僕の声を、君にだけ
どうしようもない僕の声で、君にだけ届く歌を。
誰にも届かないはずの声が、
たった一言で、心の奥に灯をともした――。
声を嘲られ、否定され、愛を知らずに生きてきた僕。
言葉を失い、生きることさえ諦めかけていた。
それでも、どうしても手放せなかったのは――君の声と、歌だった。
壊れた心が、優しさに触れて少しずつほどけていく。
触れられた温もりが、凍えていた世界を溶かしていく。
これは、出逢いによって運命を変えられた少年の、
愛と再生を描く、儚く切ない恋の物語。
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