【完結】后狩り
ただ一人と望む后は、自らの手で狩る――。
皇帝の策に嵌り、後宮に入れられた元侍従の運命は……。
母の故国での留学を半ばで切り上げ、シェルは帝都の大公邸に戻っていた。
若き皇帝エーヴェルトが、数代ぶりに皇后を自らの手で得る『后狩り』を行うと宣言し、その標的となる娘の家──大公家の門に目印の白羽の矢を立てたからだ。
古の掠奪婚に起源を持つ『后狩り』は、建前上、娘を奪われる家では不名誉なこととされるため、一族の若者が形式的に娘を護衛し、一応は抵抗する慣わしとなっている。
一族の面子を保つために、シェルは妹クリスティーナの護衛として父に呼び戻されたのだ。
嵐の夜、雷光を背に単身大公邸を襲い、クリスティーナの居室の扉を易々と破ったエーヴェルトは、皇后に望む者を悠々と連れ去った。
恐ろしさに震えるクリスティーナには目もくれず、当身を食らい呆気なく意識を失ったシェルを──。
◇◇◇
■性描写のある章には、※を付与しています。
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確かに皇帝って、シェル一筋っていうよりも、自分の目的の為にシェルを利用しているような感じがしますよね。ユングリングに復讐したいし、シェルも手に入れたいし、自分の王座も確固たるものにしたい。
シェルはその欲に潰されちゃってる感じ。
ていうか、そもそも皇后なんて大役はいくら強要されてもできる様な仕事じゃない気がする。だってシェルはずっと虐げられて侍従としての教育しか受けていないわけだし、忠実なだけのシェルがいくら優秀だとしても、流石に皇后は難しいと思う。
夕香さんの言うとおり、シェルが耐え切れなくなって、体調不良にでもなったら、変わるかもしれませんね。でも、結構一途だからシェルをもっと尊重できる様になったら良い旦那さんになると思います。
本当に大丈夫かな?ウルリカが途中で良心の呵責に耐え切れなくなる気が………。でも正直言ってこのまま手術が終わってしまった方が、皇帝も自分がシェルにしたことを反省して良いような気がする。シェルの寝込んじゃう姿が見たい!体調不良受けが好き。
シェルは後宮に来た時訳もわからず、皇帝に色々と酷いことをされ、今も監禁されているのに何故恋愛感情を持てるのでしょうか?
皇帝は決してシェルに何の意見も求めず、殆どお気に入りの性奴隷の様に扱っている様に見えてしまいます。自分自身の生を生きよ、という皇弟自身の言葉とあまりに矛盾しすぎているとは思われませんか?
もし彼が本当にシェルを尊重しているなら、決して体の関係から始めたりしないはずではないでしょうか。
またこれほど頻繁に性行為をしていれば、シェルの体調不良はもっと酷いのでは、と思ってしまいます。決してアンチコメントではなく、つい真剣に考えてしまった結果です。先生の作品にはいつも引き込まれてしまいます。いつも応援していますので、悪く思われないでいただけると嬉しいです。お返事待っています。
近況ボードに、コメント残して頂きありがとうございました🙇内心、きゃー!?と思って嬉しかったのですが、私が最初からこちらにコメント残すべきでした…勝手がわかっておらず、失礼致しました🙏
更新、ありがとうございます!新章も楽しみです😻
シェルは頭が良く思慮深く優秀ですが、自分の価値や皇帝の本気度はあまりわかっていないようですね
皇帝も苦労しますね〜最初は確執があってシェルの扱いに悩んでいましたがもうハマってますよね笑
シェルは真逆な方向に頑張ろうとしていますし。今後の展開が楽しみです!
周回しては更新を楽しみにしております。
BL大賞を機に登録してみたので、思い切って感想も失礼します。
狩りより前の皇帝の行き場のない思いも、后にしてからの深く重い愛にも、固唾を呑んでしまいます。ストーリーが濃くて、先が気になりつつ、一話ごとに味わうきらめきも尽きません。
お書きになる会話が大好きです。とてもその人らしさがあって、それゆえにままならなくて。読むほどに納得させられて、かつ悶えます。
魅力的な作品は数あれど、私には一番面白くて、見る世界を彩っていただいています。素晴らしい作品をありがとうございます!
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