最果ての魔女と溶けない氷のスープ

不治の病「氷呪病」に冒され、余命いくばくもない青年騎士アラン。

彼は最後の望みをかけ、どんな病も治すという伝説の秘薬を求めて「最果ての森」を訪れる。

しかし、そこにいたのは大魔女などではなく、人々に疎まれひっそりと暮らす臆病な少女リリアだった。

リリアは秘薬など作れないと告げるが、彼女が作る不思議な料理には、人の心を温め、僅かながら治癒の力があることをアランは知る。

アランはリリアに願い、一つの特別なスープを共に作ることを提案する。

それは、決して溶けることのない氷を溶かすという、伝説のスープだった。
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