幻想プラシーボの治療〜坊主頭の奇妙な校則〜

〈髪型を選ぶ権利を自由と言うのなら、選ぶことのできない人間は不自由だとでも言うのかしら? だとしたら、それは不平等じゃないですか、世界は平等であるべきなんです〉

 薄池高校には、奇妙な校則があった。
 それは『当校に関わる者は、一人の例外なく坊主頭にすべし』というものだ。

 不思議なことに薄池高校では、この奇妙な校則に、生徒たちどころか、教師たち、事務員の人間までもが大人しく従っているのだ。

 坊主頭の人間ばかりの校内は異様な雰囲気に包まれている。


 その要因は……【幻想プラシーボ】という病によるものだ。

【幻想プラシーボ】――――人間の思い込みを、現実にしてしまう病。


 病である以上、治療しなくてはならない。

『幻想現象対策部隊』に所属している、白宮 龍正《しろみや りゅうせい》 は、その病を治療するべく、薄池高校へ潜入捜査をすることとなる。

 転校生――喜田 博利《きた ひろとし》。
 不登校生――赤神 円《あかがみ まどか》。

 相棒――木ノ下 凛子《きのした りんこ》達と共に、問題解決へ向けてスタートを切る。


①『幻想プラシーボ』の感染源を見つけだすこと。
②『幻想プラシーボ』が発動した理由を把握すること。
③その理由を○○すること。

 以上③ステップが、問題解決への道筋だ。

 立ちはだかる困難に立ち向かいながら、白宮龍正たちは、感染源である人物に辿り着き、治療を果たすことができるのだろうか?

 そしてその背後には、強大な組織の影が……。


 現代オカルトファンタジーな物語! いざ開幕!!
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