死に戻り皇帝の契約妃〜皇帝の暗殺者として処刑された元宮女は寵妃として成り上がる〜

 帝国唯一の皇族――――皇帝アーネストが殺された。

 彼の暗殺者として処刑を受けていた宮女ミーナは、目を開けると、いつの間にか自身が働いていた金剛宮に立っていた。おまけに、死んだはずのアーネストが生きて目の前にいる。なんとミーナは、アーネストが皇帝として即位する前日へと死に戻っていたのだ。
 戸惑う彼女にアーネストは、『自分にも殺された記憶がある』ことを打ち明ける。

『どうか、二度目の人生では殺されないで』

 そう懇願し、拘束を受け入れようとするミーナだったが、アーネストの提案は思いもよらぬもので。

『俺の妃になってよ』

 極端に減ってしまった皇族のために設けられた後宮。金剛宮の妃として、ミーナはアーネストを殺した真犯人を探すという密命を受ける。
 けれど、彼女以外の三人の妃たちは皆個性的な上、平民出身のミーナへの当りは当然強い。おまけにアーネストは、契約妃である彼女の元を頻繁に訪れて。

『ちゃんと後宮に通ってる、って思わせないといけないからね』

 事情を全て知るミーナの元が心地良いのだというアーネスト。けれど、ミーナの心境は複雑で。

(わたしはアーネスト様のことが本気で好きなのになぁ)

 ミーナは現世でアーネストを守り切れるのか。そして、ミーナの恋の行方は――――?
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