転生少女は魔法の世界を『漢字』の力で生き抜きます
プリムローズは火属性至上主義の伯爵家の娘。
鑑定の儀式で属性不明の謎能力が出てしまったために、深い森へと捨てられてた。
「火属性が使えないゴミは我が家の血筋に相応しくない。森で魔物の餌にでもなっていろ」
「は? ふざけんな」
絶体絶命の瞬間、前世の日本人女性としての記憶が蘇る。
覚醒したのは、文字の意味を事象として引き出す前代未聞の「漢字」の力だった。
一発『殴』れば巨熊が吹き飛び、『爆』の一文字で爆弾の出来上がり。
『火』で燃やし、『凍』で冷凍肉を作り、『速』く動いて『刃』を振るう……。
数々の漢字を使いこなして、危険な森を生き抜いていく。
「漢字一文字だけじゃなく、熟語もいけるかな?」
「四字熟語といえば『焼肉定食』よね」
捨てられ令嬢の漢字サバイバルが幕を開ける。
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