【完結】幼馴染と恋人は別だと言われました

「幼馴染みは良いぞ。あんなに便利で使いやすいものはない」

 大好きだった幼馴染の彼が、友人にそう言っているのを聞いてしまった。

 毎日一緒に通学して、お弁当も欠かさず作ってあげていたのに。

 幼馴染と恋人は別なのだとも言っていた。

 そして、ある日突然、私は全てを奪われた。

 幼馴染としての役割まで奪われたら、私はどうしたらいいの?

 

 サクッと終わる短編を目指しました。

 内容的に薄い部分があるかもしれませんが、短く纏めることを重視したので、物足りなかったらすみませんm(_ _)m

 

 
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