おまじないはカステラのあとで ~恋は大福にのせて~
「母様……私、耳が壊れてしまったのかしら。私……私にお宮さんへ行けと?」
引きつった笑顔で尋ねた娘に、母はにこりと朗らかな笑みを返して答えた。
「お宮さんではなくて、お見合いよ。お・み・あ・い」
突然の見合い話に、お香は大パニック。
台所からくすねたカステラを手土産に、親友の多恵へ助けを求めた。
自由と美味しいお菓子を守るため、おまじない大作戦を決行。
しかし、お香の努力はあらぬ方向へと暴走し――。
勘違いと食欲がノンストップ! 大正浪漫ドタバタ奮闘記!
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