパクさせる。
「あ……あっ……あ、つい……熱い……」
一方、アルフレッドは肩で大きく息を吐くと、ずるりと雄の証をソランジュの蜜口から引き抜いた。
精と蜜が入り交じった液体がどろりとシーツを汚す。
アルフレッドは何気なくその箇所を見下ろし、すぐにはっとして凝視した。
破瓜の証である鮮血が混じっていたのだ。先ほどまでの猛りを掻き消すほどの衝撃だった。
「お前……まさか……」
だが、時を同じくして見過ごせない事態が起こる。
意識を失っていたソランジュが譫言を呟いたのだ
「う……ん……。初めての人があなたでよかったです……。アルフレッド様……」
屋敷の主人に身元は明かしていない。傭兵のアルだとしか名乗っていないはず。なのに――。
「なぜお前が俺の正体を知っている……」
間違いなくソランジュとは初対面であるはずだった。
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