灰色の終末、私たちは最果ての迷路で火を灯す

「私の赤が、なぜこれほどまでに濃いか知っていますか」
​ レオが微かに肩を揺らした。彼は振り返らない。ただ、私の言葉を一言も聞き漏らさないように、全神経を集中させているのが分かった。
​「それは、誰にも言えない秘密を、その花びらの中に閉じ込めているからです。……レオ。あなたが法衣を捨てたとき、私は初めて『慎み』の意味を知りました」


終末世界のダークファンタジー

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