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未知の世界 

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正面から瑞樹を見つめるが…瑞樹は羞恥心からか、俺から顔を背ける…じゃあ…勝手にやるぞ…

瑞樹の股の間…そこを見据え、両手親指で少し左右に開く…。泡と…俺が指で中を解したせいか…ヒクヒクとひくつきながらも…俺のモノを迎え入れる準備ができているように見える…女のそこ…とはもちろん確かにまるで違う…けど…瑞樹の白い…ふとまたの間の…そこに…異常に…興奮してしまう…
俺はマジでどっか…おかしく…なったのかもしれない…

そもそも、同じ男の…こんなところに…本当に俺のこんなに固くなった…まあまあ…でかいの…入るのだろうか…痛くは…ないだろうか…?

ああ…でももう、…限界だ
    …我慢は無理…も、入れる…ぞ…

俺はもはや、頭でどうのこうの考えるより先に…その…俺をいやらしく誘う…その…瑞樹の秘部に…無言でグッと自身の先っぽを…あてがった。
力を少し入れただけで、ズブリ…先端部が…生暖かな窪みへ沈む…ようだ…ああ… ヤバ…

「あ…やっ…須賀くっ…待っ…あ…っ」

瑞樹が俺のわずかな侵入にのけぞりながら、身体を後ろに引こうとしたが、俺はそれを許さず、瑞樹を引き寄せ、力強く胸元に抱きしめる…ちっこいな…ほんと。

小さな身体の瑞樹は、当然…今更、逃げられるわけがない…っていうか…そもそも、ノコノコ俺の家に来た時点でわかってたことだろう…今更逃げるとか…変だ…。
こんな時だけど、ちょっとだけ内心で笑ってしまう。

いまだに抵抗しようとする身体を押さえつけるようにして抱き込みながら、さらに自身を埋め込んでいく…瑞樹のそこはグプグプと音が聞こえそうなほどに、濡れそぼり…俺を容易に中へ誘い込む…。

入った…かなり奥まで…

初めて入った瑞樹の中は…想像以上に締め付けがすごくて…キツくて…あったかくて…自身を動かすまでもなく、ただ入っているだけで気持ちが良くて…気を抜くと、達しそうになるのを、なんとかこらえながら…うめく。

「っくっ…キツ…は…ああ、何だこれ…やべえ…」
独り言のように余裕なく、呟く俺…

「あ…あ…須賀く…んっ、ああ…あ…んうっ…ん」
深く結合したまま…瑞樹が、白い頬を赤く染めて、喘ぐ…その、小さな唇を塞ぐ。

「んっ…う…んン…」

  ああ…ヤバい…なんだよ…コイツの中…
     やべぇ…あぁ…くっ…

俺は、瑞樹にキスをして、なんとか…紛らわしながら、あまりの快感に、目を閉じる…
 


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