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After Story
また!?
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4月2日、今日は僕の誕生日です。ついこの間アルの誕生日だったと思ったんだけど、最近なんだか時間の経過が早い気がします。気のせいかな? ま、いっか。
朝目が覚めて着替えさせてもらってから部屋へ行くと……
「……?」
えっ、と……おかしいな、僕夢でも見てるのかな? なんだか……その、うん。部屋が狭くなったなって。いや、本当に狭くなってるわけじゃないよ。ただ、ね……
なんですか、このプレゼントの山は!? 新婚旅行の時のBBQでみたお肉の比じゃないくらいに立派な山脈を築きあげていますよ。
「全て中に危険物がないことは確認済みでございます。あちらから順に両陛下、王太子殿下並びに妃殿下、ラシルド殿下、ドラゴスニア王太子殿下並びに妃殿下、リゼンブル辺境伯家の皆様、神殿長、騎士一同、神官一同でございます。こうなることは予想済みでしたので私からはこちらの1点のみを。アルバスからのものは騎士からの山に突っ込んでいます」
「あ、ありがとう」
そんな爽やかに言われてもあまりにも凄すぎてどんな反応をしていいのかわかりません。 僕は全く想像してなかったよ。
「俺からは夜に渡す。直接渡したいからな」
「う、うん」
あの山にダグからのが入っていないなんて……! 確かにリディアが出した名前の中にダグの名前なかった、ね。ダグが一番多そうなのにまだ別に……僕の部屋にしまいきれるのかな……溢れそうだよ……
昨日レイがニヤニヤ笑いながら今日休んでいいって言ってたのこれがあったからかな。たしかにこの量は開けて確かめるのに丸一日かかりそうだよ。誕生日は休みなんて制度なかったはずなのになんでと思ってたけどお休みもらっててよかったです。
朝ごはんを食べたら山脈の開拓に取り掛かります。お礼もしなくちゃだから早めに確かめてしまわないと……!
まずはロイとアルからのかな……いや、なんだかものすごいものが出てきそうだから後回しにしよう。先に神官さんと騎士さん達からのものを開けよう。
「包装で手を切らないようにお気をつけくださいね」
「……うん」
僕、ついにそんなことまで心配されるまでになったのか……リディアの過保護度増してる気がするのは気のせいじゃないと思う。そろそろハサミを使わせてくれなくなるんじゃないかな。私にお任せくださいって取り上げられそう。
まずは神官さんからのものを1つ開けてみると、真っ白な生地に銀糸で刺繍された神官さんが着ているようなローブが入っていた。
「綺麗! ね、ね、似合う?」
「よくお似合いですよ。ユキ様の美しい御髪がよく映えます」
えへへ、今度これ着て神殿に行こっと。なんだかこれ着て行ったら神官さんの中に紛れられそう! 真っ白だから汚しちゃわないように気をつけます。
他にもノートにインク、スカーフに革靴、それから綺麗な石だとかがたくさん入っていました。ちなみに石は魔石だそうです。僕なら何か出来るんじゃないかってことらしいよ。……こんど魔法具作れないか試してみようかな……確か石の保有する魔力と自分の魔力を同調させて魔法を込めるんだよね……無機物にもともと込められている魔力って質が複雑で、完全に同調させるのが難しいからこそ魔法具を作るのは難しいって言われてるんだよね。落ち着いて魔力を探ればいけるかな……よし、絶対に試そう。
お次は騎士さん。騎士さん達からのプレゼントからはびっくり、僕サイズの騎士服が出てきました! なになに、もしかして僕騎士に勧誘されてるの? あれ、そうなると神官さんからのローブももしかして勧誘されているとか……? い、いや、そんなことはない、と思う……! この騎士服はあれだよ、ダグとお揃いの服を着るっていう楽しみを与えてくれただけだよ。
……ダグとおそろい。騎士さんありがとう!! 僕これすっっっごく嬉しいです!!
「リディア着替えさせて!!」
「かしこまりました」
わーい!! ダグとお揃い!!
ピシッとした詰襟の騎士服は僕が着るとなんだか七五三感がしたけど問題ない! だってダグとお揃いだもん! 姿見の前で一回転し、全身見てみても紛れもない騎士服。ブーツも騎士モデル! テンション上がっちゃいます!
「ご苦労様です、ダグラス隊長!」
「くく、随分と可愛い騎士だな? 今度1日騎士体験でもしてみるか?」
「具体的に何をするの?」
「剣を持たせるわけにはいかないし、ましてや新人がやるような雑用は以ての外だしな……見回りでもしてみるか? その後俺と訓練はどうだ?」
「ダグの訓練……」
ふとよぎったのはあの鬼のような訓練風景。僕、あれについていける気はまったくもってないのですが……そもそも僕剣持てないよ。
「ユキに怒鳴ったりしないさ。魔法の軽い打ち合いか模擬戦くらいでいいだろう」
「それダグはまったく攻撃してこないやつじゃん」
怪我したらダメだからって、魔法の練習をするときはいつも僕が魔法をうつだけになるの。だから防御の練習をしたくても出来るのは攻撃の練習だけになる。アルバスさんなら攻撃してくれるかなぁ……
「少しは攻撃もしよう。それならいいだろう?」
「まぁ、まったくないよりは……」
「決まりだな。また今度ユキが休みの日にでもやってみよう」
「うん」
1日騎士体験、ちょっと楽しみです。それにしても騎士服ってかっちりしているようで動きやすいんだなぁ……まぁ身体を動かしてなんぼな職業だから制服が動きやすくて当たり前かぁ。動きにくい制服にしていざという時に動けませんでしたじゃ話にならないもんね。楽なので今日はもうこの格好でいようと思います。
残りはお酒にグラスに香油にベビードールに……ん? ちょっと、これ絶対アルバスさんだ!! もうもうもう、普通にダグの前で開けちゃったでしょ! これの存在を知ったダグは絶対僕に着せようとしてくるよ……うぅ、なんで3着もあるのさぁ……
「リディア、アルバスさんにお返ししておいてね」
「かしこまりました!」
やだなぁ、リディアったらそんなイキイキしないでよ。僕はお返しって言ったんだよ。仕返しじゃなくてお返しって。仕返しじゃなくてね!!
……まって、まだこういうプレゼント渡してきそうな人が残ってるぞ……
嫌な予感がしながらもその人からのプレゼントをそっと開いてみると……
「やっぱり……! お義兄さんのバカ……!」
「……すまん」
というか前回より酷い……何これ、もはや何のためにこれを着るのっていうくらい布の面積狭いんだけど……完全に紐だよ……リディアさん、僕はこれは完全に危険物だと思います。僕の心の平穏の為にもこれは返却して欲しかったです。
「僕これは絶対着ないから!!」
「それを見た時のユキ様の反応が見たかっただけなので構いませんよ。そもそもそんなにも下品なものはユキ様に似合いません。その点アルバスのものは及第点ですね」
……似合う似合わないの問題かなぁ、これ。いや、この紐が似合っても嬉しくないけども。紐に似合うも似合わないもないと思います。ああ、色? 僕は赤い紐は似合う人は少ないと思うな。
「俺もユキにそれは着せたくない。送り返しておこう。兄上の嫁宛か父上宛か……どっちが兄上にダメージが行くだろうか」
「お義父さん宛がいいと思うなぁ。奥さんが可哀想だし」
僕がお義兄さんの奥さんの立場だったら、自分の旦那様が弟の奥さんに過激な下着を誕生日プレゼントに贈ってるなんて知りたくないもん。
「それもそうだな。父上に報告しておこう」
「うん」
前回もお義父さんに怒られたはずなのに、お義兄さんも懲りないなぁ……今回は前回よりももっとこってりと絞られるんだろうな。これ以上同じようなものを送ってくるようなら、お義兄さんが被虐嗜好を持っている説が浮上しちゃうよ。この先お義兄さんを見る目が変わっちゃうかもね。
朝目が覚めて着替えさせてもらってから部屋へ行くと……
「……?」
えっ、と……おかしいな、僕夢でも見てるのかな? なんだか……その、うん。部屋が狭くなったなって。いや、本当に狭くなってるわけじゃないよ。ただ、ね……
なんですか、このプレゼントの山は!? 新婚旅行の時のBBQでみたお肉の比じゃないくらいに立派な山脈を築きあげていますよ。
「全て中に危険物がないことは確認済みでございます。あちらから順に両陛下、王太子殿下並びに妃殿下、ラシルド殿下、ドラゴスニア王太子殿下並びに妃殿下、リゼンブル辺境伯家の皆様、神殿長、騎士一同、神官一同でございます。こうなることは予想済みでしたので私からはこちらの1点のみを。アルバスからのものは騎士からの山に突っ込んでいます」
「あ、ありがとう」
そんな爽やかに言われてもあまりにも凄すぎてどんな反応をしていいのかわかりません。 僕は全く想像してなかったよ。
「俺からは夜に渡す。直接渡したいからな」
「う、うん」
あの山にダグからのが入っていないなんて……! 確かにリディアが出した名前の中にダグの名前なかった、ね。ダグが一番多そうなのにまだ別に……僕の部屋にしまいきれるのかな……溢れそうだよ……
昨日レイがニヤニヤ笑いながら今日休んでいいって言ってたのこれがあったからかな。たしかにこの量は開けて確かめるのに丸一日かかりそうだよ。誕生日は休みなんて制度なかったはずなのになんでと思ってたけどお休みもらっててよかったです。
朝ごはんを食べたら山脈の開拓に取り掛かります。お礼もしなくちゃだから早めに確かめてしまわないと……!
まずはロイとアルからのかな……いや、なんだかものすごいものが出てきそうだから後回しにしよう。先に神官さんと騎士さん達からのものを開けよう。
「包装で手を切らないようにお気をつけくださいね」
「……うん」
僕、ついにそんなことまで心配されるまでになったのか……リディアの過保護度増してる気がするのは気のせいじゃないと思う。そろそろハサミを使わせてくれなくなるんじゃないかな。私にお任せくださいって取り上げられそう。
まずは神官さんからのものを1つ開けてみると、真っ白な生地に銀糸で刺繍された神官さんが着ているようなローブが入っていた。
「綺麗! ね、ね、似合う?」
「よくお似合いですよ。ユキ様の美しい御髪がよく映えます」
えへへ、今度これ着て神殿に行こっと。なんだかこれ着て行ったら神官さんの中に紛れられそう! 真っ白だから汚しちゃわないように気をつけます。
他にもノートにインク、スカーフに革靴、それから綺麗な石だとかがたくさん入っていました。ちなみに石は魔石だそうです。僕なら何か出来るんじゃないかってことらしいよ。……こんど魔法具作れないか試してみようかな……確か石の保有する魔力と自分の魔力を同調させて魔法を込めるんだよね……無機物にもともと込められている魔力って質が複雑で、完全に同調させるのが難しいからこそ魔法具を作るのは難しいって言われてるんだよね。落ち着いて魔力を探ればいけるかな……よし、絶対に試そう。
お次は騎士さん。騎士さん達からのプレゼントからはびっくり、僕サイズの騎士服が出てきました! なになに、もしかして僕騎士に勧誘されてるの? あれ、そうなると神官さんからのローブももしかして勧誘されているとか……? い、いや、そんなことはない、と思う……! この騎士服はあれだよ、ダグとお揃いの服を着るっていう楽しみを与えてくれただけだよ。
……ダグとおそろい。騎士さんありがとう!! 僕これすっっっごく嬉しいです!!
「リディア着替えさせて!!」
「かしこまりました」
わーい!! ダグとお揃い!!
ピシッとした詰襟の騎士服は僕が着るとなんだか七五三感がしたけど問題ない! だってダグとお揃いだもん! 姿見の前で一回転し、全身見てみても紛れもない騎士服。ブーツも騎士モデル! テンション上がっちゃいます!
「ご苦労様です、ダグラス隊長!」
「くく、随分と可愛い騎士だな? 今度1日騎士体験でもしてみるか?」
「具体的に何をするの?」
「剣を持たせるわけにはいかないし、ましてや新人がやるような雑用は以ての外だしな……見回りでもしてみるか? その後俺と訓練はどうだ?」
「ダグの訓練……」
ふとよぎったのはあの鬼のような訓練風景。僕、あれについていける気はまったくもってないのですが……そもそも僕剣持てないよ。
「ユキに怒鳴ったりしないさ。魔法の軽い打ち合いか模擬戦くらいでいいだろう」
「それダグはまったく攻撃してこないやつじゃん」
怪我したらダメだからって、魔法の練習をするときはいつも僕が魔法をうつだけになるの。だから防御の練習をしたくても出来るのは攻撃の練習だけになる。アルバスさんなら攻撃してくれるかなぁ……
「少しは攻撃もしよう。それならいいだろう?」
「まぁ、まったくないよりは……」
「決まりだな。また今度ユキが休みの日にでもやってみよう」
「うん」
1日騎士体験、ちょっと楽しみです。それにしても騎士服ってかっちりしているようで動きやすいんだなぁ……まぁ身体を動かしてなんぼな職業だから制服が動きやすくて当たり前かぁ。動きにくい制服にしていざという時に動けませんでしたじゃ話にならないもんね。楽なので今日はもうこの格好でいようと思います。
残りはお酒にグラスに香油にベビードールに……ん? ちょっと、これ絶対アルバスさんだ!! もうもうもう、普通にダグの前で開けちゃったでしょ! これの存在を知ったダグは絶対僕に着せようとしてくるよ……うぅ、なんで3着もあるのさぁ……
「リディア、アルバスさんにお返ししておいてね」
「かしこまりました!」
やだなぁ、リディアったらそんなイキイキしないでよ。僕はお返しって言ったんだよ。仕返しじゃなくてお返しって。仕返しじゃなくてね!!
……まって、まだこういうプレゼント渡してきそうな人が残ってるぞ……
嫌な予感がしながらもその人からのプレゼントをそっと開いてみると……
「やっぱり……! お義兄さんのバカ……!」
「……すまん」
というか前回より酷い……何これ、もはや何のためにこれを着るのっていうくらい布の面積狭いんだけど……完全に紐だよ……リディアさん、僕はこれは完全に危険物だと思います。僕の心の平穏の為にもこれは返却して欲しかったです。
「僕これは絶対着ないから!!」
「それを見た時のユキ様の反応が見たかっただけなので構いませんよ。そもそもそんなにも下品なものはユキ様に似合いません。その点アルバスのものは及第点ですね」
……似合う似合わないの問題かなぁ、これ。いや、この紐が似合っても嬉しくないけども。紐に似合うも似合わないもないと思います。ああ、色? 僕は赤い紐は似合う人は少ないと思うな。
「俺もユキにそれは着せたくない。送り返しておこう。兄上の嫁宛か父上宛か……どっちが兄上にダメージが行くだろうか」
「お義父さん宛がいいと思うなぁ。奥さんが可哀想だし」
僕がお義兄さんの奥さんの立場だったら、自分の旦那様が弟の奥さんに過激な下着を誕生日プレゼントに贈ってるなんて知りたくないもん。
「それもそうだな。父上に報告しておこう」
「うん」
前回もお義父さんに怒られたはずなのに、お義兄さんも懲りないなぁ……今回は前回よりももっとこってりと絞られるんだろうな。これ以上同じようなものを送ってくるようなら、お義兄さんが被虐嗜好を持っている説が浮上しちゃうよ。この先お義兄さんを見る目が変わっちゃうかもね。
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