空野千歌は歌いたい ~クラスで一番地味な彼女が、音痴な口パク地下アイドルだった件~

俺はある日偶然訪れた地下アイドルのライブ会場でクラスメイトを見つけてしまった。
彼女の名前は空野千歌。
クラスで一番地味な女の子……のはずがどうしてこんな所で千歌アイドルをやってるの!?
クラスで見る姿とは全く違う輝く笑顔の彼女だけど、なぜか口パク。
「わ、私。音痴なの!? だから歌は禁止されてて」
翌日学校で無理やり空野千歌に引きずり出された俺は、そんな彼女のカミングアウトを受けてしまった。
「じゃあ俺がお前を歌わせてやるよ!」
これは、歌が大好きだけど音痴で歌えない女の子と、歌わせたい男の子の始まりの物語。
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