婚約破棄された私ですが、隣国の王弟殿下に一目惚れされました
「アリシア・フォン・ベルモント。お前との婚約を破棄する!」
王宮の大広間に、第一王子エドワードの冷たい声が響き渡った。
煌びやかなシャンデリアの下、集まった貴族たちの視線が一斉に私へと注がれる。隣に立つエドワード殿下の腕には、淡い桃色のドレスを着た令嬢が寄り添っていた。男爵令嬢のミレーヌだ。
「理由をお聞きしてもよろしいでしょうか、殿下」
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