丁寧じゃない私を好きになって

「丁寧な暮らし」を完璧にこなす、憧れの先輩――。
周囲からそう見られている商品企画リーダーのアオイには、誰にも言えない秘密があった。

本当の彼女は、理想に追いつけず空回りばかりの、ちょっと不器用な29歳。

1万2千円の曲げわっぱ弁当も、キッチンの掃除も、全部「ちゃんとしている自分」でいたいだけだった。

そんなある夜、頑張りすぎた結果、キッチンを水浸しにしてしまう。

泣きながら助けを求めた相手は、職場の同僚・タクミ。

完璧な姿しか見せたくなかった彼に、散らかった部屋も、情けない自分も、全部見られてしまって――。

「完璧な人より、こうして疲れてるアオイさんのほうが好きです」

理想どおりじゃなくても、大丈夫。
肩の力を抜いたときに始まる、やさしい大人のラブストーリー。
24h.ポイント 306pt
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