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王道学園
豪華客船
しおりを挟むそれからというもの先輩にずっと横をキープされました
それはもうベタベタと触られながらずっと腰に手を回されてる状況でとかどんな拷問だ
キツイなぁ
それもこれも先程の言葉に真実味を持たせるためだとかほざいてた
目立たないように真っ黒の服にしたのに意味ないじゃんか
しかも他の生徒にも注目されてるし最悪だね
「シロ先輩、まじでこれどうにかなんないです?
俺、そろそろ限界近いんすけど」
「無理させちゃいけないし、部屋で休もうか」
わざと周りに聞こえるように少し大きめの声で言う先輩
まじで勘弁してくれ
「せっかく、折角ここまで来たのに散々だ!
俺はここで部屋にいるんじゃなくて男達の絡みを!
妄想の糧を探しに泣く泣くやってきたと言うのに
なんとゆうことだ!!!!」
嘆き悲しんでる俺を見て反対にどこか愉しそうな先輩
クソっ、それもこれも先輩のせいだ!
この鬼畜ドS野郎め!!!!
外に出る=先輩がついてくる
なんならさっきので注目されすぎて1人で出たら刺されるかも
悪循環すぎる、なんという地獄
「はぁーあ」
「あお、ほんとにここに何も無いと思ってんの?」
「へ?」
「オレが考えもなしにここに来るはずないでしょ」
そう言ってニヤッと妖しく笑う美しい顔がそこにあった
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