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・お兄ちゃんだって甘えたいんです(R18/誘い受け)
もっともっと※
しおりを挟むめまいのように視界が揺らめいて、我に返ったときには、熱くて熱くてしょうがない場所を優兄のなかにうずめていた。
「うわっ……んッ、あ、あはぁあーーーっ!!」
いつもならとてもキツくてしょうがない入口が、すんなりとオレを飲み込んでいく。よっぽど待ちきれなかったのだろう。
「優兄ったらここ沢山いじってたんだ……。ごめんね、すっごく待たせちゃって……」
「ぁん、……せん、ちゃ……」
オレの上で仰け反っている優兄は、自ら腰を回すように揺らしている。我慢しきれないらしい。
「やん、あぅっ、うあぁあん」
切なそうに喘ぎながらも、とろんとした表情がたまらない。
かわいくてえっちなところを目の前で見ている興奮たるや。
オレのほうからも潤滑油がたっぷり垂れている。その証拠に、ぐちゅ、ぬぽ、ぐちゅ、と泡立ちまじりの粘液の音がだんだん大きくなってきている。
「早くっ……早く、うごいてっ! もっと、もっとぉ……」
いつもは対面でぴったりと抱き合って深くまで繋がり合うけれど、今日の優兄はあまりにもエロくてなんだかもったいない。
オレはできる限りシーツに背中をつけて、騎乗位にしていく。
感じすぎてしょうがない優兄の身体のすみずみを脳裏に焼き付けようとした。
「せん、ちゃん……?」
兄はオレの支えを求めて両手を真正面めがけて伸ばすけれど、なにもつかめないことにすぐ気づいたようだ。
「大丈夫、ここにいるよ。下からいっぱい突いてあげる」
ささやきながら、優兄の白い胸を手のひらでなでた。心臓のちょうど上あたりに小さなホクロがある。
そこに手を当ててみると、ものすごくドキドキ鳴っているのが分かる。
優兄はそれを知られるのが嫌だと言いたげにオレに手のひらを重ねてくる。
かわいすぎてどうしたらいいんだろう、マジで。
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