異母姉のところへは戻りません。貴方の思いやりは、あたしには単なるおせっかいです。

貴族の家を乗っ取ろうとした両親と、なぜかその理不尽に黙って従い続けるマゾ(?)の異母姉から逃げ出したあたしは、別の大陸へ渡った。

それから7年。
ようやく居場所を見つけたあたしは、相棒と共に美容院を開こうと忙しい日々を送っていた。

そんなある夜、突然、手練れたちに襲撃される。
襲撃犯の首領は、異母姉の夫である侯爵だった。

とっくに縁を切ったはずなのに、どうしてここまで追ってくるのか、あたしにはさっぱりわからない。
だがその後、異母姉本人まで押しかけてきて、あたしは彼女と再会することになる。

――あの人は今でも、あたしを「正しい場所」に連れ戻せると思っているのだ。


この作品は以前投稿した『お姉様が大嫌いだから、評判の悪い侯爵様のところへ嫁に出してやりました』の続編的な作品ですが、単品として読めるように書いてあります。
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