上 下
57 / 69

第五十七話 依頼

しおりを挟む

 決闘を終えた後、俺はリリア達と一緒に王宮に戻った。

 王宮に戻ると俺は応接室に通された。

 応接室の中にはバイヤル王国の国王がいた。

 まずは謝罪をして来たのだ。

 第1王子のことについて。

 俺は話を早く済ませたいのでそれを許した。

 その後に、バイヤル王国の国王が依頼について話し始めた。

 今回の依頼はある魔物の討伐だ。

 そして、今回の魔物は少し特殊で物理攻撃が殆ど効かないらしい。

 だから、俺が呼ばれたのか。

 魔法具を使った戦い方をしている俺に。

 バイヤル王国は生活用の魔法具は流通しているが戦闘用の魔法具は殆ど流通していない。

 そして、バイヤル王国は自分の肉体こそ最強の武器だと思われているからだ。

 まぁ、それは置いておいて、俺は依頼を受けた。

 それが俺がここに来た理由だし。

 リリア達をバイヤル王国の国王に任せ、魔物が潜んでいる場所に向かった。

 そこまでは魔法袋から魔導馬を取り出し、走った。

 魔導馬は普通の馬の倍ぐらい早い。

 だから、1時間ぐらいで到着した。

 到着した俺は魔導馬を魔法袋の中にしまい、魔銃と剣を取り出した。

 魔銃は左手に持ち、剣は腰に携えた。

 装備を終えた俺は到着した周辺を探索した。

 依頼の魔物を探索している最中に別の魔物が襲撃して来た。

 俺は剣を抜き、魔銃と剣を使って、倒した。

 魔物を倒してからまた探索を開始した。

 探索を始めてから、30分が経った。

 いた。

 今回の依頼の魔物だ。

 いたが、なんか少し違うな。

 よく観察してみるか。

 驚いた。

 こいつは変異種だ。

 アカザが喜びそうな素材だな。

 素材は全て俺が好きにして良いと言われているのでアカザに渡そう。

 俺は剣を魔法袋の中に仕舞った。

 そして、魔法袋の中から転移魔法に似た魔法具を取り出した。

 それを使うのと同時に転移魔法を使い、魔物の上に転移した。

 この魔物は弱点となる部分が3つあり、そこを的確に攻撃すると簡単に倒すことが出来る。

 魔物は上から落ちて来る俺に気付いていない。

 俺はしっかりと3つの弱点をしっかりと狙いヲ定め、引き金を引いた。

 魔力の塊は的確に魔物の弱点を撃ち抜いた。

 魔物は撃たれた場所から血を流しながら、地面に倒れた。

 それ以降、魔物は動くことは無かった。

 魔物を倒した俺は魔銃を魔法袋の中に仕舞った。

 倒した魔物を素材を魔法袋の中に仕舞った。

 魔法袋から転移石に似た魔法具を取り出した。

 それを使うのと同時に転移魔法を使用し、アカザのところに向かった。

 アカザに魔物を見せると興奮していた。

 そして、アカザは俺に礼を言い、魔物を解体し始めた。

 俺はアカザに一声掛けてから、転移魔法を使用し、さっきの場所に戻った。

 早めに狩れたので他の魔物を狩ろうと思っているとある魔法具が反応したのだ。

 俺は直ぐ転移魔法を使用し、ある場所に向かった。

 

 

 
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

ほろ甘さに恋する気持ちをのせて――

恋愛 / 完結 24h.ポイント:589pt お気に入り:17

ある工作員の些細な失敗

大衆娯楽 / 完結 24h.ポイント:2,016pt お気に入り:0

二番煎じな俺を殴りたいんだが、手を貸してくれ

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:589pt お気に入り:0

宇宙は巨大な幽霊屋敷、修理屋ヒーロー家業も楽じゃない

SF / 完結 24h.ポイント:255pt お気に入り:65

憂鬱喫茶

ホラー / 完結 24h.ポイント:468pt お気に入り:0

疲労熱

BL / 完結 24h.ポイント:525pt お気に入り:4

処理中です...