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あなみしりつとしょかん
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そして、ぼくは本当にズボンとパンツを脱いでくつした以外はおしりもおちんちんも丸出しという姿になった。もうジャマなものはなくなって、いつでもぼくは、あとは便器にしゃがめばもう発射寸前のおしりの中のミサイルをいつでも発射できるようになってほっとした。白いおちんちんも太陽の光をうけて気持ちよさようにゆれていた。
ぼくは脇においてある小さな子ども用の木製の便所下駄を取ろうと少しかがんだ。そのときぼくの胸で少し揺れた「穴実市立穴実小学校2年1組●●●●」の名札が目に入った。ぼくは本当に「ふりちん小学生」だった。何かおかしかった。
そのつま先の部分に何か書いてあったので、すこし腰をかがめて見たらそこにはスリッパと同じようにマジックインキで「あなみしりつとしょかん」と書いてあった。おしり丸出しになったぼくには「あなみしりつとしょかん」の「しり」が妙に気になった。そして「くさむしり」とか「おしりあい」とか「ひとみしり」とか前に友だちとふざけて言い合った他の「しり」のつく言葉が次々と浮かんできて、ぼくは思わず吹き出しそうになったが、代わりにおならが思わずぶっと出てしまった。
うんこが同じ穴から出そうで、しかもおしりが裸だったから、おならは廊下を走っているときとくらべて音も大きく、ものすごく臭くてしめっぽい感じだった。トイレ中がまるでうんこしてしまったようににおいが広がったような気がした、でも気持ちがよくて、トイレには誰もいなかったのでかがんだ姿勢のまま、ちょっとおしりを突き出して続けて2回おならをした。
でも3回目をしようとしておしりの穴を開いたら、その場で熱いものがおしりの穴にこみあげてきた。ぼくは便器でなく、すのこの上でうんこを発射してしまうところだった。
ぼくが大慌てでおしりの穴をしめ、便所下駄がコンクリートの床に当たるときのカンカンという音を響かせながら右側の少しドアが開いているしゃがむ方に向かった。
そのとき、肌色のものがちらりと映ったような気がした。ぼくのおしりのようだった。去年の夏、親戚と温泉に行ったときに風呂で年上のいとこの康夫くんにおしりにまだ青いあざがあるとからかわれたことがあったけど、そんなおしりが鏡に映ったと思うとすごく恥ずかしくて、ちょっぴりコーフンした。
ぼくは脇においてある小さな子ども用の木製の便所下駄を取ろうと少しかがんだ。そのときぼくの胸で少し揺れた「穴実市立穴実小学校2年1組●●●●」の名札が目に入った。ぼくは本当に「ふりちん小学生」だった。何かおかしかった。
そのつま先の部分に何か書いてあったので、すこし腰をかがめて見たらそこにはスリッパと同じようにマジックインキで「あなみしりつとしょかん」と書いてあった。おしり丸出しになったぼくには「あなみしりつとしょかん」の「しり」が妙に気になった。そして「くさむしり」とか「おしりあい」とか「ひとみしり」とか前に友だちとふざけて言い合った他の「しり」のつく言葉が次々と浮かんできて、ぼくは思わず吹き出しそうになったが、代わりにおならが思わずぶっと出てしまった。
うんこが同じ穴から出そうで、しかもおしりが裸だったから、おならは廊下を走っているときとくらべて音も大きく、ものすごく臭くてしめっぽい感じだった。トイレ中がまるでうんこしてしまったようににおいが広がったような気がした、でも気持ちがよくて、トイレには誰もいなかったのでかがんだ姿勢のまま、ちょっとおしりを突き出して続けて2回おならをした。
でも3回目をしようとしておしりの穴を開いたら、その場で熱いものがおしりの穴にこみあげてきた。ぼくは便器でなく、すのこの上でうんこを発射してしまうところだった。
ぼくが大慌てでおしりの穴をしめ、便所下駄がコンクリートの床に当たるときのカンカンという音を響かせながら右側の少しドアが開いているしゃがむ方に向かった。
そのとき、肌色のものがちらりと映ったような気がした。ぼくのおしりのようだった。去年の夏、親戚と温泉に行ったときに風呂で年上のいとこの康夫くんにおしりにまだ青いあざがあるとからかわれたことがあったけど、そんなおしりが鏡に映ったと思うとすごく恥ずかしくて、ちょっぴりコーフンした。
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