夜叉の森
中部ペンクラブ文学賞 最終候補作。
一振りの刀に魅入られた一人の男。
その男こそ、世を騒がせる人斬りであった。
罪を犯した男は生まれ故郷の下野を出奔。
江戸で更なる罪を重ねた男は江戸からも出奔し、運命に導かれるままに夜叉の森へと足を踏み入れた……。
男は何故、罪を重ねていくのか。
男が愛した一振りの刀に刻まれた因縁、そして男の罪と悲しい過去の記憶とは?
夜叉神峠、般若の船、そして夜叉の森。時代小説三連作を合わせてお楽しみください。
一振りの刀に魅入られた一人の男。
その男こそ、世を騒がせる人斬りであった。
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こんにちは、アルファポリスでもよろしくお願いします。
右近は、妖刀に魅入られてしまったのですね。でもその素養があったからこそ、魅入られてしまったんだろうなと思います。
ところで、右近が深紅に染まった唇をどこで見たのか、夜叉一族の女が「お前(右近)を指した」状況とは何だったのか、どうにも思い出せません。『夜叉神峠』か『般若の船』で出てきたエピソードでしょうか。
いつもありがとうございます。
夜叉の女が出てくるのは「夜叉の森」の第一話、西海屋の火事を眺めている時です。
田鶴さんの質問を受けて、夜叉神峠でも登場させていたら面白かったかもと思いました。
夜叉神峠は同人誌を始めたばかりの頃の作品です。私にとっては執筆2作目。初めて挑戦した時代小説でもあります。
それぞれ書いた時期が違いますが、初版のままで掲載してます。
「般若の船」も読んで頂いている田鶴さんだからこそ、右近の素養について感じる所があったのだと嬉しく思っています。ありがとうございます。
今後とも末永く宜しくお願い申し上げます。
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