貧乏伯爵の三男(勇者?)は潜伏魔王に嫁ぐ
フリー王国の辺境にあるブリッジ伯爵家はド貧乏である。領地は湿地帯が広がるばかりで開拓できず、農業にも適さない。伯爵家の三人の令息たちも冒険者として出稼ぎをする有様。ある日、三男のジルコンは湿地からレンコンを収穫しようとして光る剣を手に入れるが、『あなたは勇者です。魔王を倒しに行きましょう!』という声をガン無視しながらいつも通りの日々を送っていた――――――。
「娘を嫁がせれば、多額の支度金と領地への今後の支援を約束するから寄こせ!」という隣の辺境伯領からの釣書(圧力)。
ポンコツの父親(当主)が、自分を娘として嫁がせるまでは。
「え?うそ?俺、戸籍、娘なの??」
「だって3人とも男の子なんだもの、1人くらい女の子が欲しかったし、どうせ学園にも行かせられないし社交もできる状況じゃないからバレないと思って…!」
一方初夜で♂だと気づいた旦那様の反応は…。
「性別はどっちでも構わん。魔王たる私なら性別が男だろうと孕ませることは可能だからな。」
魔王に嫁いだ見た目は淑女、性格はやんちゃな勇者の夫夫のお話。
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